この記事では、映画『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』のあらすじをネタバレありの起承転結で解説しています。また、累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』を見た人におすすめの映画5選も紹介しています。
映画『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』の作品情報

出典:https://video.unext.jp/title/SID0070560
| 製作年 | 1968年 |
|---|---|
| 上映時間 | 95分 |
| ジャンル | ゾンビホラー |
| 監督 | ジョージ・A・ロメロ |
| キャスト | ジュディス・オディア デュアン・ジョーンズ カール・ハードマン キース・ウェイン |
| 製作国 | アメリカ |
映画『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』の登場人物(キャスト)
- バーバラ(ジュディス・オディア)
- 兄と一緒に墓参りに行き、謎の男に襲われた若い女性。
- ベン(デュアン・ジョーンズ)
- バーバラが逃げ込んだ屋敷に現れた男性。
- クーパー(カール・ハードマン)
- バーバラが逃げ込んだ屋敷の、地下室にいた男性。
- トム(キース・ウェイン)
- バーバラが逃げ込んだ屋敷の、地下室にいた男性。
- ヘレン(マリリン・イーストマン)
- クーパーの妻。
- ジュディ(ジュディス・リドリー)
- トムの妻。
- カレン(カイラ・ショーン)
- クーパーの娘。
映画『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』のネタバレあらすじ(起承転結)
映画『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』のあらすじ【起】
ジョニーとバーバラの兄妹は、アメリカの東部にある片田舎の墓地に、墓参りに来ていた。そこにフラフラと歩く1人の男が現れ、バーバラに襲いかかる。ジョニーはその男を制しようと揉みあいになり、墓石に頭を打ちつけて気を失う。
バーバラは追いかけて来る男から必死に逃げ、草原の片隅にあった一軒家に逃げ込む。そこに黒人の青年がやって来て、表にいた2人の男を持っていたレンチで殴り殺す。ベンという名の青年は、「奴ら」から逃げて来たが、奴らは何十人もいて、町の人々を襲っているのを見たとバーバラに語る。
動揺したままのバーバラを尻目に、ベンは家の窓や扉に板を打ち付け、家の中で救助を待とうと提案する。家の外には、バーバラが墓地で見たようなフラフラと歩く人間たちが、ゾロゾロと集まって来ていた。
ベンがラジオを点けると、殺戮集団が人々を襲う原因不明の事件が各地で多発していて、しかも襲った者たちは被害者の体を食べているというニュースが流れる。すると家の地下室から、トムとクーパーという2人の男が出て来る。
映画『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』のあらすじ【承】
トムとクーパーはこの家の住人ではなく、家族と一緒に町から逃げて来て、地下室に閉じ籠っただけだった。トムは、地下室にいると救助が来てもわからないとクーパーに告げ、1階に留まろうと言うベンに協力することにする。
クーパーはケガをして動けない娘が地下室にいることもあり、地下室にいるのが一番安全だとベンに反論するが、ベンが家の中でテレビを見つけたことで、渋々ベンに協力することにする。
テレビのニュースでは、死んだ人間が次々と生ける屍=ゾンビとなって人々を襲い、その肉を食べているという衝撃的なニュースが報じられる。そして、未知の放射性物質が感知され爆破された人口衛星が、この事件に影響を与えているのではないかと推測していた。
ニュースでは、襲われて死んだ被害者もゾンビとなり人を襲うようになるので、遺体はすぐに焼くべきだと主張し、各地に設営された避難所の案内をしていた。ベンは表にある軽トラックで避難所に行こうと考えるが、トラックにガソリンを給油する必要があった。
