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映画『ウォッチメン』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『ウォッチメン』の概要:原作は同名の人気コミックで、紆余曲折を経てザック・スナイダー監督が2009年に実写映画化した。ヒーロー物ではあるが、明確な悪に正義の味方が立ち向かうという単純な物語ではなく、人間の残酷性や善悪の矛盾について深く言及している。かなり強烈なシーンが多い(R15指定)ので子供向けではないが、大人には見応えのある作品。

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映画『ウォッチメン』の作品情報

ウォッチメン

製作年:2009年
上映時間:163分
ジャンル:SF、ファンタジー、アクション
監督:ザック・スナイダー
キャスト:マリン・アッカーマン、ビリー・クラダップ、マシュー・グード、カーラ・グギーノ etc

映画『ウォッチメン』の登場人物(キャスト)

ジョン・オスターマン(ビリー・クラダップ)
アメリカの自警団「ウォッチメン」のメンバーで、ヒーロー名はDr.マンハッタン。もとは平凡な物理学者だったが、レーザー核融合炉内で事故にあい、不死身の超人として生まれ変わった。青光りする非人間的な姿をしており、あらゆる特殊能力を備えている。神に等しい存在といっても過言ではなく、「歩く抑止力」として恐れられている。
ローリー・ジュスペクツィク(マリン・アッカーマン)
ウォッチメン唯一の女性メンバーで、ヒーロー名はシルク・スペクター。母親は1940年に結成された「ミニッツメン」のメンバーで、初代シルク・スペクターとして活躍していた。マンハッタンの恋人だが、最近はうまくいっていない。
エイドリアン・ヴェイト(マシュー・グード)
「世界一賢い男」と呼ばれるウォッチメンのメンバーで、ヒーロー名はオジマンディアス。自分の素顔と実名を公表し、オジマンディアスを商品化してビジネスで成功を収めている。豊富な資金力を活用し、マンハッタンと安価な新エネルギー源の開発を進めている。
ウォルター・コバックス(ジャッキー・アール・ヘイリー)
ウォッチメンのメンバーで、ヒーロー名はロールシャッハ。ウォッチメンの活動が法的に禁止されてからもマスクを外さず、自分の信念に従って行動している。幼少期にひどい虐待を受け、心に傷を負った孤独な男。少女を惨殺した犯人を自らの手で殺めた時から、人間としての自分も死んだと思っている。神の存在も信じていない。
ダニエル・ドライバーグ(パトリック・ウィルソン)
ウォッチメンのメンバーで、ヒーロー名はナイトオウルⅡ世。マスクを外せば平凡な男で、メンバーの中では穏健派。親の莫大な遺産を使い、自宅の地下室にハイテクマシンなどを収納する基地を作っている。ウォッチメンでは、ロールシャッハとコンビを組んでいた。
エドガー・ブレイク(ジェフリー・ディーン・モーガン)
ミニッツメンの時代からヒーローを続けている年長者で、ヒーロー名はコメディアン。人間の野蛮さや残酷性を素直に認めており、非常に暴力的。ある意味1番人間らしいヒーローと言える。ヒーローを引退してからは、政府の諜報活動に協力していた。
モーロック(マット・フリューワー)
ウォッチメンのせいで刑務所行きになった元犯罪者。特にコメディアンの宿敵だった。末期ガンを患っている。
ジェイニー・スレイター(ローラ・メネル)
マンハッタンの元恋人。彼と同年代の物理学者で、超人となってからのマンハッタンにも献身的に尽くしていた。しかし若いローリーの出現により、マンハッタンに捨てられた。

映画『ウォッチメン』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『ウォッチメン』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ウォッチメン』のあらすじ【起】

1985年10月。新冷戦の緊張状態が続く中、ソ連がベーリング海で核実験を行う。アメリカのニクソン大統領は「戦争を始めるつもりはない」と演説するが、ソ連への強硬姿勢は崩さない。これを受け、原子力監視国の科学者たちは、終末時計の針を午前0時5分前まで進める。この針が午前0時になると、核戦争で世界は破滅すると言われていた。

そのニュースを高層マンションの一室で見ていた男が、覆面姿の男に窓から突き落とされて殺害される。被害者は67歳のエドワード・ブレイクで、アメリカの自警団「ウォッチメン」のメンバーだった。

