この記事では、映画『君を想い、バスに乗る』のストーリー（あらすじ）をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『君を想い、バスに乗る』の作品情報
出典：https://video.unext.jp/title/SID0072539
| 製作年 | 2021年 |
|---|---|
| 上映時間 | 85分 |
| ジャンル | ドラマ |
| 監督 | ギリーズ・マッキノン |
| キャスト | ティモシー・スポール フィリス・ローガン ナタリー・ミットソン ベン・ユーイング |
| 製作国 | イギリス |
映画『君を想い、バスに乗る』の登場人物（キャスト）
- トム・ハーパー（ティモシー・スポール）
- 亡き妻との約束を果たすため、1300キロ以上のバス旅を敢行する90歳の男性。
- メアリー・ハーパー（フィリス・ローガン）
- トムの良き妻。物語冒頭で亡くなってしまう。
映画『君を想い、バスに乗る』のネタバレあらすじ（ストーリー解説）
映画『君を想い、バスに乗る』のあらすじ【起】
トム・ハーパーには、最愛の妻・メアリーがいた。
2人が結婚してから長い時が経つものの、お互いの愛情は常に色褪せなかった。
しかし、2人の生活は突如として終わりを迎えることになる。
トムが90歳の時、メアリーが病気で亡くなってしまうのだ。
2人が暮らしていたのは、スコットランドの最北端。
ジョンオグローツという村であったが、トムはいきなり独りで暮らすことになってしまった。
深い悲しみを抱くトム。
しかし彼は、生前のメアリーととある約束をしていたことを思い出す。
トムは地図を広げると、イングランドの最南端の辺りに目をつけた。
そこは、ランズエンド。
そこに向かうべくトムは、決して多くはない現金を用意する。
そしてバスのフリーパス券も持ち、トランクと共に家を出るのだった。
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映画『君を想い、バスに乗る』のあらすじ【承】
バスに乗ったトムは、行き先を運転手に告げる。
目的地がランズエンドだと知ると、運転手は驚いてしまう。
なぜなら、そこは1300キロ以上の距離があるからだ。
それでも構わない様子のトムは座席に座り、景色を眺めるのだった。
ほどなくしてバスが故障し、立ち往生してしまう。
だが、昔は整備士として働いていたトムが問題をすぐに解決。
見事に、バスを動ける状態に直してしまった。
その様子をスマホ撮影していた青年が、動画をSNSに投稿。
トムを、バスを救った英雄として拡散させてゆくのだった。
その後もバスを乗り継ぐトム。
若者と話をしたり、羊がバスに乗り込んだり、トランク盗難未遂にも遭う。
そんな中でトムは疲れ、車内ですっかりと寝てしまう。
気づけばトムが乗るバスは車庫に入っていて、ピーターとトレイシー夫妻が彼を泊めてくれることになった。
夫妻はこの日、娘のお芝居を見たようだった。
娘の演技を心から褒める夫妻を見て、トムも自分の娘が生まれた時のことを思い出した。
映画『君を想い、バスに乗る』のあらすじ【転】
トムは出発するが、乗ったバスがイングランドの渋滞に巻き込まれることに。
そんな中で酔っぱらった男が女性に迷惑をかけたので、トムは勇気を出し、その酔っぱらいをバスから追い払うのだった。
さらに、リバプールのバス停では歌を歌う若者たちと出会う。
トムもリクエストされ、彼は『アメイジング・グレイス』を歌うのだった。
しかしトムが乗っていたバスは、ロンドンで事故を起こす。
それによって、トムも入院してしまうことに。
その時の検査で、医者はトムががんに侵されていることを知る。
本格的ながん治療を勧められるものの、トムはそれを断って病院から逃げ出すのだった。
さらにトラブルは続く。
バスの旅は、彼が持つフリーパス適用範囲を越えてしまったのだ。
バスから降ろされてしまうトムだったが、そんな彼を通りすがりの人が助けてくれる。
どうやら彼は、SNS上で有名人になっているようだった。
トムは「バス旅の老人」として、誕生日パーティに招待される。
何も知らないトムはそこで、杖をプレゼントされるのだった。
映画『君を想い、バスに乗る』の結末・ラスト（ネタバレ）
本人が知らないまま、有名になっていくトム。
そんな彼から、料金を取ろうとする運転手もいなくなっていた。
とうとうトムは、ランズエンドの墓地に到着した。
その墓石には、トムとメアリーの娘の名前が刻まれている。
彼らの娘は1歳の時に亡くなっていたのだ。
墓標に家族写真を立てかけ、トムは涙を流した。
ランズエンドには、メアリーとの思い出の港があった。
バスで向かい、降り立つと、トムは驚いてしまう。
トムの到着を待っていた大勢の人たちが、拍手で迎えてくれたからだ。
なにがなんだか分からないトムだが、自分の目的の達成を優先することに。
トムは、港の防波堤を歩く。
足取りは頼りないが、メアリーとの思い出の場所に向かっていた。
到着すると、彼はトランクから箱を取り出す。
その中にはメアリーの遺灰が入っていた。
トムはそれを海に撒く。
彼が遺灰となったメアリーを眺め続けるところで、物語の幕が閉じる。
映画『君を想い、バスに乗る』の感想・評価・レビュー
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映画『君を想い、バスに乗る』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『君を想い、バスに乗る』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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