この記事では、映画『愛と精霊の家』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『愛と精霊の家』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0045768
製作年 | 1993年 |
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上映時間 | 146分 |
ジャンル | ドラマ |
監督 | ビレ・アウグスト |
キャスト | メリル・ストリープ ジェレミー・アイアンズ ウィノナ・ライダー グレン・クローズ |
製作国 | ドイツ デンマーク ポルトガル |
映画『愛と精霊の家』の登場人物(キャスト)
- クララ・デル・バレ・トルエバ(大人:メリル・ストリープ / 少女時代:ジェーン・グレイ)
- 手を触れずに物を動かしたり、未来を予言したりする能力を持つ女性。エステバンに一目惚れをする
- エステバン・トルエバ(ジェレミー・アイアンズ)
- 頭が固く頑固だが、仕事熱心な実業家。後に政治家に転身する。
- ブランカ・トルエバ(ウィノナ・ライダー)
- エステバンとクララの娘。ペドロと付き合っている。
- フェルラ・トルエバ(グレン・クローズ)
- エステバンの姉。敬虔なキリスト教信者で、住む世界が狭い。
- ペドロ・セグンド(アントニオ・バンデラス)
- トルエバ家の使用人の息子。ブランカと付き合う革命家。
映画『愛と精霊の家』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『愛と精霊の家』のあらすじ【起】
1973年チリ・サンルカス。ブランカは久しぶりに父・エステバンとともに、自宅に戻ってきた。この日に至るまで、様々なことがあった。
ブランカの母・クララは、姉・ローザに求婚しに来ていたエステバンに恋をした。彼女には超能力があり、思わぬ事故で家族の誰かが死ぬと予言する。そして予言通りローザが亡くなってしまったことに責任を感じ、それ以来人前で口を利かなくなってしまう。
エステバンは経済力が乏しかったため、ローザとの結婚は先延ばしになっていた。そこへローザの訃報が届いたため、トレスマリアスに移住し大農場を経営し始めた。しかし母の死により数年ぶりに故郷に戻り、葬儀に参列していたクララを見て結婚を申し込むことに決める。クララは念願が叶ったことで再び口を利き始め、二人は結婚することになった。
クララは、エステバンとの家に彼の姉・フェルラを迎える。フェルラは、クララが普通の人とは違うことに気づいていた。やがてエステバンとクララの間に、娘・ブランカが誕生する。
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映画『愛と精霊の家』のあらすじ【承】
小学校に通うブランカは、使用人・セグンドの息子・ペドロと恋仲になっていた。エステバンは二人の関係を認めず、ブランカを寄宿学校に入学させるが、卒業した今でも関係は続いている。
エステバンは、政界から勧誘されていた。ある日、帰宅後にクララの部屋に行くと、彼女のベッドにフェルラが一緒に横になっていた。エステバンはそれを見て怒り、フェルラを家から追い出す。クララはショックを受け、彼に心を閉ざすようになる。
その後一家で食事をしているときに、フェルラが入ってきて、クララにキスをし出ていった。クララは翌朝フェルラの自宅を訪れ、亡くなっていた彼女に優しい言葉をかけて、別れを告げる。
ペドロは農民たちを革命に参加させるために、あちこちで演説を行っていた。エステバンは銃を撃って彼を追い払う。深夜、使用人がブランカとペドロが密会していることをエステバンに密告する。彼はブランカを連れ戻しに行き、クララの教育に問題があると言って彼女の頬を殴る。クララは「二度とあなたと話をしない」と言い残して、ブランカと共に実家に帰る。
映画『愛と精霊の家』のあらすじ【転】
エステバンの元に電報が届き、ブランカが妊娠したことを知る。クララの実家を訪れたエステバンは、ブランカにペドロはもう死んだと告げる。ショックを受けるブランカに、クララはペドロがまだ生きていることを伝える。
エステバンは、保守党所属の国会議員になっていた。ある日クララの実家を訪れ、これまでのことを謝罪する。その後エステバンはクララの家で生活するようになり、ブランカの娘・アルバが誕生する。
ブランカにとってエステバンの考え方は原始的であり、共感することができない。世論も与党の保守党政権に見切りをつけ、野党の人民戦線が選挙で勝利を収める。それを機にペドロから連絡があり、二人は久々に再会する。その後アルバも彼に会う。
クリスマスツリーの飾りをつけをしていると、クララがバランスを崩して倒れ込んだ。余命がわずかであることを知ったクララは、これまで書き留めてきた日記や宝石をブランカに渡すようにとアルバに頼む。そして眠るように息を引き取る。
映画『愛と精霊の家』の結末・ラスト(ネタバレ)
新政権に対しクーデターが起こり、軍が国家を統治し始めた。軍はブランカに、ペドロと革命運動をしているとの疑いをかけ逮捕状を出す。ブランカはエステバンに、彼が実は地下室にいることを伝え、助けてくれるように頼む。
軍はブランカを連行し、ペドロの居場所を吐かせるために拷問する。ブランカが血を流し倒れているとクララが現れ、アルバのために生きるようにと彼女を励ます。エステバンは軍の司令部に行き、ブランカを釈放するよう要求するが、失敗に終わる。エステバンは地下室からペドロを連れ出し、安全なカナダ大使館へ彼を引き渡す。
ついにブランカが釈放され帰宅する。昔はエステバンに対し怒りを感じ復讐ばかりを考えていたが、今は憎しみが消えている。ブランカは、エステバン、アルバとともに、トレスマリアスの家に帰る。
エステバンは体調が悪く、ベッドに横になる。するとクララが迎えにやって来た。ブランカはこれまでの歴史を振り返り、大切なのは人生そのものだと考える。
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映画『愛と精霊の家』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『愛と精霊の家』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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