この記事では、映画『燃ゆる女の肖像』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『燃ゆる女の肖像』の作品情報
出典:https://margot2005.exblog.jp/240749361/
製作年 | 2019年 |
---|---|
上映時間 | 120分 |
ジャンル | 恋愛 ドラマ |
監督 | セリーヌ・シアマ |
キャスト | ノエミ・メルラン アデル・エネル ルアナ・バイラミ ヴァレリア・ゴリノ |
製作国 | フランス |
映画『燃ゆる女の肖像』の登場人物(キャスト)
- マリアンヌ(ノエミ・メルラン)
- 画家。伯爵夫人に肖像画の依頼をされる。父も画家だった。
- エロイーズ(アデル・エネル)
- 伯爵夫人の娘。見合いを拒んでいる。
- ソフィ(ルアナ・バイラミ)
- 館に仕えて3年目になるメイド。メイドになる前は修道院にいた。
- 伯爵夫人(ヴァレリア・ゴリノ)
- エロイーズの母。エロイーズを、ミラノへ見合いに出そうとする。エロイーズに外出禁止を命じている。
映画『燃ゆる女の肖像』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『燃ゆる女の肖像』のあらすじ【起】
マリアンヌは自らをモデルにして、絵画教室の生徒たちに人物の描き方を教えていた。マリアンヌは、教室の後ろに置かれていた絵について生徒に尋ねる。その絵はマリアンヌが描いたもので、勝手に出されては困る、と生徒に告げた。ずいぶん前に描いたという、その絵のタイトルは燃ゆる女の肖像だと、マリアンヌは語る。
マリアンヌは、船で依頼主のいる離島に向かっていた。マリアンヌが館に到着した頃には、辺りは暗くなっていた。館のメイドであるソフィは部屋に案内する。
マリアンヌはソフィにエロイーズについて尋ねるが、3年働いているソフィですらあまり知らないという。マリアンヌの前にも画家を呼んだが、どういう訳か何も描けなかったと話した。
マリアンヌは、前の画家が描いたエロイーズの肖像画を見つける。その絵には顔が描かれていなかった。
エロイーズは結婚を拒んでおり、前の画家には1度も顔を見せなかったと、夫人は話す。マリアンヌは、画家という身分を隠し、散歩の相手としてエロイーズに近づくよう命じられた。
映画『燃ゆる女の肖像』を無料視聴できる動画配信サービスと方法については、以下の記事をご覧ください。
映画『燃ゆる女の肖像』のあらすじ【承】
マリアンヌはエロイーズと対面する。エロイーズは崖に向かって走り出し、マリアンヌは止めようと必死に追いかけるが、エロイーズは崖の手前で止まった。走ることをずっと望んでいたと、エロイーズは笑顔で話した。
マリアンヌは、翌朝からエロイーズの肖像画を描き始める。散歩中にエロイーズの手を観察し、隙を見てスケッチを描いていた。
夫人に絵の進捗状況を聞かれ、外にいる時間が多く筆を取る時間がないと、マリアンヌは答える。マリアンヌに絵を描かせる時間を与えるため、夫人はエロイーズを連れて外出するという。
肖像画の顔と手までは描き終えるも、身体はまだ何も描けていなかった。
エロイーズが外出している間に、マリアンヌはソフィにドレスを着させてモデルにする。
外出から戻ったエロイーズは、楽しかったが1人では寂しかったとマリアンヌに話した。
マリアンヌは夫人に絵の完成を伝える。マリアンヌは、肖像画を送る前にエロイーズに真実を伝えたいと、夫人に申し出た。
映画『燃ゆる女の肖像』のあらすじ【転】
翌日、マリアンヌは自信が画家であることと絵が完成したことを、エロイーズに伝える。
エロイーズは、マリアンヌが描いた肖像画を見るが、自分には似ていないと告げた。マリアンヌはプライドを傷つけられ、肖像画の顔を消す。
夫人は、絵を完成できなかったマリアンヌを追い出そうとするが、エロイーズが止める。そして、ずっと拒み続けていた肖像画のモデルになると告げた。夫人は、不在にする5日間で絵を完成させるようマリアンヌに命じる。
マリアンヌはエロイーズをモデルに絵を描き始めた。
マリアンヌはエロイーズの笑顔を描けないと悩む。マリアンヌは、エロイーズの癖を全て見抜いているが、エロイーズもまたマリアンヌの癖を全部知っていた。
3人は毎夜、カードや読書をして残り少ない日々を楽しんでいた。ある夜、歌の集会に参加する。歌を聴いて笑顔になるエロイーズを、マリアンヌは焚き火越しに見ていた。服に炎が燃え移っても、エロイーズとマリアンヌは見つめ合い続ける。
映画『燃ゆる女の肖像』の結末・ラスト(ネタバレ)
海岸を散歩していたマリアンヌとエロイーズは、岩陰でキスをした。エロイーズはその場から走り出す。
その夜、エロイーズは初めて愛を知った。
絵を描いている途中でもマリアンヌは筆を置き、2人は何度も愛し合う。
ソフィは、夫人が明日の朝帰ってくると伝えた。
肖像画はついに完成する。マリアンヌが小さなモチーフにエロイーズの絵を描いていると、エロイーズもマリアンヌの絵が欲しいと話す。マリアンヌは、エロイーズの本の28ページ目に、自分を描いた。
翌朝、肖像画を見た夫人は、出来に満足し礼を言う。
マリアンヌは夫人に別れを告げ、エロイーズとは一言も交わさずに一瞬だけ抱き合い、走ってその場を去った。
パリに戻ったマリアンヌは、絵画教室でエロイーズとの再会を回想する。
マリアンヌは、絵画展でエロイーズの肖像画を目にする。その絵には、幼い子供と28ページ目をめくった本が描かれていた。
クラシックのホールで、マリアンヌの席と反対側に座るエロイーズ。これが最後の再会だったとマリアンヌは語った。
映画『燃ゆる女の肖像』の感想・評価・レビュー
この映画の感想・評価・レビューはまだ投稿されていません。
映画『燃ゆる女の肖像』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『燃ゆる女の肖像』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
映画『燃ゆる女の肖像』を見逃した人やもう一度見たい人のために、以下の記事では映画『燃ゆる女の肖像』を無料で視聴できる動画配信サービスと方法について紹介しています。
ぜひ、以下の記事もご覧いただき、映画『燃ゆる女の肖像』を視聴してみてはいかがでしょうか。
みんなの感想・レビュー