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映画『スチュアート・リトル』あらすじネタバレ結末と感想

映画『スチュアート・リトル』の概要:原作がE・B・ホワイトの「スチュアート・リトル」と言う名の小説で、1999年のアメリカの映画である。ネズミを弟として迎えるリトル家のファミリーコメディであり、動物はCGにより描かれている。

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映画『スチュアート・リトル』 作品情報

スチュアート・リトル

  • 製作年:1999年
  • 上映時間:84分
  • ジャンル:コメディ、アニメ
  • 監督:ロブ・ミンコフ
  • キャスト:ヒュー・ローリー、ジーナ・デイヴィス、ジョナサン・リプニッキ、マイケル・J・フォックス etc

映画『スチュアート・リトル』 評価

  • 点数:85点/100点
  • オススメ度:★★★☆☆
  • ストーリー:★★★☆☆
  • キャスト起用:★★★☆☆
  • 映像技術:★★★☆☆
  • 演出:★★★☆☆
  • 設定:★★★☆☆

映画『スチュアート・リトル』 あらすじネタバレ(ストーリー解説)

映画『スチュアート・リトル』のあらすじを紹介します。※ネタバレ含む

映画『スチュアート・リトル』 あらすじ【起・承】

ニューヨークのセントラル・パークに暮らすリトル一家。
父のミスター・リトルと母のミセス・リトル、そして息子のジョージ・リトルは「ジョージの弟」なる者を求めていた。

リトル夫妻は児童養護施設に養子を考え訪れた際に、ネズミに「家族になるべき子は見ればわかる」と言う言葉を教えられ、そのネズミをジョージの弟として迎える事を決める。
迎えられたスチュアートは家や家族という物に感動するが、先住者の猫のスノーベルは面白くないし、肝心の兄のジョージは相手が人間で無いと分かりがっかりしてしまう。

スノーベルはスチュアートを地味にいじめていたがめげずにスチュアートは家族の一員となろうとする。
兄のジョージとは、リモコンでのヨットレースに参加し、ジョージの嫌がる相手を負かした事で意気投合。
次第に家族として認められるようになってくるスチュアートであった。

しかし、前々から面白くなかった猫のスノーベルは、野良猫のボス的存在に相談する。

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映画『スチュアート・リトル』 結末・ラスト(ネタバレ)

野良猫達は、「本当のスチュアートの家族が見つかった」と言う偽物家族計画を立て、リトル家にけしかけた。
本当の両親の所にいるのが自然と考えたリトル家の人々は後ろ髪をひかれながらもスチュアートを送り出した。

両親との新しい生活を夢見たスチュアートだが、何か違和感を感じ始めていた。
一方、偽物の家族と言う事実に気が付いたリトル家の人々はスチュアートが誘拐された様な物だと気が付き、探し始める。
スチュアート本人も偽物の親と気が付き、家に戻ろうと奔走を始める。

スチュアートは家に向かうまでに数々の危険をくぐり抜け、野良猫達からの攻防もかわし、紆余曲折しながら家までどうにか戻る事が出来る。

原因であったスノーベルともお互い分かり合う事が出来るようになる。
無事に家に戻る事が出来、きちんと弟として認められる事が出来たスチュアートは、これからやっと本当のリトル家の家族として、ジョージの弟として「スチュアート・リトル」となるのであった。

映画『スチュアート・リトル』 感想・評価・レビュー(ネタバレ)

映画『スチュアート・リトル』について、感想・レビュー・解説・考察です。※ネタバレ含む

重い問題を丁寧に

養子縁組問題と聞くと、少しテーマが重そうだが、人間でなく何故「ネズミ?」と言う疑問も然ることながら、全体的に「新しい弟を迎える誠意」で満ちている。
しかも、当の弟であるスチュアートを「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズで主人公を演じているマイケル・J・フォックスが演じている為、とても明るく積極的な人物像になっているので全く「重さ」「暗さ」が映画の中に無い。
ジョージ自身は、人間の弟では無いとがっかりはするのが自然だが、生物間の違いはあまり気にならない様な明るい前向きさや、家族として楽しく馴染み、生きていこうと言う積極性が観ている側にも伝わってくる。
ファミリーで観るにはなかなかのお勧めと言える。

ネズミゆえのアクション

ジョージの友人関係など、いじめっこ問題などをうまく丸める部分は、本当にネズミなのかと言いたくなるような良い仕事をするスチュアートだが、ライバルの様に家族関係を阻害しようとしてくるのが猫、と言う設定はさすが「ネズミ」が主人公なのを生かしている。
また、本当の親が見つかったといなくなってしまうのも、やはりどこか寂しい。
しかし、その様な生物間の違いも気にならない様な障害を乗り越えてこそ、本当の理想とする家族になれるのかなと言う気持ちや達成感を視聴者に齎してくれる。
ネズミゆえの小さい身体で、ラジコンカーの様に小さい乗り物に乗れたり、人間にとっては何でもない様な世界が驚異と感じるくらいダイナミックに映ったりと「ネズミ視点」からの世界も新鮮で楽しめる。


スチュアートがだんだん家族として受け入れられていく、優しい世界を堪能できる作品です。CGだと思えないほどリアルなネズミで、動きや表情も自然です。ライバルの飼いネコもいい味を出していますが、ネコは2作目以降の方がちょっとドジで憎めないキャラになっています。
最も印象に残るのはヨットレースのシーンです。小さいネズミならではの視点で描かれていて、普段気にも留めないことがダイナミックな描写になっているのが面白いです。(女性 30代)


子供向けの作品だと思われがちですが、養子縁組という簡単な言葉では片付けられない問題をとても優しく可愛らしく描いた作品なので、大人も楽しめると思います。
今作の脚本にはM・ナイト・シャマランが携わっていると言うのには驚きですよね。全体的には可愛いスチュアートの冒険物語なのですが、スチュアートを人間に置き換えてみると、新しい家族との関わり方や、慣れない場所での生活など辛く感じてしまうであろう出来事が、とても優しい雰囲気で描かれていて微笑ましく見ていられました。(女性 30代)

映画『スチュアート・リトル』 まとめ

スチュアートの見た目が「リアルネズミ」な雰囲気があるので、ネズミに苦手意識の無い人なら可愛さを持って楽しめる事が出来るはずである。
スチュアートを演じるのは、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズで主人公を演じているマイケル・J・フォックスなので、快活なイメージが終始溢れていて、明るく皆で観れる映画である。
また、動物達はCGにより描かれているので、アニメーションの様な雰囲気で気軽に観る事が出来る身近なファミリーコメディである。

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