映画『ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!』あらすじネタバレ結末と感想

ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!の概要:人気アニメによる映画。発明家のウォレスと彼の相棒の犬グルミットは、巨大野菜コンテストに向けうさぎの駆除に奮闘する。しかしウォレスの発明品が思わぬトラブルに発展してしまう。

ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ! あらすじネタバレ

ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!
映画『ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!』のあらすじを紹介します。※ネタバレ含む

ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ! あらすじ【起・承】

便利な発明で街の人々にも頼りにされていた、発明家のウォレスと、相棒の犬のグルミット。最近野菜畑を大いに荒らすうさぎ達に人々は頭を悩ませていた。

ある日、トッティントン家より電話依頼を受けたウォレス達は彼女の家を訪れる。
うさぎが畑を荒らしまわっていて、すぐ来てどうにかして欲しいと言うのだ。同じく彼女に恋心を抱くヴィクターも、うさぎ退治の為に彼女の家を訪れる。しかしヴィクターの方法は銃による狩猟。乱暴な方法は好まない彼女はやんわりと諭す。

豪邸に着いたウォレス達だが予想以上のうさぎ達の繁殖力に呆然し、秘密兵器を取り出す。
銃を向けられたうさぎだが、ウォレスのうさぎ吸引器により捕獲される。
うさぎと一緒になって吸引されたヴィクターは、かつらも一緒に吸引された事を怒りながら去っていく。
うさぎの野菜好きは本能だから仕方ない、と言うセリフで閃いたウォレスは、発明品の「心コントローラー」で、自身の野菜嫌い、と野菜好きを入れ替えようと試みる。
うさぎと心を入れ替える事に成功したウォレス。

ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ! あらすじ【転・結】

コンテストに向け野菜を丹精していたグルミットや町民達。野菜をお供えして豊作を祈ろうとした神父だが怪しい影に襲われ失神してしまう。教会の窓から逃げた影は次々と野菜畑を襲うのであった。

警報機の目玉の点滅によって起きたしっかり者のグルミットは、野菜大虐殺と書かれた新聞をウォレスの前に差し出す。
畑を荒らされた事で憤慨した町民達に、ガードを頼んだはずなのにと責められるウォレス。

興奮した神父は「大きなうさぎ男の仕業だ」と慄くが、銃声と共に現れたヴィクターにより一度静まる。しかし殺生を好まぬトッティントン家により、ウォレスは罠を仕掛けることを提案する。

色々な罠を奮闘していくウォレス達だがなかなかうまくいかない。
そんな中車で1人待つグルミットは怪しい影の動きを発見し、姿を追う。投げ縄で相手を捕まえたが、相手の力に引き摺られ、各家の野菜畑の中を荒らしてしまう。

なかなか捕獲作戦がうまくいかない中、ウォレスが発明品によりうさぎと中身が混ざってしまい、うさぎ耳の生えた容姿に変化してしまう。惹かれ始めていたと告白をしに会いに来たトッティントンを追い払うが、どんどんうさぎ化し、元の体は巨大化してしまう。

後を追ったヴィクターにより撃たれるのを合図に、コンテストは開催される。
連れ去られた際に、正体に気付いてくれたトッティントン。
だが、ウォレスと気付いていたにもかかわらず射殺しようとしたヴィクターに怒り、スプレーで目潰しをする。
財産目当てで言い寄ってきていた事もわかり、追い詰めたれたウォレスとトッティントンだが、グルミットの運転するミニヘリコプターで間一髪救出される。

無事助け出されたウォレスだが人の姿に戻りながらも息を引き取る。
涙するグルミットとトッティントンだが、大好物のチーズを差し出すとウォレスは意識を取り戻すし元通りになった事を喜ぶのだった。

ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ! 評価

  • 点数:85点/100点
  • オススメ度:★★★★☆
  • ストーリー:★★★☆☆
  • キャスト起用:★★★☆☆
  • 映像技術:★★★★☆
  • 演出:★★★☆☆
  • 設定:★★★☆☆

作品概要

  • 公開日:2005年
  • 上映時間:85分
  • ジャンル:コメディ、アニメ
  • 監督:ニック・パーク、スティーヴ・ボックス
  • キャスト:ピーター・サリス、レイフ・ファインズ、ヘレナ・ボナム=カーター、ピーター・ケイ etc

ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ! 批評・レビュー

映画『ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!』について、感想と批評・レビューです。※ネタバレ含む

世界観が童話の様

最初のスタッフネームが月夜に浮き出る時点で雰囲気がワクワク感をかもし出している。子供向けと言うより、少しシュールな大人向けアニメとも言えるだろう。

子供向けではないと思える理由のひとつに、キャラクターの顔や表情にくどさを感じる人もいるかもしれない。アニメと言うよりは、人形劇に近い雰囲気もあるからだ。
歯が目立つと言うか、今作のウサギにしても、ウサギのお顔にあまり可愛さがない。
豚鼻なのでウサギと言われても、一瞬違和感を感じる人もいるはず。
しかし、街の景色がクラシックで、世界観が楽しい。
包丁や農具、野菜それぞれの質感がリアルなのでミニチュアや人形好きの人には堪らない。

製作の工程を見たくなる

粘土の様に見える質感と、月など風景の美しさのバランスが意外と合っている。
なお、粘土でなく、プラスティシンと言う素材による物でキャラクターは作られ、それを動かしながらコマ撮りしているそう。気の長くなる作業ゆえ製作には5年半かかったと言われている。

文字1つにしてもいきなり粘土質の物が毛でモコモコの文字に変化したりするので飽きが来ない。どうやって作っているのかなど製作面を見たくなる映画である。
人物も注目だが、意外に月夜を始め、光の具合を見てあげると細やかな演出に気が付く事が出来、映画としてのレベルの高さを知る事が出来る。
元々のキャラクターに愛着のある人にも、今回の映画で始めて「ウォレス」を知る人にも、小物や動きの演出に工夫がされているので見やすい映画だ。

ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ! 感想まとめ

ストーリーそのものは平凡かもしれないが、キャラクター1人1人の出来栄えが良い故に、ついつい人物や動物に目がいってしまうので気にならない。
キャラクターや小物の動きが人形遊びを見ている様で、ミニチュアや人形遊びが好きだった人には目が離せないはず。
うさぎ吸引器の中で浮いているうさぎ達の作り方や映像の作り方が気になるので、製作方法を予想しながら見ると楽しい。
第33回のアニー賞と、アカデミー賞の受賞作なので、期待を込めて観ても裏切られない。

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