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映画『妻が恋した夏』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『妻が恋した夏』のあらすじをネタバレありの起承転結で解説しています。また、累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『妻が恋した夏』を見た人におすすめの映画5選も紹介しています。

この記事でわかること
  • 『妻が恋した夏』の結末までのストーリー
  • 『妻が恋した夏』を見た感想・レビュー
  • 『妻が恋した夏』を見た人におすすめの映画5選

映画『妻が恋した夏』の作品情報

妻が恋した夏

製作年:2014年
上映時間:88分
ジャンル:ラブストーリー、ヒューマンドラマ
監督:いまおかしんじ
キャスト:宮地真緒、金子昇、河合龍之介、穂花 etc

映画『妻が恋した夏』の登場人物(キャスト)

かおり(宮地真緒)
浩二の妻。中村と同じ小学校に通っていた。小学生の頃のあだ名は「コロッケ」
浩二(金子昇)
かおりの妻。玲子とは不倫関係にある。
中村(河合龍之介)
湖のほとりで移動型のカレー屋を営む。かおりと同じ小学校の出身で、当時のあだ名は「消しゴム」
玲子(穂花)
浩二の不倫相手で、浩二の子供を妊娠したことをきっかけに、かおりのいる自宅まで押しかける程の気概さを持つ。

映画『妻が恋した夏』のネタバレあらすじ(起承転結)

映画『妻が恋した夏』のストーリーをネタバレありの起承転結で解説しています。この先、結末までのネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『妻が恋した夏』のあらすじ【起】

うるさいくらいにセミが鳴く真夏日のある日、妻のかおりは突然亡くなった。告別式を終えた浩二は、待つ人のいなくなった家に帰る。かおりの洋服ダンスから服を出し、苛立ちをぶつけるようにタンスの中の服を掻き出して投げる。

リビングの棚からも、かおりの遺した日記や家計簿を手当たり次第にめくる。家計簿をぱらぱらと眺めていると、「あなたごめんなさい」と書かれたメモを見つけた。

亡くなったかおりは妊娠していた。その子供は、暫くセックスレスだった自分では有り得なかった。

浩二は遺影のかおりに怒りをぶつけ、写真を床に叩きつける。脳裏に、かおりの淫らな姿が浮かんだ。

かおりがどんな男と情事を行っていたのか、頭から離れない浩二は焼け酒を煽る。やり場のない気持ちをどうすればいいのか分からない浩二は、不倫相手だった玲子に連絡を取り、弱みを吐露する。

浩二の自宅を訪問し、かおりに線香をあげた玲子は、以前浩二の子供を妊娠していたことを告白する。そして1年前、かおりに会いに来たことも告白し、そのときかおりから泣いて謝られ、子供は諦めるように言われたことを語る。

映画『妻が恋した夏』のあらすじ【承】

1年前、玲子が自宅を訪れてから、かおりは仕事中でもぼーっとすることが多くなり始める。ある日、得意先の非常階段から外を眺めていると、1人の男性が一緒に飛び降りましょうとかおりに声を掛けた。

その後男性は、かおりを自分でやっている移動式のカレー屋に連れて行く。湖の見渡せる場所で、美味しそうに食べるかおりを見ていると、男性はかおりが小学校の同級生だということに気付く。

同級生中村と、かおりは田舎の話で盛り上がる。長く話し込んだ2人は、またねと挨拶を交わす。

その頃浩二は、玲子と浮気を繰り返していたが、玲子から別れを告げられる。理由を聞きたがる浩二に、玲子は奥さんと離婚して自分と再婚はできないでしょと笑った。

その夜、浩二は久しぶりに妻に料理を振る舞う。2人で食べる夕食は久しぶりだねとほほ笑むかおりに、浩二は、これからはなるべく早く帰ってくるからと告げた。就寝時、かおりにセックスを求めるが、かおりは応じなかった。

かおりは中村のカレー屋のトラックを訪れる。美味しいカレーの作り方を教えてもらおうとしたとき、発作を起こした中村から、胃がんであと半年の命なのだと告げられる。死にたくないと声を震わせる中村を、かおりは強く抱きしめた。

