この記事では、映画『7BOX [セブンボックス]』のストーリー（あらすじ）をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『7BOX [セブンボックス]』の作品情報
出典：https://video.unext.jp/title/SID0032163
| 製作年 | 2012年 |
|---|---|
| 上映時間 | 105分 |
| ジャンル | サスペンス |
| 監督 | フアン・カルロス・マネグリア |
| キャスト | セルソ・フランコ ビクトル・ソーサ ラリ・ゴンサレス ニコ・ガルシア |
| 製作国 | パラグアイ |
映画『7BOX [セブンボックス]』の登場人物（キャスト）
- ビクトル（セルソ・フランコ）
- パラグアイの野外市場で、買い物客の荷物を手押し車で運ぶ「運び屋」をしている青年。
- ネルソン（ビクトル・ソーサ）
- 市場で運び屋をしている男で、ビクトルのライバル。
- リズ（ラリ・ゴンサレス）
- ビクトルのガールフレンド。
- ダリオ（パレティタ）
- ビクトルが仕事を頼まれた男の上司。
- ルイス（ニコ・ガルシア）
- ダリオの知り合いで、大金を隠し持っている男。。
- タマラ（ネリー・ダバロス）
- ビクトルの姉。
映画『7BOX [セブンボックス]』のネタバレあらすじ（ストーリー解説）
映画『7BOX [セブンボックス]』のあらすじ【起】
時は2005年、パラグアイの地方都市にある、多くの人で賑わう野外市場で。ビクトルという青年は、市場で買い物をした人々の荷物を手押し車で運ぶ「運び屋」の仕事をしていた。
ある日ビクトルは姉のタマラから携帯電話を買わないかと言われるが、値段が高くて諦める。しかし最新式の動画も撮影出来る携帯を欲しくなったビクトルは、市場にある携帯屋を覗いてみる。するとカウンターにいた友人の女性・アレから、運び屋の仕事をしないかと依頼される。
元々の依頼をしてきたのはアレの兄・グスで、頼んでいた運び屋が遅れているため、別の運び屋がいないかとアレに電話したのだった。ビクトルがアレの指示でグスの働いている肉屋へ向かうと、グスに店の裏手に回るよう言われる。
グスは7つの木箱を手押し車に乗せ、指示があるまでどこか遠くへ運んで欲しいとビクトルに告げる。ビクトルが携帯を持っていないというと、グスは別の従業員の携帯をビクトルに渡して、この電話に追って指示を出すと説明する。
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映画『7BOX [セブンボックス]』のあらすじ【承】
ビクトルが木箱を積んで店から出ていった後、グスが頼んでいた運び屋・ネルソンがやって来る。しかし運び屋のライバルであるビクトルが先に木箱を持っていったと知り、ネルソンはビクトルを探し始める。
その頃、グスの元に上司のダリオとルイスという男が来て、箱をどこへやったと問いただす。ルイスは隠し持っていた25万ドルの大金を7つの箱に分けておけとダリオに指示を出したが、ダリオは指示を勘違いして、死んだ女性を7つに切り刻んで箱に入れていた。
店に戻ったネルソンは、ルイスとダリオの話を途中まで盗み聞きして、ビクトルが運んでいる箱に大金が入っていると思い込んでしまう。息子が病気で薬代に困っているネルソンは、運び屋仲間を集め、ビクトルから箱を奪うよう説得する。
市場でネルソンたちに追い詰められそうになったビクトルは、友人の女子・リズの機転でなんとかネルソンたちの追跡から逃れる。そしてネルソンが執拗に追って来る箱の中身が気になったビクトルは、箱をひとつ開けてみて、中に死体が詰め込まれていることを知る。
映画『7BOX [セブンボックス]』のあらすじ【転】
その後ビクトルは再びネルソンたちに見つかり、立体駐車場へ逃げ込む。ネルソンの仲間にはチンピラのような者も混ざっていて、駐車場の管理人を殺して強引にビクトルを追いかけて来る。
駐車場の最上階に追い詰められたビクトルは、発進間際の軽トラックを見つけ、その荷台に密かに箱を詰め込み、自分も荷台に乗って駐車場から脱出する。またもビクトルに逃げられたネルソンは、仲間から拳銃を借りてビクトルを追い続ける。
その頃ビクトルの姉・タマラは、職場にいる妊婦の友人・レティが産気づいたため、店の従業員・ジムと共に急いで病院へと連れて行く。レティは恋人のグスに部屋の掃除を頼まれていて、タマラに代わりに行って欲しいと告げる。
タマラとジムがレティに教わった古いアパートに行くと、部屋の中は血まみれになっていた。タマラは驚いてアパートの外へ出るが、そこでパトロールをしていた警官に尋問され、警察署へ連れて行かれる。
警察署へ行ったタマラは、警官たちが箱を積んだ若い運び屋を探していると知り、それが自分の弟・ビクトルだと気付く。タマラはジムと警官と共に、ビクトルを探しに市場へ出発する。
映画『7BOX [セブンボックス]』の結末・ラスト（ネタバレ）
その頃ルイスとダリオは、ジョージという男と落ち合っていた。ジョージが大金を得ようと考え、資産家の父親を持つ妻をルイスたちに誘拐させて、父親が出した身代金をルイスたちと山分けする計画で、ルイスが隠していた25万ドルがその身代金だった。
しかしジョージの妻は監禁場所（タマラが掃除しにいった場所）から逃げ出そうとして、誤ってガラスの破片で手首を切り、死亡していた。ビクトルが運んでいた箱に入っていたのが、ジョージの妻の死体だった。
ビクトルはダリオと連絡を取ってジョージと落ち合っている店に向かうが、警察が後を付けていることに気付き、店から離れていく。それを見たダリオがビクトルを追いかけると、ネルソンがそこに現れ、箱を奪うためダリオを拳銃で射殺する。
そこで警官たちがネルソンの元に駆け付け、ネルソンは警官に射殺される。ネルソンに襲われケガをしたビクトルが病院で目覚めると、ネルソンが射殺された時の様子をジムが携帯で撮影していて、その動画がテレビのニュース映像で流れていた。ビクトルは自分の顔がテレビに出たことを知って、1人静かに微笑むのだった。
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映画『7BOX [セブンボックス]』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『7BOX [セブンボックス]』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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