この記事では、映画『ギャング・オブ・アメリカ』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『ギャング・オブ・アメリカ』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0070129
製作年 | 2021年 |
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上映時間 | 119分 |
ジャンル | サスペンス |
監督 | エタン・ロッカウェイ |
キャスト | ハーヴェイ・カイテル サム・ワーシントン アナソフィア・ロブ ミンカ・ケリー |
製作国 | アメリカ |
映画『ギャング・オブ・アメリカ』の登場人物(キャスト)
- マイヤー・ランスキー(ハーヴェイ・カイテル)
- 伝説的マフィア。現在は病に侵されている。
- デヴィッド・ストーン(サム・ワーシントン)
- 落ち目の作家。伝記執筆のためランスキーへのインタビューを試みる。
- アン・ランスキー(アナソフィア・ロブ)
- ランスキーの妻。禁酒法時代の闇酒場で知り合う。
- ベン・バグジー・シーゲル(デビッド・ケイド)
- ランスキーの相棒。粗野な性格。
- チャーリー・ラッキー・ルチアーノ(シェーン・マクレー)
- ランスキーが知り合うチンピラ。のちに彼の生涯の友人となる。
映画『ギャング・オブ・アメリカ』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『ギャング・オブ・アメリカ』のあらすじ【起】
1981年。
マイアミには、デヴィッド・ストーンという作家が住んでいた。
決して売れている作家ではない。
しかし彼は、マイヤー・ランスキーという人物の伝記を書くことに。
ランスキーは、伝説的なマフィアだった。
彼へのインタビューが始まる。
どうやら彼は末期の肺がんであるようだった。
今回のインタビューを受けるに当たって、ランスキーは条件をいくつか提示した。
まずは「自分が死ぬまで誰にも読ませないように」というもの。
そして「話したことを暗記して、記憶を頼りに書くように」というものだった。
面食らうストーンだったが、彼は落ち目であり、家庭も崩壊寸前。
再起のチャンスとして、ランスキーの条件を飲むことにした。
1912年。
ニューヨークに、子供のランスキーが訪れる。
屋外で興じられていたサイコロ賭博を眺めていたのだが、彼はイカサマが行われていることに気付いた。
彼は計算が得意であり、そこから発覚に至ったのだ。
そこでランスキーは「イカサマをされる側」ではなく、「イカサマをする側」になろうと決心したのだった。
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映画『ギャング・オブ・アメリカ』のあらすじ【承】
やがてランスキーは、ラッキー・ルチアーノという不良と手を組む。
さらにバグジーという男とも知り合う。
バグジーは殺しが好みだったようなので、ランスキーは彼に様々な指示を出すようになった。
一方、ランスキーは恋にも恵まれる。
相手は禁酒下の闇酒場で知り合った、アンという女性だ。
そのまま結婚したが、生まれた子供・バディは生まれつき歩行障害を持っていた。
そういった点から、ランスキーとアンは夫婦げんかを繰り返すようになる。
アンにとっては、仕事ばかりに没頭するランスキーにも不満だったのだ。
1931年になると、ルチアーノがニューヨークマフィアを制覇した。
ランスキーはすぐに「マーダー・インク」という殺し屋組織を設立、さらに全米犯罪シンジゲートを展開する。
その手際の良さのおかげで、みるみるとアメリカ中に違法賭博拠点が作られていった。
時は戻り、1981年。
ストーンは『なぜランスキーは捕まらなかったのだ』と不思議に思う。
スパイの情報戦に多くの人員が割かれていたことから、マフィアの取り締まりは緩かったのだった。
映画『ギャング・オブ・アメリカ』のあらすじ【転】
勢いを増すランスキーは、ラスベガスのホテル建設計画をバグジーに一任する。
しかし、すぐに様々な問題が露呈するように。
まずはコスト高騰化に伴う予想以上の赤字と、建設の遅延だった。
さらにバグジーの素行の悪さや浪費が明るみになったのだ。
それにより、組織はバグジーの処刑を決定。
ランスキーは取り消しを嘆願するものの、バグジーは射殺されてしまったのだった。
とはいえ、ランスキーの事業自体は好調だった。
戦後になるとキューバやカリブ諸国も対象にし、カジノ以外にも様々な事業を展開。
FBIは3億円とも言われる彼の隠し財産を追っていたが、一向に尻尾を掴めないままであった。
時は戻り、1981年。
ストーンは美しい女性・モーリーンと出会い、やがて2人は夜を過ごすことに。
しかしその女性は、今もランスキーの隠し財産を追うFBIの差し金だった。
映画『ギャング・オブ・アメリカ』の結末・ラスト(ネタバレ)
ユダヤ人のランスキーはイスラエルへの資金提供を惜しまず、現役引退したら祖国に住もうと考えていた。
しかしアメリカの圧力に屈したイスラエルは、彼を受け入れなかった。
アメリカに強制送還させられたランスキーは憤慨する。
時は戻り、1981年。
モーリーンはストーンに私情を抱くようになり、FBIへまともな情報を流さなくなる。
しびれを切らしたFBIは、とうとうストーンに直接依頼することに。
ランスキーはそれすら見越していたが、ストーンを裏切り者だとはみなさなかった。
二人の間には、奇妙な絆が芽生え始めていたのだ。
ストーンもまた、ランスキーを単なる悪人として見れなくなっていた。
ランスキーが彼をとある施設へ連れていくと、その傾向はさらに強まるようになる。
その施設の一室にはランスキーの息子・バディがいたが、彼は脳死状態だった。
ランスキーは息子に口づけをして、部屋を出ていく。
彼もまた、全てが思い通りの人生ではなかったのだ。
ストーンが取材をした2年後、ランスキーは肺がんで亡くなる。
隠し財産は、未だに見つかっていない。
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映画『ギャング・オブ・アメリカ』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『ギャング・オブ・アメリカ』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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