映画『2ガンズ』のネタバレあらすじ結末 | MIHOシネマ

「2ガンズ」のネタバレあらすじ結末と感想

2ガンズの概要:麻薬取締官のボビーと海軍情報部士官のスティグは、互いの身分を知らぬままマフィアに潜入捜査しているうちに、コンビを組むことに。しかし、麻薬王の金を強奪したことから、CIAを巻き込んだ予期せぬ大事件に巻き込まれる。デンゼル・ワシントンとマーク・ウォールバーグという、実力派スターが共演したアクション。監督はアイスランドの俳優でもあるバルタザール・コルマウクル。

2ガンズの作品情報

2ガンズ

製作年:2013年
上映時間:109分
ジャンル:アクション、サスペンス
監督:バルタザール・コルマウクル
キャスト:デンゼル・ワシントン、マーク・ウォールバーグ、ポーラ・パットン、ビル・パクストン etc

2ガンズの登場人物(キャスト)

ボビー・トレンチ(デンゼル・ワシントン)
麻薬取締局の特別捜査官。メキシコの麻薬王パピ・グレコを逮捕する証拠を掴むため、麻薬の売人になりすましてパピの組織に入り込み、潜入捜査を行う。そこでスティグと出会い、彼の正体を知らないまま、コンビを組む。
マイケル・スティグマン(マーク・ウォールバーグ)
海軍下士官で、犯罪捜査局の捜査官。通称“スティグ”。ボビーと同じくパピの組織で潜入捜査を行っていたが、狙いはパピの金を押収することだった。しかし、それは上官のハロルドの陰謀であり、金を押収した後、ボビーと共に命を狙われる。射撃の名手でもある。
デビー(ポーラ・パットン)
ボビーの同僚の捜査官で、元恋人。海軍のハロルドと付き合っており、CIAの裏金を強奪しようと企むハロルドの計画に加担する。
アール(ビル・パクストン)
CIA(米国中央情報局)の高官。麻薬組織と影で結び、麻薬取引の便宜を図る代わりに上納金を受け取っている。しかし、卓越した捜査能力を持ち、パピの4300万ドルが奪われたとき、わずかな手がかりも見逃さず、非情な手段でボビーたちの行方を追う。
ハロルド・クインス(ジェームズ・マースデン)
海軍のスティグの上官。スティグに潜入捜査を行わせ、麻薬売買で得たパピの金を押収するよう命じる。しかし、実はその狙いはCIAの裏金であり、金を手に入れた後にスティグたちを殺そうとする。
テューウェイ提督(フレッド・ウォード)
海軍の高官。海軍の名誉を優先し、ハロルドの汚職を直訴するスティグを追い返してしまう。
パピ・グレコ(エドワード・ジェームズ・オルモス)
メキシコの麻薬王。CIAのアールに裏金を渡して麻薬の売買を行っている。ボビーの正体を知るまでは、有能なパートナーとして買っていた面もある。
ジェサップ(ロバート・ジョン・バーク)
ボビーの上官。ボビーの潜入捜査を許可する一方で、麻薬組織のバックにある政治的な動きに気づいていた節もある。奪われた裏金の手がかりを掴むため自宅に押し入ってきたアールによって殺される。

2ガンズのネタバレあらすじ

映画『2ガンズ』のあらすじを結末まで解説しています。この先、ネタバレ含んでいるためご注意ください。

2ガンズのあらすじ【起】

アメリカの片田舎にあるカフェに、スティグとボビーの乗る車が停車する。スティグはカフェに入り、ボビーは、カフェの目の前にある銀行に入ると、内部の様子を探った。ボビーが遅いので携帯で呼び出すスティグ。早く戻らないと適当に注文するぞと言い、パンケーキを注文しようとする。ボビーは、パンケーキなんか頼んだら殺すと言い、スティグの所に戻って来る。

ボビーは、スティグがウェイトレスにウィンクしたのを見ると、なぜウィンクしたのか、執拗に聞き出そうとする。はたから見るとバカなコンビのように見えるが、ボビーはさりげなくスティグに銀行内の警備の状況を伝える。するとスティグは、トイレに入るふりをして火災警報器を作動させ、店内が混乱するところで店に火を点ける。