ある日、かおりは中村をボートに誘う。下手くそな中村が漕ぐボートは湖の真ん中で転覆し、
濡れた体や服を乾かす間、2人は小学生の頃のボーイスカウトの話を思い出す。そして、中村の病気が治りますようにと願うかおりに、中村は思わず強く抱きしめた。

かおりは中村の腕を振り払い、苦笑いを向けてまたねと足早に立ち去る。その日、浩二に遅くなった理由を正直に話せず、初めて嘘をついた自分に、かおりは驚いていた。

映画『妻が恋した夏』のあらすじ【転】

ある日、話があると中村に呼ばれたかおりは、中村の運転するカレー屋のトラックに乗る。トラックは、町から離れた場所のホテルに停まる。かおりは、そんな目で自分を見ていたのかと中村を軽蔑するが、好きになったんだと直球で思いを伝える中村に心惹かれて、2人はホテルに入る。

まるで中学生の甘酸っぱい恋愛のような、そして、初めて処女と童貞を捨てるときのような恥ずかしさの入り混じる中、2人はおずおずと唇を重ねて手を絡ませ合った。

かおりは気が付くと、中村のことばかりを考えていた。お互いに2度と会わないと決めていたが、中村もかおりのことばかりを考えており、ある日町で買い物帰りのかおりを見つける。2人はホテルに入り、再び肌を合わせた。それからかおりは何度もカレー屋を訪れ、中村とボートに乗った。

中村から教えてもらった作り方でカレーを作ってみる。浩二は料理上手な妻を喜んでいた。

2人が出会って3か月経った頃、かおりは産婦人科を訪れる。その帰り、かおりの後を付けてきたという中村に、産んでくれと頼まれる。だがかおりは、子供を産む決断を下すことはできなかった。

中村に子供を堕胎する旨を伝えると、せめて手術日は病院について行くからと中村は涙をこらえて言う。

堕胎手術当日、かおりと2人で産婦人科までやってきた中村は、急に発作を起こして病院へ運ばれる。中村はかおりの手を握り、ずっといて欲しいと懇願した。そして、死にたくないと涙を浮かべ、声を上げて泣く。

最後の頼みで、かおりに子供を産んでくれるように頼むと、かおりは沈黙の後笑顔を浮かべて頷く。

映画『妻が恋した夏』の結末・ラスト(ネタバレ)

浩二がまた作って欲しいと言った中村のカレーを作り、夕食時2人で食卓を囲むと、かおりは涙が溢れて堪えられなかった。どうしたのかと驚く浩二に、かおりは美味しいからと苦笑いを向けた。

次の日かおりは、うるさいほどにセミの声が鳴り響く真夏日、くも膜下出血で倒れ、そのまま意識を失った。

浩二は割れたかおりの遺影を手に取り、酒を飲みながら幸せじゃなかったのかと涙声を上げた。再び玲子と体の関係を持った浩二だが、情事が終わると玲子から結婚するからと再び別れを告げられる。

帰宅した浩二は、溜まった郵便物の中から自分宛ての手紙を見つける。それは、かおりからの手紙だった。

浩二はかおりの手紙に書かれていた中村のカレー屋を訪れ、牛すじカレーを注文する。運ばれたカレーを一口食べると、浩二は声を上げて涙を流す。かおりが作ってくれたカレーの味がした。

心配した中村が声を掛けると、浩二はすごく美味しいですと笑いかけ、カレーを掻き込む。食後、近くのボート小屋まで歩き、1人でボートに乗る。大学で出会ったかおりと、デートでボートに乗り、プロポーズしたときのことを思い出す。

そして、そのとき彼女に言った「朝が来るっていいよな」と言い、笑う。目の前で、かおりがそうだねと笑っているような気がしていた。

映画『妻が恋した夏』の感想・評価・レビュー(ネタバレ)

長々と続くラブシーンはいらなかったのではないかと思う。
不倫していた夫、身ごもったまま突然亡くなってしまった不倫していた妻、それぞれの不倫相手の玲子と中村。
ヒューマンドラマとして、それぞれの関係をもっと深く掘り下げて作った映画が観たかったなと。
余命宣告をたてにかおりと関係を結ぶ中村も、産む決心をしたかおりも、切なさ全開にしているが自分本位で嫌い。(女性 40代)