映画『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』のあらすじ【転】
家の庭には給油用のガソリンポンプがあり、そこに行くには周囲に集まったゾンビの群れを突破しなければならなかった。ベンは家にあった灯油で火炎ビンを作り、ゾンビを追い払おうと皆に提案する。
トムの妻・ジュディと、クーパーの妻・ヘレンは、ショックで心神喪失状のバーバラを連れて、地下室で待機。ベンとトムが給油ポンプまで行き、クーパーが家の中から火炎ビンを投げることで意見が一致する。
クーパーが火炎ビンを投げてゾンビを遠ざけ、トムがすぐにトラックに乗り込む。そこに地下室から出てきたジュディも乗り込み、ベンが荷台に乗って集まって来るゾンビたちを松明で追い払いながら、給油ポンプへと急ぐ。しかしトムは焦っていたのか、給油しようとして松明の火に引火してしまう。
トラックにも火が回り、トムはジュディと共にポンプから離れるが、トラックは爆発炎上する。ベンが急いで家の中に戻ろうとすると、クーパーは扉を閉ざしてベンを入れまいと拒絶する。ベンは強引にドアを打ち破って家に入り、ベンを殴り倒す。
映画『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』の結末・ラスト(ネタバレ)
ゾンビたちは集団で窓を打ち破ろうと押し寄せてきて、ベンが必死に窓を塞ごうとすると、その隙をついてクーパーがベンから猟銃を奪い取る。ベンはクーパーと揉みあいになり、銃を取り戻すと、クーパーを撃つ。
撃たれたクーパーは地下室に逃げるが、寝ていた娘のカレンが起き上がると、ベンに食らいつく。カレンはゾンビに噛まれてケガをしていたため、地下室でゾンビ化してしまったのだった。続いて地下室に入ったヘレンも、カレンに殺されてしまう。
窓や扉を打ち破って、十数名のゾンビが突入してくる。バーバラもゾンビたちに捕まり、ベンは襲ってきたカレンを銃で撃って、1人で地下室に立て籠もる。やがて朝が来て、地元の警察を中心に編成されたゾンビ討伐隊が、家の周囲に集まったゾンビたちを一掃する。
ベンもようやく地下室から出て、窓から外を伺う。それを遠目から見ていた討伐隊は、ベンをゾンビと勘違いして、銃でベンの額を撃ち抜く。そして討伐隊の面々は安心したように、ベンの死体と共に家を焼き払うのだった。
映画『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』の感想・評価・レビュー(ネタバレ)
ゾンビ映画の原点と言われる作品だが、実際に観ると単なるホラー以上の重さを感じた。農家の家に立てこもる人々の間で意見が対立し、外にはゾンビ、内側では人間同士の不信感が広がっていく構図がとても印象的だった。特にベンとハリーの衝突は緊張感があり、協力すれば生き延びられたかもしれないのに、というもどかしさが残る。さらに衝撃だったのはラストで、唯一生き残ったベンが救助隊にゾンビと誤認され撃たれてしまう展開。救いのない結末が、この映画の怖さを強く印象づけていた。(20代 男性)
古いモノクロ映画だが、今観ても強烈なインパクトがある作品だった。ゾンビの恐怖ももちろんあるが、それ以上に人間同士の対立が物語を緊張させているのが面白い。地下室にこもるべきだと主張するハリーと、上で戦おうとするベンの対立はリアルで、極限状態で人がどう行動するのかを考えさせられる。終盤では娘がゾンビ化して母親を殺す場面も衝撃的だった。そして最後にベンが撃たれてしまうラストはとても虚しく、単なるホラーでは終わらない深い余韻が残る映画だった。(30代 女性)
ゾンビ映画の原点として有名だが、改めて観ると社会的なテーマも感じられる作品だった。ベンという黒人男性がリーダー的存在として行動する一方で、白人のハリーと激しく対立する構図は当時の社会背景を思わせる。家に立てこもる人々の関係が崩れていく様子はリアルで、ゾンビよりも人間の弱さが怖いと感じた。特にラストでベンが助かったと思った瞬間、民兵に撃たれてしまう展開は衝撃的で、あまりにも皮肉な終わり方だった。ホラーとしてだけでなく、強いメッセージ性を感じる作品だった。(40代 男性)
