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映画『空気殺人』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『空気殺人』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。

また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。

映画『空気殺人』の作品情報


出典:https://video.unext.jp/title/SID0076844

製作年 2022年
上映時間 107分
ジャンル ヒューマンドラマ
サスペンス
監督 チョ・ヨンソン
キャスト キム・サンギョン
イ・ソンビン
ユン・ギョンホ
チャン・グァン
ソン・ヨンギュ
チャン・ヒョクジン
製作国 韓国

映画『空気殺人』の登場人物(キャスト)

チョン・テフン(キム・サンギョン)
救急救命医師。急性間質性肺炎で息子が倒れ、妻を亡くしたことで原因究明に奔走する。
ハン・ヨンジュ(イ・ソンビン)
テフンの妻・ギルジュの妹。検事としてテフンに助力する。
ソ・ウシク(ユン・ギョンホ)
オーツー社の人間。一連の急性間質性肺炎は、オーツー社製の加湿器が原因だと考えられている。

映画『空気殺人』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『空気殺人』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『空気殺人』のあらすじ【起】

医師のテフンは家庭を愛する男だった。
しかしある日、息子のミヌが意識不明の状態で病院に搬送される。

ミヌは「急性間質性肺炎」と診断された。
時同じくして、テフンの妻・ミヌも同じ病気で自宅で死亡してしまう。
ギルジュの遺体の第一発見者は彼女の妹であり、検事のヨンジュだった。

急性間質性肺炎は肺が硬くなる病気であり、短期間で死に至るものではない。
5ヶ月前の人間ドックでは特に問題はなかったことから、テフンは何らかの原因があると疑う。
彼はヨンジュと協力し合い、同じような症状で苦しむ人や、死亡した人を探すことにした。

とある教授は同じ件について調査していて、テフンは彼から「ここ10年で患者が急増している」「春に患者が増える」ということを知る。
テフンは、同じ病で悩む人を対象にしたアンケートを封書で送ることに。
さらに患者やその家族の家を直接訪ねてみるが、共通点などは見つからなかった。

帰宅後、テフンは何気なく自宅の加湿器に目をやる。
そこで彼は、訪問先でも同じ加湿器があったことに気付くのだった。

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映画『空気殺人』のあらすじ【承】

テフンは自宅で実験を開始、すると数日で実験用のマウスが全滅していた。
オーツー社製の加湿器にはカビ防止のために殺菌剤が使用されていたのだが、それには毒性が含まれていたのだ。
オーツー社はそれを隠しながら、世界中に製品を展開しているのだった。

訴訟を決意したテフンだったが、オーツー社社長は自社製品の毒性を否定。
さらに部下のソ・ウシクに、裁判沙汰にならないようにと指示をするのだった。
それによりヨンジュは検事として仕事ができないようになるが、彼女はテフン側の弁護士を務めることに。
しかし先輩のサンムン弁護士は、彼女の共同弁護の依頼を断る。
それどころかサンムンはオーツー社に金で買われ、被告側の弁護士となっていたのだった。
サンムンが主張した『ソウル大学による再検査を待つための公判延期希望』は受理され、結果は先延ばしとなってしまう。

オーツー社は先回りをし続け、原告側の男性を買収する。
さらにソウル大学の教授は製品の有毒性を認めるのだが、それを聞いたウシクは『虚偽の報告をしろ』と圧力をかけるのだった。

映画『空気殺人』のあらすじ【転】

ウシクはミヌの病室を訪れ、テフンに『息子さんの肺の治療を約束する』と言う。
その代わり、テフンが手を引かなければいけないのは明白だった。
テフンは怒りのあまり、ウシクから渡された封筒を破いてしまう。

後日の公判で、ソウル大学教授は製品の毒性を否定。
さらに、誰もが知らなかった事実が明らかになる。

毒性検査に立ち会ったのは、テフンだったのだ。
テフン以外の原告側の人間たちは、彼に裏切られた気持ちになる。
次回の公判で判決が出るとされる中、ヨンジュも窮地に立たされることに。
一方、テフンは沈黙を貫くのみだった。

勝利を確信したオーツー社は、社長がアジア総合部門のトップに据えられることに。
その代わり、今回の件で尽力したウシクが社長を任されることとなった。

そうした中、驚くべきニュースが世間を駆け抜ける。
『ソウル大学教授が虚偽の結果を申告した』
その暴露を、テフンが証拠映像と共に拡散させていたのだった。

映画『空気殺人』の結末・ラスト(ネタバレ)

実は、ウシクもオーツー社の加湿器で家族を亡くしていた1人だった。
そこから彼は、自分の会社への復讐を企てていたのだ。

ウシクがミヌの病室を訪ね、テフンに封筒を渡した時。
彼はその時に、自らの正体を明かしていた。
テフンも渡された封筒を破いた時に、中に入っていたウシクの娘・ミンジの写真を見たのだ。
それは、テフン自身がアンケートを送った中の1人だった。

ウシクからの封筒がメッセージだと気づいたテフンは、大学教授の検査に立ち会い、ずさんな調査を撮影する。
これによって、オーツー社の人間は罪に問われることになった。
彼らの弁護はサンムンが引き受けたのだが、法廷に現れたのは復職を果たしたヨンジュ。
彼女の上司が、ヨンジュを検事の仕事に引き戻したのである。

責任はオーツー社だけではない。
安全面で許可を出していた国にもあるからこそ、多くの人が責任を追及していた。
しかし責任追及の場では、役人が責任を押し付け合うばかり。
テフンが激怒するころ、さらに多くの被害者たちが外に集結していた。
その中には、ウシクもいたのだった。

映画『空気殺人』の感想・評価・レビュー

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映画『空気殺人』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ

以上、映画『空気殺人』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。

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