1940年前後、アメリカのギャングの間でコスプレをして犯罪を犯すことが流行り始める。マスクのせいで素顔がバレないため、罪に問われにくいのだ。これに対抗する形で、一部の警官がコスプレをして、法を超えた行為で犯罪者を取り締まるようになる。スーパーヒーローのコスプレをしたこの集団は「ミニッツメン」と呼ばれ、政府公認の組織として第二次世界大戦でも活躍する。その後、初期のメンバーは様々な事情で解散し、新メンバーで構成された「ウォッチメン」が誕生する。

ブレイクのヒーロー名はコメディアン(以下コメディアン)で、彼だけがミニッツメンの時代からヒーローを続けていた。しかし、ウォッチメンのメンバーはあまりに強力なパワーを持っていたため、国民の反感を買うようになる。これを受け、ニクソン大統領は77年にキーン条例を制定し、ウォッチメンの自警活動を法によって禁止する。ウォッチメンの解散後、コメディアンは個人的にニクソン大統領と繋がりを持ち、政府の諜報員として活動していた。

ウォッチメンのメンバーだったロールシャッハは、自分の正体を誰にも明かさず、今でもマスクを被って自発的に自警活動を続けていた。彼は密かにコメディアンの部屋に侵入し、この殺害事件の真相を調べ始める。ロールシャッハは腐敗したこの世界を憂う言葉とともに、事件の真相を日記に記していく。事件現場で血のついたスマイルマークの缶バッチ(コメディアンのトレードマークだったもの)を見つけたロールシャッハは、コメディアン殺害は何者かによるヒーロー狩りではないかと推測する。もしそうであるなら、他のメンバーにも危険が迫っている。ロールシャッハは、この事実を他のメンバーにも伝える必要があると考える。

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映画『ウォッチメン』のあらすじ【承】

ロールシャッハが最初に訪ねたのは、ウォッチメンでコンビを組んでいたダニエル・ドライバーグの隠れ家だった。ダニエルは一般人として生活していたが、家の地下には「アーチー」と呼ばれるハイテクマシンや、ヒーロー時代に着用していたナイトオウルⅡ世(ダニエルのヒーロー名)のモビルスーツが大切に保管されていた。しかし穏健派のダニエルは、「敵に報復しよう」というロールシャッハの誘いを断る。

しかしダニエルもヒーロー狩りの話が気になり、「世界一賢い男」と呼ばれる元メンバーのエイドリアン・ヴェイトを訪ねる。エイドリアンは、コメディアン本人の問題ではないかと指摘する。欲望に忠実で暴力的だったコメディアンを憎んでいる人間は多い。エイドリアンはそんなことよりも、この世界の危機を心配する。

エイドリアンは自分がオジマンディアス(エイドリアンのヒーロー名)だったことを全世界に公表し、それをビジネスに繋げていた。エイドリアンが社長を務めるヴェイト社は、オジマンディアスのキャラクターグッズや映像作品で、莫大な収益を出していた。エイドリアンはその収益を元メンバーのDr.マンハッタン(以下マンハッタン)の研究に投資し、安価な新エネルギーを開発しようとしていた。金にならない無限の資源を作り出せば、戦争のない平和な世界が作れるのではないかというのが、エイドリアンの考えだった。彼はそのために、南極に研究施設まで作っていた。

エイドリアンと新エネルギーを開発中のマンハッタンは、ロックフェラー軍事研究所の中で、恋人のローリーと暮らしている。もともと物理学者だったマンハッタンは、レーザー核融合炉内での事故がもとで、不死身の超人へと生まれ変わった男だった。マンハッタンには、テレポート能力や未来透視能力、さらに分身能力といった、あらゆる特殊能力が備わっており、彼が発するエネルギーには核兵器並の破壊力があった。彼の存在そのものがアメリカにとって最大の武器であり、世界各国の脅威になっていた。そのため彼は「歩く抑止力」と呼ばれていた。

