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映画『空母いぶき』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『空母いぶき』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。

また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。

映画『空母いぶき』の作品情報


出典:https://movies.yahoo.co.jp/movie/366076/

製作年 2019年
上映時間 134分
ジャンル 戦争
アクション
監督 若松節朗
キャスト 西島秀俊
佐々木蔵之介
本田翼
小倉久寛
製作国 日本

映画『空母いぶき』の登場人物(キャスト)

秋津竜太(西島秀俊)
「いぶき」艦長。涌井が倒れてしまったため、指揮権が譲渡される。
新波歳也(佐々木蔵之介)
「いぶき」副長。敵味方問わず死者を出さないことを念頭に考えている。
涌井継治(藤竜也)
司令官。序盤で倒れてしまう。
迫水洋平(原隼人)
アルバトロス隊隊長。
垂水慶一郎(佐藤浩市)
内閣総理大臣。未曽有の出来事に対処すべく、史上初の「防衛出動」を発令する。
本多裕子(本田翼)
ネットニュース記者。取材のため「いそかぜ」に搭乗したが、そのタイミングで東亜連邦の襲撃が始まってしまう。

映画『空母いぶき』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『空母いぶき』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『空母いぶき』のあらすじ【起】

ある日、波留間群島の初島に国籍不明の戦艦が出現、巡視船「くろしお」の乗組員が拘束されてしまった。
日本政府は航空機搭載型護衛艦「いぶき」と、護衛艦「あしたか」「いそかぜ」「はつゆき」「しらゆき」を派遣。
海の中からは潜水艦「はやしお」が向かう。

本来「いぶき」は訓練中だったため、その取材に記者2名が搭乗していた。
敵勢力は“東亜連邦”という名前らしい。
彼らが発射したミサイルが「いぶき」に命中、戦闘機昇降リフトが故障してしまう。
記者たちは、艦内に留まることを余儀なくされた。

さらに敵は空母「グルシャ」で接近、そこには60機のミグも確認できた。
そんな中、軍司令官の涌井が倒れる。
指揮権は「いぶき」の艦長・秋津に移ることとなった。

数時間後、垂水総理大臣は史上初の「防衛出動」を発令する。

露・米・英・仏の潜水艦が事態を見守る中、敵のミグがミサイルを発射した。
秋津の命令によって、ミサイルとミグが撃墜される。
史上初めて、自衛隊の兵器で直接的な攻撃が行われたのだった。
ミグのパイロットは生存を確認できなかった。

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映画『空母いぶき』のあらすじ【承】

やがて、敵潜水艦が「いぶき」に向けて魚雷を発射。
「はつゆき」が盾となり「いぶき」は守られるが、死者2名と重傷者多数という重大な被害を出してしまう。
自衛隊にとっても初めての被害であった。

「はやしお」は殺傷力がある魚雷を撃たず、体当たりを敢行する。
敵艦を見事無力化させるが、「はやしお」も甚大な被害をこうむり、戦線離脱することとなった。

「いぶき」に乗っていた本多記者は、炎上する「はつゆき」を撮影。
それをネット上に拡散させると、またたくまに今回の襲撃事件が世間に知られるようになる。
国民は『戦争がはじまった』と恐れ、コンビニで物資を買い占める人々が急増した。

事態を重く見た垂水総理は会見を開き、あくまでも自衛行為であることを強調する。

その頃、「いぶき」を駆逐艦が襲おうとしていた。
ハープーン対艦ミサイルを使用すれば対処はできるものの、敵艦に数百人規模の死者が出てしまう。
副長の新波は反対し、秋津は「いそかぜ」の主砲で対処することを提案。
「いそかぜ」は主砲を発射し、敵艦を沈めることなく無力化に成功した。

映画『空母いぶき』のあらすじ【転】

やがてミグ10機が襲来し、「いぶき」から、アルバトロス隊5機が発進する。
数で押し負けそうになり、柿沼が乗る機体がロックオンされる。
迫りくるミサイルを海に落とすべく、柿沼は機体を海面に急降下させた。
しかし彼はそこで意識を失ってしまう。
迫水隊長の呼びかけで意識を取り戻した柿沼は緊急脱出をし、海面で愛する妻子の写真を眺めるのだった。
だが、悲劇が起こる。
担架で運ばれる敵パイロットが乗組員の銃を奪い、柿沼は射殺されてしまった。

乗組員は敵パイロットに銃を向けるも、秋津がそれを制する。
彼が敵パイロットに英語で語りかける姿を、本多は撮影した。

さらに敵のミグが24機襲来する。
スパロー隊、ピジョン隊が迎え撃つはずが、想定外の事態が起こる。
敵の潜水艦が魚雷を発射し、護衛艦「あしたか」が迎撃するのだが、魚雷の破片が甲板に散らばってしまう。
これでは戦闘機を送り出すことができないため、迫水隊長が単独でアルバトロスに乗り込み出撃した。
それを知った秋津は迫水に、敵空母の甲板に穴を開けるよう指示するのだった。

映画『空母いぶき』の結末・ラスト(ネタバレ)

「はつゆき」の救助のため「しらゆき」が離脱し、残る戦力はわずかだった。
東亜連邦には数で負けている中、5隻の潜水艦が接近している。
潜水艦たちが一斉に魚雷を発射し、「いぶき」「グルシャ」に命中するのだった。

実は、5隻の潜水艦は国連軍が派遣したものだった。
国連としてもこれ以上の戦闘は見過ごせないことから、魚雷を発射したのである。
攻撃を受けた東亜連邦は撤退し、「くろしお」の乗組員及び記者たちも救出された。

なぜ、国連が動いたのか。
それは記者の本多と田中が情報を発信し、世界中の人々に共有されたからである。
それがやがて、国連を動かす力となったのだった。

垂水総理は今回の事件を受け、改めて国民を守る気持ちを固める。
「いぶき」内では秋津が、新波に指示を出していた。
救出された「くろしお」に乗る人々のために、握り飯とみそ汁を用意しようとしていたのである。
秋津は普段は一人で食事を摂っているのだが、今回ばかりは食堂で人々と食事をしたいと考えるのだった。

映画『空母いぶき』の感想・評価・レビュー

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映画『空母いぶき』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ

以上、映画『空母いぶき』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。

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