映画『サマーウォーズ』のネタバレあらすじ結末 | MIHOシネマ

「サマーウォーズ」のネタバレあらすじ結末

サマーウォーズの概要:「おおかみこどもの雨と雪」、「バケモノの子」で有名な細田守監督の代表作。現代世界で問題とされている人工知能を題材とし、少年少女の精神的な成長を描いた名作。

サマーウォーズの作品概要

サマーウォーズ

公開日:2009年
上映時間:114分
ジャンル:ヒューマンドラマ、SF、アニメ
監督:細田守
キャスト:神木隆之介、桜庭ななみ、谷村美月、斎藤歩 etc

サマーウォーズの登場人物(キャスト)

小磯健二(神木隆之介)
数学が得意という特技以外は至って平凡な高校生。憧れの先輩、夏希に声をかけられ彼女の実家でバイトをする事になる。
篠原夏希(桜庭ななみ)
健二の先輩。曽祖母の誕生日会に婚約者を連れて行く事となり、健二を仮の婚約者として起用する。
陣内栄(富司純子)
篠原家を取りまとめる、夏希の曽祖母。人の為になる事を、という言葉を大事にしている。
陣内侘助(斉藤歩)
夏希が密かに心惹かれている男性。ラブマシーンの制作に関わった人物。

サマーウォーズのネタバレあらすじ

映画『サマーウォーズ』のあらすじを結末まで解説しています。この先、ネタバレ含んでいるためご注意ください。

サマーウォーズのあらすじ【起】

小磯健二はかつて数学オリンピックで、あと一歩で優勝というところまで迫った過去がある程の数学オタクです。しかし反対にその時優勝を逃してからというもの、どこか自分に自信をもてない性格になってしまいました。その特技以外は至って普通の高校生である小磯には篠原夏希という憧れの先輩がいました。そしてある日、その夏希から声をかけられた健二は舞い上がります。

さらに、健二は夏希にとあるバイトに誘われるのでした。しかしこのバイトというのがかなり突飛な内容で、夏希の婚約者のふりをして彼女の家族に会いにいく、というものでした。夏希の家は地元でも有名な歴史のある家で、夏希は曾祖母の誕生日会に相手を連れて来いと言われていたのでした。

半ば騙されて連れてこられた健二でしたが、夏希の家族の暖かい歓迎を受けてそのバイトを楽しみつつありました。その夜、突然健二の携帯に謎の数字の羅列が送られて来ました。数学が得意であると自負している健二は、その知識欲に飲まれその数字を解読、謎の相手に答えを送るのでした。

サマーウォーズのあらすじ【承】

満足感に浸りながら眠りについたものの、翌日起きてニュースを見た健二は愕然とします。ニュースでは昨日健二だけでなく多くの国民に同じ数字の羅列が届いた事を知らせていました。そして何とその数字の羅列はインターネット上に存在する仮想世界、OZの管理者用のパスワードを暗号化したものだったのです。

OZでは様々な現実世界とリンクしサービスを管理しており、納税や行政など、人々の個人情報を多く保持しています。健二がそのOZの管理者パスワードを解読し差出人に渡してしまったという事は、メールの差出人にそのアカウントに登録されている情報を全て渡してしまったという事に等しいのです。

さらに、そのメールの差出人は人間ではありませんでした。ラブマシーンという人口知能が突如暴走し、この一連の事件を引き起こしたのです。意思を持ったラブマシーンは手に入れた管理者パスワードでOZを乗っ取り、その情報やシステムを利用し現実世界に次々と影響を及ぼしていきます。

サマーウォーズのあらすじ【転】

人類はラブマシーンの暴走を阻止するべく総力を挙げ、一時的にラブマシーンを取りおさえる事に成功します。しかし圧倒的な頭脳に意思を持ち合わせてしまった人工知能は人間の手を逃れ、ラブマシーンはOZに登録していた多くの人々のアカウントを乗っ取ってしまいます。更に、ラブマシーンの企みが明らかになりました。

ラブマシーンは奪ったアカウントを利用し、小惑星探査機である「あらわし」を核施設に落とし未曾有の大災害を引き起こそうとしていたのでした。対策を練ろうにも、核施設は世界に500以上も存在し、ラブマシーンがどこを狙っているのか全く見当もつきません。