店が炎上する中、スティグは失業するウェイトレスのために多めにチップを残そうとするが、ボビーは、その札をポケットに入れてしまう。セコい奴だと罵るスティグと店を脱出するボビーは、「ドーナツのうまい店の前にある銀行は襲うな」という格言を残し、2人は車で現場を去って行く。この放火は、後に目の前の銀行を襲うための下準備だった。ドーナツのうまい店には警官が立ち寄る。そのため、先に店を燃やしてしまったのだ。

この2人組、実は、ボビー・トレンチという麻薬取締局の特別捜査官と、海軍下士官で犯罪捜査局のマイケル・スティグマン捜査官だった。2人がコンビを組んだのは1年前。互いの身分を知らないまま、メキシコの麻薬王、パピ・グレコの組織で潜入捜査をしていた。

放火の1週間前、ボビーはパピのアジトを訪れていた。組織には、ボビーの潜入捜査に協力するはずのトロがいたが、トロは殺され、ボストンバッグの中にその頭が入っていた。パピに偽装パスポートを渡し、代わりに10万ドル分のコカインをもらう予定だったボビーだが、パピは麻薬の代わりにボビーに金を渡そうとする。異変を察知したボビーは、金を受け取らず「これは貸しだ」と言い残し、スティグと共にその場を後にする。

その帰り道、アメリカに入国しようとした2人は、税関で逮捕される。しかしそれは、ボビーの上司のジェサップの指示であった。ジェサップは、ボビーとスティグを別々の取調室に入れ、ボビーから事情を聴く。ボビーがパピから直接コカインを入手すれば、パピを逮捕する証拠となったのだが、ボビーは取引に失敗したことを報告する。ジェサップは捜査を打ち切ると勧告するが、捜査を続けたいというボビーに2週間の猶予を与える。

スティグは、仲間のトロを殺された腹いせに、銀行を襲ってパピの金を奪おうとボビーに持ちかけていた。初めはその計画を一笑に付していたボビーだったが、パピ逮捕の手段として、スティグの計画に乗ろうと決心する。

ボビーは、かつての恋人で同僚の捜査官デビーに、この銀行強盗の計画を打ち明ける。そして、犯行を行う時間に銀行を取り囲み、金を押収してスティグを逮捕するよう指示する。

実は、スティグの銀行強盗の計画も、海軍の上官であるハロルド・クインスから指示されたものであった。海軍犯罪捜査局は、その金を証拠に、パピをマネーロンダリングの罪で起訴しようとしていたのだ。

そして、ボビーとスティグは、銀行を襲撃する。目の前のカフェは、2人の放火によって閉店されたままだ。さらに銀行襲撃前に近所の警察署に押し入って、2人は警官たちを牢に監禁する。邪魔のいなくなった状況で、2人は易々と強盗に成功する。しかし、300万ドルだと想定していた金庫の中には、4300万ドルもの大金が入っていた。

ボビーは、デビーに指示した警官隊が周囲にいないことを不審に思いながら、スティグと共に、大金を積んだ車で現場を去って行った。

2ガンズのあらすじ【承】

ボビーとスティグは、砂漠に逃走していた。そこで車を降りたスティグは、ボビーに銃を向け、彼の正体を聞き出そうとする。スティグは国境で逮捕されたとき、自分たちを待っていたかのような警官たちの行動に不審を抱いていたのだ。

ボビーが銃を抜く素振りを見せたため、スティグはボビーを撃つ。しかし、スティグは射撃の名手なので、ボビーをあえて殺さず、かすり傷を負わせただけだった。ボビーは銃を抜こうとしていたわけではなかった。その手には、捜査官のバッジが握られていた。状況を察したスティグは、砂漠にボビーを置き去りにすると、大金と共に去っていった。