恋人のローリーもウォッチメンでシルク・スペクター(ローリーのヒーロー名)として活躍していた女性で、彼女の母親はミニッツメンで初代シルク・スペクターだった。マンハッタンとローリーは出会ってすぐ恋に落ち、今も愛し合っていたが、最近2人はうまくいっていない。マンハッタンは、何らかの妨害で未来が透視できなくなっており、ローリーとの関係に不安を感じていた。ローリーの方も、彼の感覚が理解できなくなっていた。ロールシャッハはこの2人にも会いにいくが、すぐにマンハッタンのテレポート能力で追い出されてしまう。

久しく顔を合わせていなかったウォッチメンのメンバーは、コメディアンの葬儀で再会する。離れたところでその様子を見守っていたロールシャッハは、モーロックという元受刑者が墓地を訪れたのを見て不審に思う。モーロックは、コメディアンに捕まって刑務所へ送られた男だった。

ロールシャッハはモーロックを拷問し、昔からの宿敵の葬儀へ出た理由を白状させる。モーロックの話によると、先週酔っ払ったコメディアンが素顔でこの部屋に入ってきて、「俺でもこんなひどいことはしたことがない、お前の名前もジェイニーという女と一緒にリストに載っている」と言って泣き出したというのだ。モーロックにはそれが何の話か全くわからず、ただただ困惑したらしい。モーロックは末期ガンで、嘘をついているようにも見えなかった。ロールシャッハは、粗暴なコメディアンが怯えて泣いていたと聞いて驚く。そして、コメディアンが見たリストとは何なのかを考える。

映画『ウォッチメン』のあらすじ【転】

研究に没頭していたマンハッタンは、ローリーを相手にする時間がなく、自分の分身に彼女を愛撫させる。ローリーはこの扱いに傷つき、マンハッタンのもとを去る。

行くあてのないローリーは、ダニエルを頼る。初代ナイトオウルと会う約束をしていたダニエルは、ローリーと一緒に彼の家へ向かう。その道中で、2人は怪しげなギャングの集団に襲われる。2人は大勢の敵を相手に大暴れし、ヒーローだった頃の感覚を思い出す。

同じ頃、マンハッタンはテレビ番組でマスコミの質問に答えていた。そこである記者から、マンハッタンの元恋人のジェイニーがガンになり、余命宣告を受けていると聞かされる。実はマンハッタンの昔の知り合いや宿敵が次々とガンになっており、それがマンハッタンのせいではないかと言われていた。現場にはジェイニー本人まで現れ、自分を捨てたマンハッタンに憎しみの言葉をぶつける。何も知らなかったマンハッタンは強いショックを受け、火星へテレポートしてしまう。世界との唯一の繋がりだったローリーも失い、マンハッタンは地球にいる意味を見失っていた。

ソ連はマンハッタンの失踪が罠ではないかと考え、アフガン国境に戦車を移動させる。ニクソン大統領は、2日以内にマンハッタンが帰らなければ、戦争を開始することを決定する。

エイドリアンのところには産業界のリーダーたちが押しかけ、当面は従来のエネルギーが必要だと訴えていた。そこへ、宅配業者を装った暗殺者が現れ、オフィスで銃を乱射する。暗殺者はエイドリアンに取り押さえられ、毒入りのカプセルを飲んで自殺を図る。この話を聞いたダニエルは、組織的なヒーロー狩りが行われていることを確信する。ダニエルは、安全のためにも一緒に暮らして欲しいとローリーに申し出る。ローリーは、その申し出を受けてくれる。

ロールシャッハは、暗殺者がピラミッド宅配社の社員を装っていたことを知り、モーロックの家で見た郵便物を思い出す。モーロックは、ピラミッド宅配社から年金を受け取っていた。真相を聞き出そうとモーロック宅に侵入したロールシャッハは、そこで頭を撃ち抜かれて死んでいるモーロックの遺体を発見する。気づいた時には警察に取り囲まれており、ロールシャッハはモーロック殺害容疑で逮捕されてしまう。これは明らかに、ヒーロー狩りの黒幕が仕掛けた罠だった。

ロールシャッハはマスクを奪われ、素顔とウォルター・コバックスという実名を報道されてしまう。さらに、ロールシャッハが収容された刑務所には、彼に恨みを持つ受刑者が山ほどおり、危険な状態にさらされる。

