この記事では、映画『決戦は日曜日』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『決戦は日曜日』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0067800
製作年 | 2022年 |
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上映時間 | 104分 |
ジャンル | コメディ |
監督 | 坂下雄一郎 |
キャスト | 窪田正孝 宮沢りえ 赤楚英二 内田慈 小市慢太郎 |
製作国 | 日本 |
映画『決戦は日曜日』の登場人物(キャスト)
- 谷村勉(窪田正孝)
- 事なかれ主義の私設秘書。衆院議員・川島昌平が倒れてからは有美の秘書となり、彼女に振り回される。
- 川島有美(宮沢りえ)
- 川島昌平の娘。昌平が倒れため後援会に担ぎ出され、本人もその気になる。しかし問題ある言動が目立つ。
- 岩渕勇気(赤楚衛二)
- 公設秘書。
- 田中菜々(内田慈)
- 私設秘書。
- 濱口祐介(小市慢太郎)
- 私設秘書。
- 向井大地(音尾琢真)
- 私設秘書。
- 川島昌平(小林勝也)
- ベテラン衆院議員。公演中に脳梗塞で倒れてしまう。
映画『決戦は日曜日』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『決戦は日曜日』のあらすじ【起】
ベテラン衆議院議員・川島昌平。
彼は地方都市を基盤としていて、安定した支持を得ていた。
そんな昌平の私設秘書を務めているのは、事なかれ主義の谷村勉。
出世欲などはないが、娘を私立小学校に入れるために無難に立ちまわっていた。
ある日、昌平の講演会が開かれる。
しかしこの時、昌平は突然倒れたのだ。
すぐに病院に搬送され、脳梗塞と診断される昌平。
さらに同じタイミングで衆議院が解散したので、昌平はそのまま政治家を引退することになってしまったのだった。
ただ、昌平の後援会は黙っていなかった。
彼らは昌平の娘・有美を、昌平の後継者として担ぎ出す。
とはいえ、彼女は45歳のネイルサロン経営者に過ぎない。
政治と関わるには荷が重く、上手くいかないのは明白だった。
後援会の面々はそれを知っていて、自分たちの都合のみで有美を担ぎ出したのだった。
それを知らないのは有美だけで、彼女は後援会から『あなたが後継者になるのはお父様の願いだった』と吹き込まれていた。
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映画『決戦は日曜日』のあらすじ【承】
有美は、さっそく昌平の事務所を訪れる。
そこには公設秘書の濱口祐介がいた。
私設秘書は向井大地と田中菜々と岩渕勇気、そして谷村だ。
有美は全員に挨拶するが、その時点で彼女の世間知らずな一面が露呈していた。
事務所スタッフは有美の熱意だけは評価し、彼女の補佐役には谷村が任命される。
有美は正式に立候補を表明、各社マスコミの前で記者会見を開いた。
ただ、原稿の「各々」の部分を「かくかく」と読んでしまい、政治家としての素養を問われてしまうことに。
さらに、過去の炎上系Youtuberとのトラブルも引き合いに出され、地元有権者から非難されてしまう。
有美が何かをやらかすと、怒りの矛先はいつも谷村だった。
その状況をどうにかするべく、谷村はスタッフたちの意見を有美に伝えることにした。
スタッフとの意思疎通を重要だと考えていた有美も、最初は快く意見を受け止める。
しかし「不愉快」「話を聞いていない」「やる気とやり方が合ってない」といった、厳しい意見が相次いだのだった。
映画『決戦は日曜日』のあらすじ【転】
有美は屋上から、スタッフに自分に対する態度を改めることを要求。
それだけではなく、彼女は有権者の政治離れや、政治家そのものの変革を訴えた。
やがて週刊誌が、昌平のかつての贈賄容疑を取り上げるように。
それ自体は周知の出来事だったのだが、有美の選挙にとっては痛手となる。
昌平の威光のおかげで当選は確実なものとされていたが、そうとは言い切れなくなった。
スタッフが話し合った結果、昌平の贈賄の全責任は谷村が負うことに。
有美は釈然としなかったが、谷村をはじめとする人々にとってはよくあることだった。
一方で、昌平の容体は急変する。
スタッフたちは集まり、今後のことを相談し合った。
有美がいない場での話し合いだったが、彼女はその内容を聞いてしまう。
自分は昌平に政界入りを望まれていたのではなく、ただ後援会に担ぎ出されていただけだと知ってしまったのだ。
有美は『出馬を取りやめたい』と言い出すが、そうはいかない。
そうなってしまえば、スタッフ全員が失職するからだ。
事務所を代表して、谷村がなんとか説得を試みるのだった。
映画『決戦は日曜日』の結末・ラスト(ネタバレ)
出馬を取りやめたい有美は自分のスキャンダルの暴露をするが、報じられることがなかった。
谷村は有美の『落選させて』という要望を渋々了承し、彼女の問題ある言動をネットに投稿。
しかし有美の言動は、世間で好意的に捉えられてしまうのだった。
次に谷村は、後援会とのパイプ役である濱口に目をつける。
彼は地元企業と金銭のやり取りをしているので、それをリークすれば有美の陣営にも打撃になるはずだ。
しかし、時同じくして北朝鮮がミサイルを打ち上げたことによって、濱口のスキャンダルは見向きもされなかった。
計算違いとはなったが、喜ぶスタッフたちの様子を盗撮し、ネットに投稿する谷村。
しかし、やはりそれも有権者の好感度を上げるきっかけになってしまうのだ。
そして迎えた投開票日。
谷村の行動が全て裏目に出たことにより、有美は当選してしまう。
逃げることができなくなり機嫌を悪くする有美に、谷村は『国を本気で変えるために動きましょう』と言う。
その言葉で気持ちを変えた有美は、谷村と握手を交わすのだった。
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映画『決戦は日曜日』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『決戦は日曜日』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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