スティグは金を上官のハロルドに届け、ボビーが麻薬捜査官であったことを報告する。その報告にさして驚きもせず、ハロルドは、ボビーを殺してきたかと尋ねる。スティグがボビーを殺さなかったと聞いたハロルドは顔色を変え、ボビーの息の根を止めるため、スティグを案内役にして砂漠に向かう。

しかし、ボビーはすでに、砂漠を通りかかったチンピラのサンドバギーを奪って、砂漠を脱出していた。そこでハロルドとその部下たちは、スティグを銃殺しようとする。その気配を察知したスティグは、殺される前にハロルドたちの裏をかいて逃げ出し、彼らの車を奪って、砂漠に置き去りにした。

その頃、ボビーたちに金を奪われた銀行には、アールが仲間を連れてやって来る。そして拷問まがいの行為で、銀行の支店長に犯人の特徴を聞き出した。さらに、目の前のカフェが閉店になっているのを見たアールは、「ドーナツのうまい店の前にある銀行は襲うな」という、ボビーと同じセリフを呟く。そしてカフェの関係者を読んで犯人の特徴を聞き出すよう部下に指示する。

その頃、ボビーは麻薬捜査の容疑がかかっている獣医を脅し、傷を治療させると、金を取り戻すためにスティグの隠れ家に向かった。その後、同じ獣医をアールとその一味が訪ねる。アールはロシアンルーレットで獣医を脅し、その脚を撃ち抜いて、ボビーのことを吐かせる。

スティグの隠れ家に着いたボビーだが、そこにスティグの姿はなかった。部屋の電話が鳴り、留守番電話を通してスティグがボビー話しかける。スティグは向かいの建物の屋根から部屋に銃を向けており、ボビーをいつでも撃てる態勢にあった。

ところが、そこにハロルドたちがやって来る。ハロルドたちの目的はスティグの暗殺だったが、部屋にいたボビーが狙われてしまう。仕方なくスティグは、元同僚の暗殺者たちを銃で撃ち、ボビーを助けるのだった。

2ガンズのあらすじ【転】

ボビーは上司のジェサップの家を訪ね、この一連の事件の真相を聞き出そうとした。ところがジェサップの家には、アールとその部下が先回りしており、ジェサップは撃たれて床に横たわっていた。

ボビーを捕らえたアールは、再びロシアンルーレットでボビーを脅し、金のありかを聞き出そうとする。しかし、肝の太いボビーは、脅しに屈しない。アールは手段を変え、瀕死のジェサップの息の根を止めると、ボニーを上司殺しの犯人に仕立てるといって脅した。ボビーは仕方なく、金を持って来いというアールの命令に従う。

ボビーは金の持ち主を探るため、麻薬王のパピの家へ行く。しかし、そこにスティグも現れ、パピを拉致すると、車のトランクに詰めて連れ去ってしまった。スティグを追うボビー。互いの乗った車はぶつかり合って破損し、2人は車から降りて殴り合う。

しかし、互いに身分を明かして、2人の目的が同じであることを知ると、改めてコンビを組み、金のありかを探ることにした。

2人は、ボビーの元恋人であるデビーの家にパピを連行すると、そこで尋問を行った。パピの話から、2人の盗んだ4300万ドルがCIAの裏金であることを知る。麻薬組織が金を献上する代わりに、CIAは麻薬取引の便宜を図っていたのだ。

パピの尋問中、海軍の兵士たちが再びやって来て、スティグたちを殺そうとした。2人は銃撃戦の上、その場を切り抜け、車で逃げたが、途中でパピの手下たちの車に追突され、捕らえられてしまう。

2人はパピの農場に連れて行かれ、拷問にかけられる。しかし、2人が海軍基地の金庫にあると思われる4000万ドルをパピに渡すと約束すると、パピはこれに応じて2人を解放する。その代わりとして、パピは2人と一緒に捕らえていたボビーを人質に取る。

ボビーとスティグは、メキシコから移民たちと共に非正規ルートで国境を越え、車を盗むと、スティグの知り合いの調達屋から武器を仕入れ、海軍基地に向かう。どうやって基地に侵入するかと聞くボビーに、スティグは「策はある」と答える。ところが基地の入口が近付くと、スティグは入口の検問を強行突破してボビーを慌てさせる。

