この記事では、映画『君は彼方』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『君は彼方』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0057487
製作年 | 2020年 |
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上映時間 | 95分 |
ジャンル | アニメ ファンタジー |
監督 | 瀬名快伸 |
キャスト | 松本穂香 瀬戸利樹 早見沙織 小倉唯 |
製作国 | 日本 |
映画『君は彼方』の登場人物(キャスト)
- 宮益澪(松本穂香)
- 高校生。同級生の新のことが気になっているものの、その想いを告げられないままでいる。
- 鬼司如新(瀬戸利樹)
- 澪の同級生でもあり、幼なじみ。
- 織夏(土屋アンナ)
- 新の叔母。占い師をやっている。
- 菊ちゃん(早見沙織)
- 澪が世の境で出会う少女。和服を着ている。
- ギーモン(山寺宏一/大谷育江)
- 澪が大事にしていたぬいぐるみ。世の境で澪と再会する。
- 円佳(小倉唯)
- 澪の同級生。新のことが気になっている。
- 殯(竹中直人)
- 世の境の番人。迷い込んだ澪の魂を連れ去ろうとする。
- 森おばあちゃん(夏木マリ)
- 澪がかつて通っていた駄菓子屋の店主。もう一つの顔もある。
映画『君は彼方』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『君は彼方』のあらすじ【起】
宮益澪は、友だちの円佳や新と学生生活を送っていた。
ある日、新は追試を受けることになった澪に数珠を渡す。
澪はその数珠を眺めながら、新へ自分の気持ちを伝えられないことにモヤモヤしていた。
翌日、澪は、円佳から新が好きであることを打ち明けられる。
そしてつい、澪は『私は新とは何でもないから』と言ってしまうのだった。
後日、新と遊びに出掛けた澪は、占い師に試練の訪れを示唆される。
その時だった。
新が突然、叫び出したのだ。
そして澪を連れて外に飛び出したので、澪は怒り心頭。
円佳の気持ちもあり、自分たちは距離を取ろうと言ってしまう。
そして新を残し、走り去ってしまうのだった。
帰宅後、澪は新に謝りに行こうと決める。
しかしその途中で交通事故に遭うのだった。
ただ、澪は無事だった。
翌日、澪は新に謝罪する。
だが不思議なことに、新は澪を全く相手にしない。
まるで澪のことが見えず、澪の声も聞こえていないようだったのだ。
学校帰り、澪はいきなり謎の光に包まれる。
そしてそのまま、上空に飛ばされるのだった。
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映画『君は彼方』のあらすじ【承】
澪は見知らぬ電車に乗っていた。
電車は池袋に止まるが、空には川が流れていた。
澪のぬいぐるみ「ギーモン」が現れ、彼女に語りかける。
ここは、死んだ人が現世を忘れるための場所「世の境」であるようだった。
ギーモンはその案内役だったのだ。
さらに「菊ちゃん」という少女と出会う。
澪はまだ死んでいない可能性があり、幽体離脱している可能性があるのだそうだ。
澪を世の境の番人・殯の力が襲うが、その場から逃げる一行。
新の思い出を忘れ物係に話し、そしてもらえる切符で現世に帰れるらしい。
だが澪は思い出を話せず、「大神様」に会いにいくことに。
現世では、新も澪を助けるために叔母に会っていた。
彼の叔母は例の占い師・織夏だった。
澪は馴染みの駄菓子屋に行き、店主・森おばあちゃんと再会。
その人こそが大神様だった。
彼女は『嫌な思い出を乗り越える必要がある』と言う。
その試練で澪は、自分は嫌なことから逃げ出す癖があると気づく。
円佳の新への想いを聞いた時も、逃げ出そうとしていたのだ。
澪は「好きなものは好きと言う」と、固く誓ったのだった。
映画『君は彼方』のあらすじ【転】
再び忘れ物係を訪ねた澪は、新の思い出や、彼に対する想いを語る。
そして切符をもらい、電車に乗った。
しかし電車は、世の境に着いてしまう。
大神様いわく、澪が新に伝えたいことを思い出せていないからだ。
そこを殯に付け込まれているので、殯の介入をはね返すほどの強い想いが必要なようだった。
大神様は澪を、新との夏祭りの思い出に導く。
当時の二人は金魚すくいをしていたのだが、澪は何があったのか思い出せない。
その時に殯が現れ、澪をあの世に連れ去ろうとする。
しかし澪はギーモンによって現世に送られ、さらに大きな金魚が彼女を運んでくれた。
この金魚こそ、菊ちゃんだった。
夏祭りで菊ちゃんを持ち帰った澪は、大切に飼っていた。
その恩返しのために、菊ちゃんは現われたのだ。
しかし、殯の魔の手が伸びる。
その時に澪は、夏祭りの時のことを思い出した。
新は澪に好意を伝えたのだが、自信が持てない澪は、聞こえていないふりをしていたのだ。
澪は殯に立ち向かう。
新への強い想いを知った殯は諦め、澪はやっと現世に帰ったのだった。
映画『君は彼方』の結末・ラスト(ネタバレ)
澪は気付けば病院にいた。
新もいたが澪の姿は彼の目に映らないまま、声も聞こえないままだった。
病室のベッドには、澪の身体が横たわっていた。
そこに現れた殯は『運命と向き合え』と言う。
実は例の晩、澪は車にはねられ、意識不明の重体になっていたのだ。
そして魂が肉体から出て、さまよっていた。
そのため、彼女の姿と声を誰も感知できなかったのだ。
新も澪の存在を感じ、必死に叫ぶ。
その時、新から澪に送られた数珠が壊れ、澪の魂は消えた。
新は叔母に頼み、澪の体を病院から運び出す。
行き着いた場所は、澪に数珠を渡した丘だった。
あの世に旅立とうする澪を、ギーモンと菊ちゃんが追いかける。
彼らの言葉を聞き、澪が自分の手首に触れると、あることを思い出したのだ。
数珠をもらった日、新と「最後まで投げ出さない」と約束したのだった。
そして新に対する好意を、改めて自覚した。
新に自分の想いを伝えるべく、澪は現世に戻る。
澪は、新の腕の中で目を覚ました。
新は驚き、彼女を抱きしめる。
澪も新を抱きしめる。
そして新に、自分の想いを告げたのだった。
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映画『君は彼方』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『君は彼方』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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