勝手な人たちばかりでものすごくイライラする作品でした。亡くなった妻が自分の子では無い他人の子を妊娠していたことに苛立つ夫も、余命宣告をされ残り少ない命を好きな人と過ごしたいと綺麗事を言うカレー屋も、一瞬の気の迷いを本気の愛だと勘違いして、仕方ないと流されてしまう女も全員が勝手すぎました。
そのため、誰にも共感できないし悲しんでいても取り乱していても自業自得だろうと思ってしまいます。
かおりの死もバチが当たったのだろうと考えてしまいました。(女性 30代)


この作品は、静かな日常の中で少しずつ変化していく夫婦関係を丁寧に描いた映画だと感じました。物語の中心は、妻が若い男性と出会い心を揺らしていく夏の出来事ですが、派手な事件が起こるわけではなく、感情の揺れが淡々と描かれていきます。観ていて印象的だったのは、夫婦の間にある微妙な距離感です。妻が恋をすることで、自分の人生を見つめ直していく様子がリアルでした。最終的に大きな破局になるわけではなく、関係が少し変わったまま夏が終わるラストが切なくも印象に残りました。(20代 男性)


夫婦の関係をテーマにした、とても繊細な映画だと思いました。妻が若い男性と出会い、少しずつ心を動かされていく姿は、決して派手ではありませんが現実的で共感できる部分がありました。特に印象に残ったのは、夫婦の会話の少なさや日常の静けさです。長い結婚生活の中で、いつの間にか気持ちがすれ違ってしまう様子が丁寧に描かれていました。最後に妻が自分の気持ちと向き合う場面は、とても静かなのに心に残るシーンでした。(30代 女性)


この映画は、不倫というテーマを扱いながらもとても落ち着いた雰囲気で進む作品でした。妻が若い男性に惹かれていく過程が派手な演出ではなく、日常の延長のように描かれているところが印象的です。観ていて感じたのは、恋愛というよりも「人生の迷い」を描いている映画だということでした。夫との関係に疲れているわけではないのに、別の世界に惹かれてしまう気持ちがリアルです。夏の終わりとともにその関係も終わるラストが、とても余韻のある作品でした。(40代 男性)


静かな大人の恋愛映画という印象でした。妻が若い男性と出会い、心が揺れる様子がとても丁寧に描かれています。派手な展開はありませんが、登場人物の気持ちの変化が繊細で、観ているうちに自然と感情移入していました。特に印象に残ったのは、妻が自分の人生について考え始める場面です。恋をすることで、自分が本当に求めているものを見つめ直す姿がリアルでした。夏という季節の儚さと重なるラストも印象的でした。(20代 女性)


夫婦の関係を見つめ直すような作品でした。妻が若い男性と出会うことで日常が少しずつ変化していきますが、それは劇的なものではなく、とても静かな感情の動きとして描かれています。観ていて感じたのは、長く一緒にいる夫婦ほど言葉にしない思いが増えていくということでした。妻の行動は決して肯定できるものではありませんが、その気持ちの揺れには共感できる部分もあります。最後の余韻の残る終わり方が印象的でした。(50代 男性)


この映画は派手なストーリーではありませんが、大人の恋愛を丁寧に描いた作品でした。妻が若い男性に惹かれていく理由も、単なる恋愛感情というより、自分の人生への迷いのように感じました。夫婦の間にある微妙な距離感もリアルで、観ていて少し切ない気持ちになります。特に印象に残ったのは、夏の終わりとともにその関係が自然に終わっていくラストです。人生の一瞬の出来事のような恋を描いた映画だと思いました。(30代 女性)


物語としてはとても静かですが、心の動きがよく伝わってくる作品でした。妻が若い男性と過ごす時間は短いのに、その出会いによって彼女の人生観が変わっていく様子が印象的です。夫との関係も単純な不仲ではなく、長い時間の中で少しずつ変わってきたものだと感じました。観終わったあとに、夫婦とは何かを考えさせられる映画でした。派手な展開がない分、ラストの余韻がとても深く残ります。(40代 女性)


大人向けの恋愛映画という印象でした。妻が若い男性に惹かれていく過程がとても自然で、特別な事件が起きるわけではないのに物語に引き込まれます。夫婦の関係が完全に壊れているわけではないからこそ、彼女の迷いがリアルに感じられました。夏の間だけの恋のような関係が描かれていて、どこか切ない雰囲気があります。最後に日常へ戻っていく展開も含めて、とても余韻のある作品でした。(20代 男性)

映画『妻が恋した夏』を見た人におすすめの映画5選

累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『妻が恋した夏』を見た人におすすめの映画5選を紹介します。

マディソン郡の橋

この映画を一言で表すと?

