『ティンカーベル』あらすじ&ネタバレ考察・ストーリー解説

名作『ピーターパン』に登場する妖精ティンカーベルを主人公にしたスピンオフシリーズの第1作目。全4部作で、ティンカーベルの冒険と成長を描く。監督はブラッドリー・レイモンド。

あらすじ

ティンカーベル』のあらすじを紹介します。

ネバーランドにあるピクシー・ホロウには、たくさんの妖精たちが暮らしていた。ある日、人間界の赤ちゃんの笑い声がピクシー・ホロウまで届き、女の子の妖精が誕生した。彼女はクラリオン女王にもの作り(ティンカー)の才能を認められ、ティンカーベルと名付けられる。彼女は道具の作成や修理を仕事にすることになった。

自然が季節ごとに姿を変えるのは妖精の仕業だ。妖精たちは近々人間界に春を届けに行くことになっており、ティンカーベルも楽しみにしていた。しかし、クラリオン女王から、もの作りの妖精は人間界に行くことができないことを告げられる。頑張って才能を変えようとするも失敗を繰り返した挙句、春を届けるために必要な道具を全て壊してしまう。

評価

  • 点数:60点/100点
  • オススメ度:★★★★☆
  • ストーリー:★★★★☆
  • キャスト起用:★★★☆☆
  • 映像技術:★★★★☆
  • 演出:★★★★☆
  • 設定:★★★★☆

作品概要

  • 公開日:2008年12月23日
  • 上映時間:79分
  • ジャンル:ファンタジー
  • 監督:ブラッドリー・レイモンド
  • キャスト:メイ・ホイットマン、クリスティン・チェノウェス、レイブン・シモーネ、ルーシー・リュー、アメリカ・フェレーラ etc…

ネタバレ考察・ストーリー解説

『ティンカーベル』について、2つ考察・解説します。※ネタバレあり

可愛らしいお伽話

アメリカではOVAとして販売された本作ですが、日本では劇場公開されました。なんでやねん!商魂たくましいディズニーらしい……。

話はお伽話みたいな話で、状況を打開するためには自らの才能を活かすことが必要ですよ、というのがテーマらしいです。ターゲットが子供だけのアニメですから、いいんじゃないですか。正直、別の要素も欲しいですけどね。本作の脚本家はクレジットされていなかったので、文句をいう相手がわからないのが残念。

これまで「ピーターパンに出てくるウザい妖精」だと思っていたティンカーベルの仕事や運命を知ることができたという点では観て良かったです。もの作りの妖精は人間界に行けないという理由がいまいちよくわからないのも残念ですが、お伽話に文句をいうのはあまりいいことではありませんからね。良しとしましょう。

アニメーションが凄い

本作のアニメはOVA作品としてはかなりレベルが高いんじゃないでしょうか。3DのOVAなんて観たことがないから比べられないけど、ディズニーの長編アニメとあまり変わりませんでした。2Dアニメに慣れている私は未だに戸惑うことが多い3Dアニメですが、妖精の羽のはばたきは観ていて楽しかったですね。良質なアニメーションは、絵の動きだけで観客を喜ばせてくれます。という点で、本作は良質なアニメといえる……いや、ディズニーだから当然なのかもしれないです。普通のディズニー作品ということにしておきましょう。

まとめ

ディズニーの商魂たくましい姿をまざまざと見せつけられてしまいました。人気キャラクターのオムニバスを作れば儲かるんじゃね?という魂胆だろう!つまらなくはないけど、脚本に時間かければもっと面白くなったような気がします。本作で儲けた金をしっかり活かしているのであれば問題無いですけど、ディズニーランドの補修に使ってたら怒るぞ!とはいえ、ティンカーベル好きにはたまらない80分なのでしょうし、お伽話ですから、あまり文句は言えませんね。

ところで、ディズニーは片手間でこのレベルのアニメーションを制作してしまうんだなぁと思うと、ぞっとします。ジブリ美術館で上映されている短編アニメも凄いけど、3Dだとかかる手間が段違いでしょう。資本の力って凄いなあ。

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