映画『トランスポーター』のネタバレあらすじ結末 | MIHOシネマ

「トランスポーター」のネタバレあらすじ結末

トランスポーターの概要:ジェイソン・ステイサム主演、リュック・ベッソン製作・脚本のカーアクション映画。闇の世界で働く、最強のプロの運び屋を描き、続編2作のほかTVドラマやリブート作品も製作されている。

トランスポーターの作品概要

トランスポーター

公開日:2002年
上映時間:93分
ジャンル:アクション
監督:ルイ・レテリエ、コリー・ユン
キャスト:ジェイソン・ステイサム、スー・チー、マット・シュルツ、フランソワ・ベルレアン etc

トランスポーターの登場人物(キャスト)

フランク・マーティン(ジェイソン・ステイサム)
闇の世界で働くプロの運び屋。自慢の愛車で依頼されたものは何でも運ぶ。依頼に関して、①契約内容を厳守、②依頼者の名は聞かない、③依頼品を開けない、という厳格なルールを課している。特殊部隊出身で、運転だけでなく格闘能力も超一級品。
タルコーニ警部(フランソワ・ベルレアン)
ニース警察の警部。謎の運び屋がフランクではと疑っているが、証拠をつかめずにいる。飄々とした性格で、かなりの食通。
ライ・クワイ(スー・チー)
フランクが依頼された鞄に入れられていた、中国人の女性。タンカーで運ばれてくる人身売買被害者たちを救うため、フランクに協力を頼む。父親が人身売買を行った張本人。
クワイ氏(リック・ヤン)
ライの父親。人身売買を主導しており、400人の中国人をタンカーで輸送中。冷酷な人物。
ウォール・ストリート(マット・シュルツ)
フランクにライの入った鞄の輸送を依頼した人物。クワイ氏とともに人身売買に関わっている。

トランスポーターのネタバレあらすじ

映画『トランスポーター』のあらすじを結末まで解説しています。この先、ネタバレ含んでいるためご注意ください。

トランスポーターのあらすじ【起】

フランク・マーティンは闇の世界で働くプロの運び屋だ。凄腕のドライビング技術と元軍人の戦闘能力でどんな依頼品でも運び、「①契約の厳守、②依頼人名は伏せる、③荷物は開けない」の3原則を自らに課している。今日も銀行強盗3人という積荷を無事約束の場所まで送り届けた。

フランクはニースにある自宅で愛車の整備をしていた。そこへニース警察のタルコーニ警部がやってくる。銀行強盗の共犯者として、フランクのものと同じ車種の車の持ち主を探していたのだ。フランクはナンバープレートを変えていたため、その場を切り抜ける。

フランクに新たな仕事が舞い込んできた。荷物は大きな鞄1つだったが、車がパンクしてしまい、荷物が動いているのに気づいてしまう。気になったフランクは、つい「荷物は開けない」というルールを破って鞄を開けてしまう。そこに入っていたのは、中国人の女・ライだった。フランクは彼女に飲み物を飲ませてやるが、ライはトイレを装い脱走を図る。フランクはライを捕まえたが、警官に見咎められ倒してしまう。フランクは警官を乗せ目的地へ向かった。

トランスポーターのあらすじ【承】

依頼人のウォール・ストリートに鞄を引き渡したフランクは、帰りに別の荷物を依頼される。しかし途中休憩を取っている間に、車が爆発してしまった。ウォール・ストリートはフランクを殺そうとしていたのだ。フランクは屋敷に殴りこみをかけ、車を盗んで逃走する。しかしそのトランクにはライが忍び込んでいた。仕方なくフランクは彼女を家に連れ帰る。

フランクが元軍人だと知ったライは、翌朝かいがいしくマドレーヌを焼いて取り入ろうとする。そこへタルコーニ警部がやってきた。フランクの車が爆発した状態で見つかり、中から警官の死体が出てきたからだ。フランクとライは、車を盗まれライがヒッチハイクで拾ったという嘘でかわす。タルコーニ警部は引き上げたが、ウォール・ストリートの手下が復讐のため自宅を襲撃する。2人は隠し通路から逃げ出したが、自宅は大破してしまった。

フランクとライは自分の仕事については伏せたまま、タルコーニ警部に相談する。タルコーニ警部が席をはずした隙に、ライがデータベースからウォール・ストリートの素性を割り出した。ライは400人の中国人が、人身売買のためコンテナで運ばれてくると訴える。自分の家族も中にいるのだと助けを求められ、フランクは仕方なく救出に協力することにする。フランクたちが警察を出た後、タルコーニ警部はパソコンのデータからウォール・ストリートのことを知る。

