映画『ソウ SAW』あらすじとネタバレ感想

ソウ SAWの概要:「saw(ソウ)」は、2004年製作、ジェームズ・ワン監督のサイコ・スリラー。「ソウ1」から「ソウ・ザ・ファイナル3d」まで7作作られており、ジグソウ役のトビン・ビルのみ全編出演。

ソウ SAW あらすじ

ソウ SAW
映画『ソウ SAW』のあらすじを紹介します。

サイコ・キラーのジグソウ(トビン・ビル)によって、ある密室に閉じ込められた2人。脱出か死ぬかのカウントダウンが始まった。目が覚めると、地下の汚い男子トイレに医師のローレンス・ゴートン(ケイリー・エルウィス)と写真家アダム(リー・ワネル)が軟禁されていた。何のためにここへ連れてこられたのか分からない。
2人は片足を鎖に繋がれ、自由に動くことができない。壁には、時計があり、10時20分を指していた。部屋の中央から少し離れた所に、頭を銃でぶち抜かれた男の死体。

足の鎖を外したい2人。アダムは、鍵を探すが見つからない。そして、ポケットを探すと、アダムと書かれたテープを発見!ゴートンのポケットにもテープが。2人は死体が持っていたテープレコーダーで再生してみることに。テープには、”お前はここで死ぬ!上手く逃げられるか?タイムリミットは6時だ!”というメッセージが吹き込まれ、ゴートンは自分の妻と娘にも危険が迫っている事を知ります。
だんだんと記憶を取り戻していく2人。ジグソウは、自分の手を汚さず、殺し合いで死に追いやるサイコ・キラーだった。5ヶ月前、ゴートン医師はタップ捜査官(ダニー・グローバー)と共に聞いた、ジグソウによって操られ、殺すことで生き延びた女性アマンダ・ヤングの証言を思い出す。彼女は、死体の胃袋の中にある鍵を取り出したらしい。彼女が死体と思っていた男性は、大量の睡眠薬で眠らされていただけだった。男の腹にはxの文字が!
おぞましいジグソウの犯罪。タップ捜査官と共に捜査をしていた、シン捜査官があと1歩のところで殺されてしまう。

ゴートン医師は、殺し合いを犯人に要求されるが、機転を利かせてアダムに死んだふりをさせて脱出を試みた。しかし、マジックミラーで2人は監視されていて犯人を容易にだますことができない。トイレのタンクに隠されていたノコギリで鎖を断ち切ろうとしたがそれもできなかった。
妻と娘を助けるために、ゴートン医師は自らの足を切断し、この密室を脱出した。アダムに助けを呼んでくるからと言い残して。そして、タイムリミットの6時。密室が開き、入ってきたのは、ゴートン医師が務める病院の雑役係ゼップ・ヒンドル(マイケル・エマートン)だった。彼は、ゴートン医師の妻と娘を殺ることができなかったと言いながらタイムリミットが来て、毒が全身に回り死ぬ。

それなら真犯人は誰なのか?震えるアダムの前で頭をぶち抜かれたはずの死体が動き出して・・・!アダムは、バスタブで溺れた時の事を思い出す。鎖の鍵は、既にバスタブの排水口に呑みこまれてしまっていた。

ソウ SAW 評価

  • 点数:75点/100点
  • オススメ度:★★★☆☆
  • ストーリー:★★★★☆
  • キャスト起用:★★★★☆
  • 映像技術:★★★★☆
  • 演出:★★★★★
  • 設定:★★★★★

作品概要

  • 公開日:2004年
  • 上映時間:103分
  • ジャンル:ミステリー、サスペンス
  • 監督:ジェームズ・ワン
  • キャスト:ケイリー・エルウィズ、ダニー・グローヴァー、モニカ・ポッター、リー・ワネル etc

ソウ SAW ネタバレ批評

映画『ソウ SAW』について、感想批評です。※ネタバレあり

密室型サイコ・サスペンスの傑作

「ソウ」を最初に見た時、ジグソウの風貌にどこかで見た覚えがあると思った。日本の映画「ライアーゲーム」のゲームマスターとよく似ているじゃないか。偶然かもしれないが、雰囲気とは似るもので、恐怖度は「ソウ」の方がはるかに怖い!

回想形式で語られる過去のジグソウの犯罪が緊張感と罪悪感を観る者に刻みつけます。自分の意思ではなく、サイコキラーの意思によって殺し合いをさせられるのが一番嫌でおぞましい。人の心理を逆手に取ったサスペンスであるといえます。

ジグソウは言う、”感謝してほしいくらいだ。こうして生きている実感を感じるだろう?”殺しの場面には、直視できないほど残虐なシーンも多い。もし、自分が巻き込まれてしまったら?人を殺してまで生きたいと思わないので自殺すると思います。

殺しの場面も痛いが、一番痛そうだと感じたシーンは、ゴートン医師が足を切断して逃げるところ。撮影では、ダミーの足を切っているそうなのでご安心下さい。そういえば、血少なかったよね。アダムが”やめてくれー!”と泣き叫んでいたのでより痛さを感じたのかも。

密室型サイコ・サスペンスで、なかなか犯人が分からないのも面白い。タップ捜査官は、ゴートン医師が怪しいとにらんでいたし、ゴートン医師は病院の雑用係ゼップが犯人だと思っていた。しかし、誰もがジグソウにはめられただけ。

回想シーンをじっくり見たまえ!必ず、犯人が写っているから。そう、犯人は、ゴートン医師の務める病院に通う患者ジョン・クレイマー(トビン・ビル)だった。最後のシーンで、自殺死体がむっくり起き上がった時、恐怖は最高潮になった。
ヤバイ!心臓が弱い人は絶対に観ないで下さい。

小道具の効かせ方と主役2人の演技から見えてくるもの

恐怖を増加させる小道具の効かせ方が上手い。小道具は、ノコギリ・録音テープ・再生デッキ・たばこ・銃・鍵などで、脱出に使えそうで使えないものばかり。唯一、拘束具を外す鍵は、アダムの努力むなしく排水口に消えてしまう。

密室に閉じ込められた2人の演技を見ていると、殺すことで対応するのではなく2人で協力して脱出しようと努力しているところに好感がもてます。他の殺人ゲームでは1人で他者を殺すはめに陥るのに何故なのか?

ジグソウのせめてものつぐないか?ジグソウも予想しなかったに違いない。また「ソウ」は低予算で作られており、脚本を書いているリー・ワネルがアダム役を演じているという点も見逃せない!

ソウ SAW 感想まとめ

シリーズ化によって少々マンネリ化してしまった点は残念だが、「ソウ」は意表をつく展開を見せるサイコ・サスペンスとして面白い。人の心理を逆手にとったストーリー構成と小道具、2人の芝居で魅せています。

残虐なシーンばかりについ目がいってしまうが、2人が協力して脱出しようとする緊張感あふれるシーンに注目して下さい。誰がジグソウなのか分からない不安感とラストの衝撃度はクセになります。ジグソウは一人で犯罪をおかしているかのように見せていますが、本当は共犯者がいるのでは?と気になります。

もしかすると、シリーズ全体を観ないと解決できない謎があるのかもしれません。回想シーンを注意深く観れば、犯人への手がかりがつかめます。恐怖より謎解きで熱い夏を乗り切っていきましょう。

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