まさしく地球の危機、そんな中立ち上がったのが篠原家の人々です。篠原家には警察官や消防士といった正義感の強い人物ばかりが集まっており、曾祖母の指揮のもとラブマシーンに最後の戦いを挑むのでした。ラブマシーンがゲーム好きな性格である事を利用し、篠原家と健二は花札や格闘ゲームなど、様々なゲームでラブマシーンと戦いを繰り広げます。

サマーウォーズのあらすじ【結】

人工知能とのレベルの高い勝負を制し続けた一同は、その勝負の報酬として、ラブマシーンに捕らえられていた人々のアカウントの殆どを解放する事に成功します。しかし、憤慨したラブマシーンは元々核施設に落とす予定であった「あらわし」を、何と篠原家の真上に落とす事を画策するのでした。

そしてその墜落までもう時間がありません。絶体絶命と思われた一同でしたが、そこで健二が立ちはだかります。健二は持ち前の頭脳をフル回転させ、何と「あらわし」の落下地点を修正する事に成功するのでした。「あらわし」は篠原家の庭に墜落、直撃を避けた一同は九死に一生を得ます。

そして弱体化したラブマシーンはとうとう捕らえられ、この今までに前例のない大事件は何とか終焉を迎えるのでした。そして本来その場限りの仮の婚約者として連れてこられた健二と夏希の仲は急接近、本当の恋に芽生えるのでした。そんな2人を温かく篠原家の人々が見守りながら、ストーリーは幕を閉じます。

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みんなの感想・レビュー

  1. 匿名 より:

    細田守監督らしいソフトな描写タッチと美しい映像技術であった。本作品で最も注目すべきは OZ世界 のデザインであろう。
    CGを駆使して作られたこのデザイン。全体的な印象として、動物をモチーフにしたキャラクターのようなアバターやポップで鮮やかな色合いを使っていることで、明るく可愛らしい世界になっている。この世界に中央にいるのは、ネコのような顔とその頭の上に羽の生えた生き物のようなものが乗っている、なんとも奇妙なタワーである。
    劇中ではオープニングからこの世界が当然のように出てくるので、一瞬「何の映画見てるんだっけ??」と思ってしまう。あっという間に過ぎていくシーンをコマ送りにしてみると、意外なところにひっそりアバターが居たり、細かいこだわりが見えてきますよ!

  2. 匿名 より:

    「ムコ殿」(2001)や「Dr.コトー診療所」(2003)で子役俳優として一躍有名になった神木隆之介くん。

    神木くんは俳優としてだけでなく、声優としても幼い頃から活躍していました。
    「千と千尋の神隠し」(2001)では ”坊” の声を、「ハウルの動く城」(2004)では “マルクル” の声を担当しています。知っていましたか?

    その後も、「借りぐらしのアリエッティ」(2010)や「とある飛行士への追憶」(2011)などなど、現在でもマルチに活躍しています。

    神木くんの穏やかでツヤのあるゆったりした声は、ちょっと自信なさげな男子や草食系男子の声にぴったりです!

    全部の作品を聞けば、神木くんの声変わりがわかりますよ!

  3. 匿名 より:

    OZ というバーチャル世界はすばらしいシステムである。現在、インターネットが普及し、ネットショッピングやスカイプなど、インターネットがない時代に比べて飛躍的に便利になっています。しかし、いまの状況は1つ1つのシステムが連携しているのではなく、個々のビジネスとして存在していると言えます。

    OZ はそれぞれのシステムを統合した1つの世界であり、その魅力はアバターという自分の身代わりがその世界で生きていることです。アバターが代わりとなって、納税などの公的な手続きや貿易取引も可能であり、我々が現実世界で手を煩わせている作業を簡略化しています。

    ただし、こういうシステムを構築する際に問題となるのは、本作品でも物語の核を握る、ハッキングです。複雑なシステムになればなるほど、安全性を保つことは難しくなります。つまり、「サイバー攻撃」に対する対策が十分にないといけません。
    現在、日本の独立行政法人情報通信研究機構が”DAEDALUS”(ダイダロス)というシステムを構築しました。これは、組織のネットワークにおいてサイバー攻撃を検知し迅速に対応するものです。

    このように安全性を保つシステムの技術が向上していけば、”リアルOZ世界”も実現可能なのでしょう。我々、一般市民としては早くより便利な世界になって欲しいものですね。