この記事では、映画『海辺のエトランゼ』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『海辺のエトランゼ』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0055138
製作年 | 2020年 |
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上映時間 | 58分 |
ジャンル | アニメ ボーイズ・ラブ |
監督 | 大橋明代 |
キャスト | 村田太志 松岡禎丞 嶋村侑 伊藤かな恵 |
製作国 | 日本 |
映画『海辺のエトランゼ』の登場人物(キャスト)
- 橋本駿(村田太志)
- 小説を書くかたわら、民宿の手伝いをしている。いつも民宿の窓から見えるベンチに座る実央に密かに好意を寄せている。大人になった実央のまっすぐな想いに中々素直になれない。
- 知花実央(松岡禎丞)
- 高校時代に母を亡くしている。同情で声をかけられたと勘違いし、はじめは駿に冷たく当たる。3年間島を離れていたが、駿の元へ帰って来る。
- 桜子(嶋村侑)
- 駿の元婚約者。駿とは幼馴染で、駿がゲイであることを知っている。駿を連れ戻しに来たと、駿たちの前に突然現れる。
映画『海辺のエトランゼ』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『海辺のエトランゼ』のあらすじ【起】
駿は民宿の窓の外から見えるベンチで海を見つめている実央のことが気になるようだ。
ある日、店の手伝いをしていた駿は、通りがかる実央にパンを渡す。一瞬戸惑った実央であったが、深々とお礼をして立ち去るのであった。
後日、駿の留守中に、実央がパンのお礼にと花の苗を株分けして持ってきてくれる。民宿のおばちゃんはそれを駿に教えると、実央の母が最近亡くなったことも一緒に伝えるのであった。
駿はベンチに座る実央に、いつも1人で寂しくないかと聞くが、いつも見ているのはそっちだろう。気持ち悪い。と言い放たれてしまう。それと同時に、駿は学生時代に自分の仕草が女っぽいと同級生に言われたことがフラッシュバックしてしまう。
駿が目を覚ますと、心配そうに友人の絵理と鈴が覗き込んでいた。どうやらショックで気絶してしまったようだ。
後日、駿の元に実央が謝りにくる。同情されたのかと思ったという実央に、ただ話してみたかったと駿はいう。
民宿で駿たちと夕飯を一緒にする実央。賑やかな食卓に自然と笑みがこぼれる。
実央は明日本島の施設に引っ越してしまうらしい。本島に着いたら電話すると実央は駿の手を握るのであった。
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映画『海辺のエトランゼ』のあらすじ【承】
3年後、駿は小説を書いていた。民宿に新しい住民がくることを絵里から知らされる。
そこに現れたのはなんと実央であった。実央は駿に告白するが、男が好きなんていいことないと駿はいう。3年考えたけど一緒に居たいから戻ってきたと実央はいうのであった。
完成した原稿を提出しに本島へいく駿に、実央も同行することになる。本島へ向かうフェリーの中で彼女でも作ればいいのにという駿に、実央は怒り、本島へ着いても2人は別行動をするのであった。
駿に実央から着信が入る。まっすぐな実央の言葉に、駿は実央の元へと走り出す。
俺がほしいのは彼女じゃないと怒る実央の手を引き、駿はホテルへと入る。受付をする2人をロビーにいる客が好奇の目で見るのであった。
駿は実央を部屋に連れ込み強引にキスをすると、女の子を好きになったほうが幸せになれたのにと強く抱きしめるのであった。
2人は既に女性経験は済んでいるようだ。だが男との経験はないという駿に実央は驚く。
今まで男の好きな人ができても誰にも言えなかったけど、実央には声をかけてしまったと言い残して駿は寝落ちしてしまうのであった。
映画『海辺のエトランゼ』のあらすじ【転】
駿の元へ1人の女性が現れる。元婚約者のようで、駿を連れ戻しにきたそうだ。
バイト終わりの実央が民宿に帰ると、駿は元婚約者である桜子に、実央とは恋人関係であることを報告する。
桜子の帰宅後、問い詰める実央に、桜子とは破談していてそれを機に家との縁も切れていることを駿は打ち明けるのであった。
実央が洗濯物を干していると、桜子に島の案内をお願いされる。桜子は、復縁しにきたのではなく、駿の父の具合が悪いことを知らせにきただけだと実央に告げるのであった。
実家に帰るよう説得をする桜子を、お前には関係ないと駿は突き放す。桜子は呆れて民宿を後にする。実央がいるのに実家には帰れないという駿に、俺を口実に逃げているだけだと実央は言い放ち、桜子を追いかけるのであった。
海へ入っていく桜子を実央は止める。実央は桜子の想いを聞き、自分も同じくらい駿が大切であることを伝える。最低な相手だったらよかったのにと桜子はいう。
実央は家族がいなくなることはとても悲しいことだから、駿には同じ思いをしてほしくないと桜子に語るのであった。
映画『海辺のエトランゼ』の結末・ラスト(ネタバレ)
翌日、桜子の見送りに行く駿と実央。冷たい態度を取る桜子に、実央が間に入る。
最後にキスしてという桜子。今まで1度もしてくれたことないという言葉に、駿と桜子は肉体関係では無かったことが分かり、実央は安堵する。
そのまま桜子の元へ歩き出す駿を突き飛ばし、実央が桜子にキスをする。あなたじゃないと桜子は怒りながら去っていくのであった。
実央は、駿が桜子のキスをすぐに断らなかったことに激怒する。家に帰ってもその怒りは収まらないようだ。夕食も風呂にも入らずふてくされる実央に駿はキスをし、実央がいるのに桜子の願いを聞くわけがないというのであった。そして2人は初めて身体を重ねる。
いつか好きになった相手と抱き合えたら、そんなこと絶対叶わないと思っていたと駿はいう。俺は女の子が好きだけど、それでも駿のことを好きになった、男が好きでもおかしくないという実央に、駿は実家に帰ることを決意するのであった。
実家へ帰る準備をする駿。一方実央は不安そうだ。そんな実央に一緒にいこうと駿はいう。実央は泣いて喜ぶのであった。
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映画『海辺のエトランゼ』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『海辺のエトランゼ』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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