この記事では、映画『藍に響け』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『藍に響け』の作品情報
出典:https://movies.yahoo.co.jp/movie/370628/
製作年 | 2021年 |
---|---|
上映時間 | 117分 |
ジャンル | 青春 |
監督 | 奥秋泰男 |
キャスト | 紺野彩夏 久保田紗友 永瀬莉子 板垣瑞生 小西桜子 |
製作国 | 日本 |
映画『藍に響け』の登場人物(キャスト)
- 松沢環(紺野彩夏)
- 珠ノ坂女学園に通う高校生。父の会社の経営状態の悪化により生活が一変し、何に対してもやる気が出ない。
- 新島マリア(久保田紗友)
- 和太鼓部員。自動車事故の影響で声を出せなくなったが、太鼓を叩くことが好きで毎日を楽しく過ごしている。
- 江森寿(永瀬莉子)
- 和太鼓部の部長。家族全員が太鼓を叩く家庭に育ち、部長として部員をまとめるために頑張っている。
- 江森司(板垣瑞生)
- 寿の兄で、強豪・桐ヶ丘高校の和太鼓部に所属している。面倒見がよく、太鼓好きの人には優しく指導する。
- シスターニッチェ(筒井真理子)
- 珠ノ坂女学園の教師をしながら、マリアや子どもたちの世話もしている。
- 江森雷太(吹越満)
- 寿と司の父。今は寿司屋を切り盛りしているが、昔は太鼓を叩いていた。
映画『藍に響け』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『藍に響け』のあらすじ【起】
父の会社の経営状態が悪化し、環は母とともに引っ越すことになった。それまで習っていたバレエもやめることになり、学校でも抜け殻のようにぼんやりしている。家計のこともあり、これまでの友達と付き合うのをやめて、スーパーでアルバイトを始める。
放課後。環は音に誘われて和太鼓部の稽古場を訪れる。太鼓を叩いていたマリアから一緒に叩こうとバチを渡されるが、彼女は声を発することができないらしい。そして和太鼓のコンサートがあることを教えてもらい見に行くが、和太鼓部の部長・寿から声をかけられても、興味はないとそっけない対応をしてしまう。
スーパーでのアルバイトが母に知られてしまい、やめることになってしまった。再び和太鼓部の稽古場を訪れた環は、マリアに誘われ、やりきれない思いをぶつけるように太鼓を叩く。
そして和太鼓への入部を申し出るが、寿から8部音符で30分打ち込む勝負に勝たなければ入部は認めないと言われる。彼女は必死に叩くが、残り5分で倒れてしまう。しかし彼女の頑張りが認められ、和太鼓部に入部できることになった。
映画『藍に響け』を無料視聴できる動画配信サービスと方法については、以下の記事をご覧ください。
映画『藍に響け』のあらすじ【承】
環は和太鼓部に入部したものの、素振りの練習や体力トレーニング、掃除ばかりをやらされている。太鼓を叩かせてもらえないことで嫌気が差した環は、寿に反抗してそのまま出ていってしまう。そこへマリアが追いかけてきて、初心者は声と素振りが非常に大切であること、リズムをマスターしてから初めて太鼓を叩くことなどを筆談で教えてくれる。
二人はそのまま海岸へ行く。マリアが車の事故で声が出せなくなったこと、声を出すことが夢であることを環にだけ教えると、環もようやく心を開き始める。そして体力作りや自主練に励むようになり、ついに寿から太鼓を叩くことを許してもらえる。
環は掃除中、ニッチェ先生が和太鼓部を指導していた頃の写真を見つける。改めて先生に指導を頼みに行くが断られる。その代わり、寿の兄・司がいる桐ヶ丘高校の合宿に参加させてもらえることになった。
石川県の能登での合宿。環たちは強豪・桐ヶ丘高校と、地元の御陣乗太鼓のパフォーマンスからいい刺激を受ける。その後環は司と話をし、太鼓の叩くときの姿勢などを直接教えてもらう。
映画『藍に響け』のあらすじ【転】
寿と司の父・雷太とニッチェ先生は、昔一緒に太鼓を叩いた仲であった。雷太は先生に、寿に太鼓を教えてやってほしいと頼む。マリアは礼拝堂で発声練習をしているが、うまく声を出すことができない。そこへニッチェ先生がやってきて、「あなたならもっとやれる」と彼女を励ます。
ニッチェ先生が和太鼓部の指導に来る。指導は厳しく、辞めたいという部員も出てくる。一方環は部活中だけでなく帰宅後も練習に励み、テンポが速い曲も叩けるようになる。しかしそのテンポについて来れない部員が多く、楽譜通りにするか、みんなで合わせることを優先するかで部内が分裂する。
ニッチェ先生は、「鎌倉音フェスタ」に出演するためのコンペを行う。その結果、センターの下手は環、上手はマリアが務めることになる。先生はテンポを遅くして合わせることを優先した指導をするが、環は納得できない。マリアもまた、部活もリハビリもうまくいかないことで悩んでいる。そんな彼女に環は、考え方が甘いのではないかと叱責する。
映画『藍に響け』の結末・ラスト(ネタバレ)
鎌倉音フェスタ。和太鼓部は出演するが、みんなの気持ちがバラバラでひどい演奏になってしまう。翌日部活に環がやってくると、部の雰囲気が悪くなる。寿は部員に対して、今はとにかくみんなでやるしかないと励ます。
マリアは部活には来ず、海辺にいた。そこへ環がやって来て「いつまでも逃げているんじゃない」と言い、二人は取っ組み合いの喧嘩をする。その後環が和太鼓部の稽古場に来ると、そこにはマリアがいた。環が太鼓を叩き始めると、マリアもこれまでのモヤモヤをすべてぶつけるかのように太鼓を叩き始める。そしてマリアが部活に戻ってくる。
全国大会の地区予選。環とマリアはお互いを意識しながら激しい太鼓の演奏を披露する。部員が一丸となった見事な演奏が終わると大きな拍手が鳴り響き、部員たちからも笑みがこぼれる。そしてマリアは、かすれた声で必死に環を呼び止めて言う。「ありがとう」
映画『藍に響け』の感想・評価・レビュー
この映画の感想・評価・レビューはまだ投稿されていません。
映画『藍に響け』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『藍に響け』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
映画『藍に響け』を見逃した人やもう一度見たい人のために、以下の記事では映画『藍に響け』を無料で視聴できる動画配信サービスと方法について紹介しています。
ぜひ、以下の記事もご覧いただき、映画『藍に響け』を視聴してみてはいかがでしょうか。
みんなの感想・レビュー