一方、米ソの緊張状態は極限状態に達し、戦争は免れない状況となる。ダニエルはヒーロー狩りや核戦争の危機に怯えることに疲れ、ローリーとともにスーパーヒーローに戻る決意をする。それぞれのモビルスーツに身を包んだ2人は、アーチーに乗ってニューヨーク上空へ飛び立つ。

ダニエルとローリーは火災現場で逃げ遅れた人々を助け、刑務所にいるロールシャッハを救いにいく。刑務所内では、ロールシャッハに復讐するための暴動が起きていた。しかしダニエルたちのおかげでロールシャッハはピンチを脱し、2人と合流する。

ダニエルの隠れ家へ戻った3人の前に、マンハッタンが姿を現す。ローリーは世界を救うため、マンハッタンと火星へ行く。すでに地球を見捨てたマンハッタンを説得できるのは、ローリーしかいなかった。

映画『ウォッチメン』の結末・ラスト(ネタバレ)

コンビを復活させたダニエルとロールシャッハは、昔のように悪党たちがたむろする酒場へ行き、ピラミッド宅配社について聞き出す。そこで、エイドリアンを襲った暗殺者は前科者で、ジェイニーが黒幕との連絡役をしていたことがわかる。

ダニエルとロールシャッハはヴェイト社のオフィスへ行ってみるが、エイドリアンはいなかった。ロールシャッハはそこで「Dr.マンハッタン計画」という極秘資料を見つけ、ダニエルはエイドリアンのパソコンにピラミド宅配社の情報があるのを発見する。驚いたことに、ピラミッド宅配社の親会社はヴェイト社だった。一連の事件の黒幕は、エイドリアンだったのだ。2人は覚悟を決めて、エイドリアンの研究所がある南極へ向かう。

火星では、ローリーが必死でマンハッタンに「地球を救って」と訴えていた。しかし、神レベルの能力を持つマンハッタンは、火星に新たな理想郷を作ろうとしていた。今のマンハッタンには、宇宙規模で見れば人類の滅亡など些細なことだと思えてしまうのだ。そして「地球は君の涙で終わる」と予言し、ローリーを記憶の世界に誘う。

ローリーは記憶の世界をたどり、自分の父親がコメディアンだったという驚きの事実に気づく。実は、ローリーの母親はコメディアンに1度だけレイプされたことがあり、ローリーはその時に身ごもった子供だったのだ。ローリーは取り乱していたが、マンハッタンはカオスの中から生まれる生命の奇跡に感動する。マンハッタンは忘れかけていた生命への愛を思い出し、自分の間違いを認めて地球へ戻る。

南極の研究所に潜入したダニエルとロールシャッハは、エイドリアンに怒りを爆発させる。エイドリアンはコメディアンを殺したことを認め、全てを打ち明ける。

エイドリアンは、マンハッタンのエネルギーを再生させるシステムを完成させ、それを世界各国の主要都市で爆発させる計画を立てていた。政府の諜報員としてエイドリアンを監視していたコメディアンが、最初にこの計画に気づく。そのため彼は殺された。そして最も驚異的な存在であるマンハッタンを排除するため、まずは彼の未来透視能力をタオキンによって妨害する。その後、彼の精神分析データを利用し、愛する人々が自分のせいでガンになったと信じ込ませ、彼が地球を去るように仕向けた。もちろん自分の暗殺未遂は自作自演で、暗殺者に毒のカプセルを飲ませたのもエイドリアンだった。唯一計算外だったのはロールシャッハの行動だったが、彼を刑務所に入れることで排除できると考えていたのだ。

ダニエルとロールシャッハはエイドリアンと戦い、なんとかこの恐ろしい計画を阻止しようとする。しかしエイドリアンは、すでに爆破装置を起動させていた。これにより、東京、モスクワ、ロンドン、ニューヨークなどの世界の主要都市が一瞬で吹き飛び、1500万人の人々が殺されてしまう。

ローリーと地球へ戻ったマンハッタンは、この爆発の原因が自分にあることに気づき、すぐにエイドリアンのもとへいく。マンハッタンに追いつめられたエイドリアンは、おもむろにテレビのニュースをつける。テレビでは、この爆発がマンハッタンの仕業であり、米ソが協力して人類を守るために戦うことにしたと伝えていた。皮肉なことに、マンハッタンという新たな敵ができたことで、米ソは戦争を回避したのだ。そしてこれこそがエイドリアンの狙いだった。