一瞬の恋が人生を変える、大人のための切ないラブストーリー。

どんな話?

アイオワ州で平凡な主婦として暮らすフランチェスカは、家族が留守にしている数日間に写真家ロバートと出会います。最初は道案内から始まった関係でしたが、二人は次第に強く惹かれ合っていきます。限られた時間の中で生まれた深い愛と、家庭を守るか恋を選ぶかという葛藤が静かに描かれる物語です。

ここがおすすめ!

大人の恋愛の切なさや人生の選択を丁寧に描いた名作です。静かな会話や表情の演技によって登場人物の心情が深く伝わり、観る人の心に強く残ります。妻が恋した夏のように、結婚生活の中で揺れる感情を描いた作品が好きな人には特におすすめです。

昼顔

この映画を一言で表すと?

禁断の恋に揺れる女性の心を描く、大人の恋愛ドラマ。

どんな話?

平凡な結婚生活を送っていた主婦の紗和は、ある日偶然出会った高校教師と再会します。過去に禁断の恋を経験した二人は再び惹かれ合いますが、その関係は大きな葛藤を生み出していきます。愛する気持ちと現実の生活の間で揺れる大人の恋愛が描かれます。

ここがおすすめ!

静かな雰囲気の中で描かれる恋愛の葛藤が印象的な作品です。登場人物の心理描写がとても繊細で、観ているうちに感情移入してしまいます。夫婦関係や人生の選択をテーマにした作品が好きな人には特に心に残る映画です。

ビフォア・サンセット

この映画を一言で表すと?

再会した男女の会話だけで心を揺さぶる、成熟した恋愛映画。

どんな話?

9年前に出会ったジェシーとセリーヌは、パリで偶然再会します。限られた時間の中で二人は街を歩きながら会話を重ね、過去の思い出や現在の人生について語り合います。短い再会の時間の中で、二人の関係が少しずつ変化していく物語です。

ここがおすすめ!

派手な出来事は起こらないものの、会話を通じて感情が深まっていく展開が魅力です。大人の恋愛をリアルに描いた作品で、登場人物の言葉や沈黙に多くの意味が込められています。静かな恋愛映画が好きな人には特におすすめです。

花様年華

この映画を一言で表すと?

叶わない恋の美しさを描いた、映像美あふれる恋愛映画。

どんな話?

1960年代の香港を舞台に、隣人として出会った男女が互いの配偶者の浮気を知るところから物語が始まります。傷ついた二人は次第に心を通わせていきますが、その関係は決して簡単なものではありません。言葉にできない感情と距離感が静かに描かれていきます。

ここがおすすめ!

美しい映像と繊細な演出が印象的な作品です。抑えた演技と静かな音楽によって、登場人物の複雑な感情が深く表現されています。大人の恋愛の切なさや余韻を味わいたい人におすすめの映画です。

ブルーバレンタイン

この映画を一言で表すと?

愛の始まりと終わりを描く、リアルで苦い恋愛ドラマ。

どんな話?

ディーンとシンディは結婚し家庭を築いていましたが、年月とともに二人の関係は少しずつ変わっていきます。映画は出会った頃の幸せな時間と、現在の関係が崩れていく様子を交互に描きながら、恋愛と結婚の現実を浮き彫りにしていきます。

ここがおすすめ!

恋愛の理想と結婚生活の現実をリアルに描いた作品です。感情のぶつかり合いや沈黙の重さがとても生々しく、観る人に強い印象を残します。夫婦関係の変化や人生の選択をテーマにした映画が好きな人におすすめです。

この記事の編集者
影山みほ

当サイト『MIHOシネマ』の編集長。累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家です。多数のメディア掲載実績やテレビ番組とのタイアップ実績があります。平素より映画監督、俳優、映画配給会社、映画宣伝会社などとお取引をさせていただいており、映画情報の発信および映画作品・映画イベント等の紹介やPRをさせていただいております。

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