基地に潜入したスティグはボビーと別れ、ハロルドたちの陰謀を直訴するため、テューウェイ提督の部屋に押し入る。しかし提督は、海軍の名誉に関わることだと言って、スティグの言い分に耳を貸さず、部下に命じて彼を基地の外に放り出してしまう。

一方のボビーは、ハロルドの部屋に侵入すると、ハロルドに銃を向けて金庫を開かせる。しかし、そこに金は入っていなかった。そのときボビーは、ハロルドがデビーの恋人で、この2人が現金強奪計画を画策したことを知る。

そこに別の海軍士官が現れて銃撃してきたため、ハロルドは調理場に逃げ込み、そこを爆破すると士官の制服に着替えて基地を脱出する。

しかし、ボビーが海軍基地で金を見つけられなかったことを知ったパピは、デビーを射殺してしまった。

2ガンズのあらすじ【結】

基地から脱出したボビーは、スティグと落ち合う。そして、現金は殺されたデビーが隠していることを伝える。しかし、スティグにとって金のことはどうでも良かった、彼は仲間の敵討ちと、全ての決着をつけるために、パピの農場を襲うと言ってボビーと別れた。

ボビーは、デビーが残した手がかりから、彼女がボビーと密会していたモーテルの部屋のベッドの下に隠してあった現金を見つける。そしてCIAのアールに電話をかける。

一方のスティグは、現金を持っているふりをして、パピの屋敷に現れる。同じ場所に海軍のハロルドも呼び寄せ、金をエサに、海軍と麻薬組織を戦わせようとする。そこへ、ヘリコプターに乗ったアールが現れ、スティグに現金を見せろと要求する。予期せぬ展開に焦るスティグだったが、銃を向けられ、しぶしぶ何も入っていない車のトランクを開けようとした。

その時、オープンカーに山積みの現金を積んだボビーが現れる。そして、アールに車の鍵を渡すと、スティグと共にそこから解放される。アールをその場に呼んだのはボビーだった。

スティグはボビーに、連中を放っておくつもりかと文句を言う。実はボビーも、そのままそこから去るつもりはなく、車に仕掛けた爆弾の起爆装置を押す。車は一瞬にして大破、札が宙を舞った。

それを合図に、2人は背中合わせになると、周囲に向けて銃を撃ちまくる。CIA、海軍、麻薬組織が入り乱れて銃撃戦が始まり、悪党たちは次々に倒れていく。最後に生き残ったボビーは、牛小屋の中でハロルドに銃を向ける。ハロルドの銃口はスティグに向けられており、スティグの銃口はアールを狙い、アールはボビーに銃を突きつけていた。

アールは、隠し金はほかにもあるので、スティグに銃を下ろすよう呼び掛ける。しかし、ボビーとスティグは、「俺たちは仲間だよな?」と確認し合うと、お互いが狙っていたハロルドとアールを射殺する。

スティグはボビーに、「これで俺たちは仲間ではなく家族だ」と言う。ところがボビーは、以前撃たれた仕返しに、スティグを撃つと言い出す。冗談だろう?と驚くスティグの脚を撃って軽いケガを負わせたボビーは、「これでおあいこだ」と言って笑う。スティグはあまりの痛さに、ボビーを罵る。

農場を去る2人。舞い散った大金は、近所の農民たちが拾い集めていた。

数日後、CIAの裏金を追う2人は、カフェで食事をしていた。ボビーがウェイトレスに、この店のドーナツは美味いかと尋ねると、彼女はまずいと答え、2人は安心して笑う。スティグがいつものように、そのウェイトレスにウィンクすると、ボビーがまた呆れて文句を言う。スティグは何食わぬ顔で、「目の痙攣だ」と言う。

支払いの際、金にケチなボビーが気前よくチップをはずむので、スティグがどうしたのか尋ねると、ボビーは「4300万ドルを全部吹き飛ばしたと思うのか」と言ってニヤッと笑う。スティグは、慌てて分け前を求めるのだった。

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