エイドリアンのやり方は許し難いものだったが、マンハッタンは世界平和のために沈黙を守ることにする。しかし独自の正義感を貫いてきたロールシャッハは、妥協することを拒み、真実を公表すると言い張る。それを止めようとするマンハッタンに、マスクを外したロールシャッハが「止めたければ俺を殺せ」と詰め寄る。ロールシャッハが自分を歪めて生きるよりも死を選ぶ男だと察したマンハッタンは、一撃で彼を倒す。そしてマンハッタンは、地球を去っていく。

ダニエルは怒りに任せてエイドリアンを殴り、ローリーと去っていく。そしてエイドリアンは、ひとりぼっちになる。

その後、ローリーは母親から、「私がコメディアンを許したのは、あなたを授けてくれたからよ」と言われ、ずっと謎だった母親のことが理解できたような気がする。ローリーとダニエルは一般人として、平凡な暮らしを楽しみ始めていた。エイドリアンの会社は、相変わらず繁栄しているようだ。そして、世界が平和になってネタ不足で困っていた新聞社には、生前にロールシャッハが郵送した日記が届く。暇を持て余していた記者が、読者の手紙に紛れ込んでいたその日記に目をやる。歪んだ世界の正体を暴いたロールシャッハの日記は、パンドラの匣となるのであろうか…。

映画『ウォッチメン』の感想・評価・レビュー

子供向けとは言えない、大人のためのヒーロー映画。
ヒーローを題材とした社会派ミステリー作品と言っていいと思う。
ヒーロー各々に考え方があり、ヒーローにも善悪があることなど、人の心情の描き方に真実味があると感じた。上映時間も2時間40分とかなり長い部類に入るのだが、特に中だるみ等はしなかった。ロールシャッハの立ち振舞がかっこよかった。
シリアスなのでMARVEL作品などが好きな人は苦手に感じることがあるかもしれない。(女性 30代)


マーベル作品や今までのヒーロー映画とは少し違う感じがしました。観る人によって、かなり評価が分かれる作品になるんじゃないかと思いました。ストーリー的には申し分がない映画に仕上がっています。

ただ、映画のキャラクター達が内容と噛み合っていないのがおしかったです。映画館じゃなくてもいいかなとは思います。(女性 30代)


DCコミックが原作のダークヒーローものです。暗く重たい雰囲気をザック・スナイダーが見事に映像化した良作でした。
しっかりSFなのに、扱っている問題が現実的でのめり込みます。
暗く長い作品なので、派手なヒーローものと思って観ると眠くなると思います。
ウォッチメンと言えば、あのニコちゃんマークの缶バッジが印象的です。終始暗い作品の中で、あの可愛らしい黄色がよく効いています。
登場人物の中でも、謎多きロールシャッハのカッコ良さは際立っていて人気もあるようです。(女性 20代)


この映画はヒーローは出てくるが、ヒーローというより現代の社会における様々な問題点をヒーローを使ってわかりやすく表現している作品だと感じた。それぞれの登場人物にそれぞれの問題点があり、それら全てにスポットライトを当てるための長い上映時間は納得のいくものであった。しかし、作品が視聴者に伝えたい社会における問題点がすべて日本にも言える事かというとそうではないため少し難しい作品だと感じた。

個人的にヒーロー映画というより社会派の映画であるため、日頃から社会派の映画を観る方におすすめの作品。(男性 20代)


この作品はある意味「ヒーローもの」ではありますが、MARVEL作品によくあるコメディ要素や、明るくみんなが楽しめるラストではありません。とにかく暗く、今までの映画では見たことの無い世界観でした。
アメコミやヒーローものが苦手な私はこの作品大好きでした。なぜなら大好きなクリストファー・ノーラン監督の『ダークナイト』シリーズよりも更に暗く、闇が深い世界だったからです。
世界を守るヒーローなんて興味はない。何が善で何が悪なのか、何が正しい判断なのか。かなり深く考えさせられる作品でした。(女性 30代)

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