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映画『MINAMATA―ミナマタ―』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『MINAMATA―ミナマタ―』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。

また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。

映画『MINAMATA―ミナマタ―』の作品情報


出典:https://movies.yahoo.co.jp/movie/376883/

製作年 2020年
上映時間 115分
ジャンル ドラマ
監督 アンドリュー・レヴィタス
キャスト ジョニー・デップ
真田広之
美波
國村隼
加瀬亮
浅野忠信
製作国 アメリカ
イギリス

映画『MINAMATA―ミナマタ―』の登場人物(キャスト)

ウィリアム・ユージン・スミス(ジョニー・デップ)
53歳。かつては有名なフォトグラファーだった。アルコール中毒。家賃も養育費も払えていない。
アイリーン(美波)
21歳。ユージンの助手兼通訳をする。
キヨシ(加瀬亮)
抗議運動の中心メンバー。息子が胎児性水俣病。自身にも症状が出ている。
ヤマザキ・ミツオ(真田広之)
抗議運動のリーダー。被害者家族の奮起を促している。
ノジマ・ジュンイチ(國村隼)
チッソ株式会社の社長。被害者の声は届いているが、意に介していない。
マツムラ・アキコ(若杉凩)
胎児性水俣病患者。両親が介護している。父はチッソ社のトラック運転手。
ロバート・ボブ・ヘイズ(ビル・ナイ)
ライフ誌の編集長。ユージンとは昔からの知り合い。ユージンの才能を信じている。

映画『MINAMATA―ミナマタ―』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『MINAMATA―ミナマタ―』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『MINAMATA―ミナマタ―』のあらすじ【起】

1971年のニューヨーク。ユージンは暗室で写真の現像をしていた。仕事も金もないユージンは、かつて専属していたライフ社のボブに会いに行き、自らの回顧展をやらせてほしいと頼むが、一蹴されてしまう。

ユージンが、ボイスレコーダーに遺言めいた言葉を残していると、富士フイルムのCM撮影のために、アイリーンとカメラマンが訪ねてくる。

CM撮影後、ユージンとアイリーンは2人きりになる。アイリーンは、日本のチッソ株式会社が大勢の人間を苦しめていること、被害者と株主総会の様子を撮影して世界の注目を集めたい、とユージンの協力を仰ぐ。ユージンは断るが、アイリーンは現地の実情をまとめた封筒を渡し、ユージンの元を後にした。

封筒の中身を見たユージンは、再びライフ社のボブを訪ねる。ボブに、日本に行かせてくれと頼み、渋々ながら了承を得た。

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映画『MINAMATA―ミナマタ―』のあらすじ【承】

熊本にやってきたユージンとアイリーン。2人は、水俣病の被害にあっているマツムラ家の厄介になる。マツムラ家の長女であるアキコは、胎児性水俣病で立つことも話すことも出来ず、両親が献身的に世話をしていた。ユージンは、アキコの写真を撮りたいと頼むが、断られてしまう。

翌日、ユージンは地元の人間を撮影し続けるが、誰1人として歓迎はしてくれなかった。アイリーンはキヨシを紹介する。キヨシ自身も水俣病の症状が出ており、震える手でカメラを回していた。

ユージンたちは、抗議運動をしているヤマザキの演説を撮影する。

水俣病で思うように歩けない少年に、ユージンは声をかける。ユージンは、思いつきで少年に自分のカメラを譲ってしまう。少年は笑顔になり、自らの足で被写体を探し続ける。

カメラを手放したユージンだったが、キヨシが地元の人間から、大量のカメラとフィルムを集めてくれた。

映画『MINAMATA―ミナマタ―』のあらすじ【転】

ユージンとアイリーン、キヨシの3人は、チッソ社の附属病院に潜入する。ユージンとアイリーンは、人目を掻い潜って患者の写真を撮り続け、キヨシは有利になる証拠集めに向かう。ユージンとアイリーンはキヨシに合流し、決定的な証拠である書類を持ち出した。

書類には、工場の排水を与えたネコに、水俣病と同じ症状が現れたことが記されていた。チッソ社は、この事実を15年も前から把握していたのであった。

ユージンが、チッソ社の前で行われている抗議運動の撮影をしていると、チッソ社の人間がユージンを社内へ連れていく。チッソ社の社長であるノジマが、ユージンを呼び出していた。

ノジマは、ユージンが金銭的に困っていることを知り、金でこの件から手を引くよう取引を持ちかけるが、ユージンは断った。

ある夜、ユージンが撮り溜めたフィルムを置いていた暗室が、何者かに燃やされてしまう。全ての写真を消失し、ユージンは手を引くことに決めた。

映画『MINAMATA―ミナマタ―』の結末・ラスト(ネタバレ)

ユージンは、ボブに電話で帰国すると伝えるが、ボブは檄を飛ばす。その言葉でユージンは帰国を思いとどまった。

ヤマザキの手を借り、ユージンは地元住民の共感を得る。ユージンは写真を撮り続け、今まででは撮れなかった、普通の家庭に蔓延る病の写真を撮ることに成功する。

株主総会当日、チッソ社の門前には500人もの被害者たちが、抗議運動をしていた。チッソ社の人間と被害者たちは、門を隔ててお互いに怒号を飛ばしあい、現場は激化していく。突然、チッソ社の門が開き、ユージンは引きずり込まれ暴行を受ける。ユージンは病院で治療を受け、とても撮影を続けられる状態ではなかった。

退院後、アイリーンの助けもあり、母と入浴するアキコを、ユージンはようやく撮らせてもらう。

ユージンの写真はボブの元に届き、現場の凄惨さとユージンの働きを目にして、ボブは言葉を失う。

そうして、母とアキコの日常を切り取った写真は、歴史に残る1枚となった。

映画『MINAMATA―ミナマタ―』の感想・評価・レビュー

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映画『MINAMATA―ミナマタ―』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ

以上、映画『MINAMATA―ミナマタ―』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。

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