この記事では、映画『グッバイ、サマー』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『グッバイ、サマー』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0028783
製作年 | 2015年 |
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上映時間 | 103分 |
ジャンル | 青春 ドラマ ロードムービー |
監督 | ミシェル・ゴンドリー |
キャスト | アンジュ・ダルジャン テオフィル・バケ ディアーヌ・ベニエ |
製作国 | フランス |
映画『グッバイ、サマー』の登場人物(キャスト)
- ダニエル(アンジュ・ダルジャン)
- 自分の女性的な容姿に悩む少年。絵が得意。
- テオ(テオフィル・バケ)
- 機械いじりが得意な転校生。ダニエルと意気投合する。
- ローラ(ディアーヌ・ベニエ)
- ダニエルが想いを寄せる同級生。
- ダニエルの母(オドレイ・トトゥ)
- ダニエルに対して過干渉気味な女性。
- テオの母(ジャナ・ビトゥネロバ)
- 貧困ゆえにテオを疎ましく思う女性。
映画『グッバイ、サマー』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『グッバイ、サマー』のあらすじ【起】
14歳の少年・ダニエル。
彼は絵を描くことを愛していた。
絵画の日々の傍らで、ダニエルの日常が少しだけ変化する。
彼が通う学校に、転校生がやってきたのだ。
転校生の名前は、テオ。
ダニエルは女性のような見た目をしていたので、男子の友人が少なかった。
しかしテオがやってきたことで彼と意気投合し、2人は友達になった。
転校後、テオは風変わりな性格のせいで学校で浮いた存在になる。
しかしダニエルは、彼のそんな独特な部分を好意的に受け止めた。
2人は友情をはぐくみ、毎日のように同じ時間を共有していくのだった。
テオは家では、貧しさゆえに両親から煙たがられていた。
そんな日々を過ごすうちに、彼は車でどこかに行ってみたいと考えるようになる。
正反対にダニエル家は、母親が過干渉気味だった。
窮屈な家庭の中で過ごしている2人は廃材を集め、機械に詳しいテオの先導で車を作るようになっていく。
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映画『グッバイ、サマー』のあらすじ【承】
2人は『夏休みに車で出かけよう』と約束する。
しかし、彼らの計画は少々甘かった。
車が公道を走るには、しかるべき認可が必要なのだ。
そしてその認可を受ける難しさを知らなかったので、2人は計画を修正することに。
結果的にダニエルとテオは、車に小屋をとりつけることにした。
そうすれば警察の目を欺くことができる、と考えたのだ。
奇抜なアイデアかに思えたが、2人の家屋付き自動車は完成する。
そして、とうとう夏休みがやってきた。
家をこっそりと抜け出す時、ダニエルは兄にだけ長旅に出ることを告げた。
2人が乗る車は、林間学校で訪れたという中央高地を目指す。
しかし悪路や悪天候により、想定以上に道のりは険しくなった。
途中、2人は理髪店に立ち寄る。
女性のような見た目で悩んでいたダニエルの髪を切り、男っぽくしてもらうためだ。
しかし店はコワモテの連中が集まっていたので、2人は散髪途中で逃げだしてしまった。
映画『グッバイ、サマー』のあらすじ【転】
2人が乗る車は、とある避暑地を訪れる。
そこにはダニエルが想いを寄せる女子・ローラが滞在していたのだ。
湖の方を見れば、キャンプが焼けたような跡がある。
ロマ人という少数民族が滞在していたのだが、警察によって追い払われてしまったようだった。
ダニエルは避暑地で、ローラを見つける。
彼女は湖で遊んでいたのだが、なかなか話しかけられないダニエル。
そうしている間に、泊めていた車がロマ人の物だと勘違いされ、燃やされてしまったのだ。
車が燃やされたことをテオはダニエルのせいにし、口論は喧嘩に発展する。
しかしその過程でダニエルは、自分がいかにテオに頼り切っていたかを自覚するのだった。
2人は喧嘩別れしてしまったが、その後にダニエルは自分の髪の毛を全部剃る。
男っぽく、そして強くあろうとする彼なりの決意の表れだった。
そして二人は仲直りし、やがてモルヴァンという町に行き着く。
その頃ダニエルの家では、息子がいなくなったことで大騒ぎになっていた。
映画『グッバイ、サマー』の結末・ラスト(ネタバレ)
モルヴァンはちょうど、大きな祭りの時期を迎えていたらしい。
様々な催し物に囲まれる2人だが、ダニエルが大きく惹かれるものがあった。
それは、子供を対象とした絵画コンクールである。
さっそく参加したダニエルは見事な絵を描き上げ、その作品は入賞を果たした。
賞品はパリへの航空券だったので、ダニエルとテオは空路で帰ることに。
帰宅後、ダニエルは母親に抱きしめられる。
テオの母親は、2人が旅に出ている間に病気で亡くなっていた。
さらに彼の父親は、育児放棄を宣言するのだった。
テオは兄を頼らなければならなくなり、仕方なくグルノーブルという遠方の街に引っ越すことに。
ダニエルと過ごした街からはかなり離れていて、もう簡単に会うのは難しくなりそうだった。
その後、ダニエルの同級生がテオのことを悪く言った。
それを聞いたダニエルは、彼を思い切り殴るのだった。
男らしくなったものの、前よりも近寄りがたくなったダニエル。
そんな彼を、少し離れたところでローラが見つめていた。
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映画『グッバイ、サマー』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『グッバイ、サマー』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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