トランスポーターのあらすじ【転】

フランクとライはウォール・ストリートのオフィスに乗り込む。しかしそこにいたのは、ライの父・クワイ氏だった。ライは本当に人身売買から人々を助けようとしていたが、家族がコンテナに乗っているというのは嘘で、クワイ氏も人身売買に一枚噛んでいたのだ。フランクは殺されそうになるが、そこへタルコーニ警部がやってきた。ウォール・ストリートはフランクが恐喝に来たのだと嘘をつき、タルコーニ警部がフランクの身柄を預かる事となる。

タルコーニ警部はフランクの嘘に気づいていた。フランクは真実を話し、人身売買について聞いた事を打ち明ける。タルコーニ警部は自分が人質になったふりをしてフランクを逃がし、港へ向かう。フランクは自分のボートに乗り込み、コンテナが運ばれた港へ向かった。

フランクはコンテナを探すが、彼に気づいたクワイ氏とウォール・ストリートは、嫌がるライを連れて、コンテナを積んだトラックとともに出発してしまう。フランクは手下たちを倒しぼろ車で後を追うが、エンストしてしまった。

トランスポーターのあらすじ【結】

フランクは農薬散布のためのプライベートジェットを見つけ、パイロットにトラックの上まで乗せてもらう。パラシュートでトラックに飛び乗ったフランクは、トラックを奪い取る。すぐ後ろにはクワイ氏たちの乗る乗用車が走っていた。ウォール・ストリートがトラックに乗り移り、フランクを突き落とす。しかしフランクはトラックの下にしがみつき、もう一度運転席を狙う。死闘の末、ウォール・ストリートはトラックの下敷きとなる。

トラックを奪ったフランクはトラックを止めたが、追ってきたクワイ氏に銃を突きつけられる。クワイ氏は運転手に、ライがおかしなまねをしたら撃ち殺すよう言い残し、フランクをがけに連れて行く。

車のほうでライの叫び声と銃声が聞こえた。クワイ氏はライが自分を理解してくれなかった事に失望するが、再びフランクに銃を向ける。銃声が響くが、倒れたのはフランクではなくクワイ氏だった。ライがクワイ氏を撃ったのだ。タルコーニ警部たちも駆けつけ、フランクたちはコンテナから中国人を救い出した。

トランスポーターの解説・レビュー

生身のアクションを繰り広げるジェイソン・ステイサムの出世作

「ザ・ワン」でジェット・リーと共演し、アクションスターとしての地位を得たジェイソン・ステイサム。本作でも生身で次々とアクションシーンを繰り広げ、世界的なヒット作品へと押し上げた。本作以降主演作も数多く、現在まで活躍が続いている。

元々ジェイソン・ステイサムは水泳の飛込競技の選手であり、イギリスの代表チームに選抜されたほどの実力の持ち主だ。抜群の運動神経で、迫力あるアクションシーンをこなしている。スタントはなるべく使わないのが彼の信条で、「可能な限り自分で演じ、その緊迫感で表現できることが大事だと思う。」と述べている。
このように主演自らの、まさにギリギリのアクションが一助ともなり、素晴らしいエンターテインメント作品に仕上がっている。

ベッソン脚本の魅力的なキャラクター設定

潔癖症であり、自らに厳しいルールを課すなど、くせのある主人公フランク・マーティン。そんなキャラクター設定が見事にストーリーに活きていて、シンプルながら面白み満載の脚本となっている。

自らのルールを破ったことによって、自らを律しようとするフランク。愚痴を吐く姿が切れたアクションを繰り広げる姿とは対照的で、思わず笑いを誘う。そんなキャラクター設定が好評を得、続編も製作されていく。
タルコーニ警部はレギュラーキャストとなり、フランクの良きパートナーとして2作目・3作目にも登場する。ファンとしても嬉しい限りだ。

スー・チー演じるヒロインはステレオタイプの女性だが、チャーミングに演じている。フランクを惑わす色気をまとって、画面に華やかさを添えている。
悪役はキャラクター設定が今一つなのが残念だ。できれば、フランクとは違うこだわりが欲しかった。

トランスポーターの感想まとめ

冒頭、銀行強盗を運ぶ主人公の迫力あるカーチェイスシーンから始まるこの映画。全編にわたって、爽快なアクションが満載である。

ステイサムによる銃撃のシーンは少ないものの、生身のアクションが迫力満点で観ているこちらが圧倒されるものばかりだ。フランクの自宅襲撃シーンではマシンガンで礫のように狙撃され、銃弾をくぐりぬけながら主人公たちが逃げる姿はドキドキして目が離せない。港におけるクライマックスでは、ステイサムが上半身裸になってまで、生身のアクションを息つく間もなく繰り広げる。

世界的大ヒットとなった本作のおかげで次々続編が作られているので、機会があれば共々ご覧頂き、トランスポーター“フランク”の魅力をとことん堪能して欲しい。ストーリーに重厚さは無いが、スカッとした気分を味わいたい時にはお薦めの作品。

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