ゾンビ映画というと派手な作品を想像していたが、この映画はむしろ静かな恐怖が続くタイプだった。登場人物たちは一軒家に閉じ込められ、外からゾンビが迫る中で徐々に追い詰められていく。ベンが冷静に行動するのに対し、ハリーが自己保身ばかり考える姿が印象的だった。協力できない人間関係が結局は悲劇を招く流れになっている。特にゾンビ化した娘が母親を殺す場面はショックだった。最後に生き残ったベンが撃たれて終わるラストは、とても後味が苦く忘れられない。(50代 女性)
今ではゾンビ映画は数えきれないほどあるが、この作品がいかに革新的だったのかがよく分かった。モノクロ映像が逆に不気味さを強調していて、古い映画とは思えない緊張感がある。物語はほぼ一軒家の中で進むが、登場人物同士の対立がドラマを生み出している。特にベンとハリーの衝突は物語の軸になっていて、観ている側もどちらの判断が正しいのか考えさせられる。最後にベンが撃たれてしまう結末はあまりにも虚しく、強烈な印象を残す映画だった。(30代 男性)
ゾンビ映画の元祖として興味を持って観たが、予想以上に重い内容だった。ゾンビに襲われる恐怖よりも、家の中での人間関係の崩壊が強く印象に残る。ハリーの身勝手な行動や、恐怖で判断を誤る人々の姿がとてもリアルだった。特に地下室に隠れていた娘がゾンビになり、母親を襲う場面はかなりショックだった。ラストでベンが助かったかと思った瞬間に撃たれてしまう展開は絶望的で、観終わった後もしばらく考え込んでしまった。ホラーの枠を超えた作品だと思う。(20代 女性)
この映画のすごさは、ゾンビの恐怖と人間ドラマを同時に描いているところだと思う。家に立てこもる人々は外の脅威から逃れているはずなのに、内部での対立によって状況がどんどん悪化していく。特にベンとハリーの衝突は見ていて緊張感があり、どちらも完全に正しいわけではないところがリアルだった。終盤では家の中も崩壊し、ほとんどの登場人物が命を落とす。最後にベンが撃たれるラストは救いがなく、この映画のテーマを象徴しているように感じた。(40代 女性)
昔の映画なので正直あまり怖くないのではと思っていたが、意外と不気味で驚いた。ゾンビの動きはゆっくりなのに、数が増えていくことでじわじわと追い詰められていく感じがある。さらに家の中ではベンとハリーが衝突し、協力できない人間の弱さが描かれているのが印象的だった。ゾンビ化した少女が母親を刺すシーンはかなり衝撃的だったし、ラストでベンが撃たれる結末も非常に皮肉だった。ホラー映画としてだけでなく、考えさせられる作品だった。(30代 男性)
この映画はゾンビ映画の始まりと言われているが、それ以上に人間社会の縮図のような作品だと思った。閉じ込められた人々が恐怖の中で互いに疑い合い、協力できずに破滅していく様子はとてもリアルだった。ベンが冷静に状況を判断しようとしても、他の人物がそれに従わないことで事態が悪化していくのがもどかしい。最後に生き残ったベンが撃たれてしまうラストは衝撃的で、観終わった後に強い虚しさが残る。社会的な意味を感じるホラー映画だった。(50代 男性)
モノクロの映像がとても印象的で、ドキュメンタリーのようなリアルさがある映画だった。ゾンビが押し寄せる恐怖よりも、人間同士の対立や恐怖心の方が強く描かれているのが特徴的だと思う。ベンが必死に状況を立て直そうとする姿には感情移入した。終盤では家の中が完全に崩壊し、ほとんどの人が命を落とす展開が衝撃的だった。そして最後にベンが救助隊に撃たれてしまう結末は、本当に救いがなく、深い余韻を残す映画だった。(30代 女性)
映画『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』を見た人におすすめの映画5選
ゾンビ
この映画を一言で表すと?
ショッピングモールに立てこもる人間たちを描いた、ゾンビ映画史に残る傑作ホラー。
どんな話?
世界中で死者が蘇り、人間を襲うという異常事態が発生する。ヘリコプターで逃げたテレビ局員や警官たちは、大型ショッピングモールに避難して生活を始める。最初は安全な場所に思えたが、次第にゾンビが増え、人間同士の欲望や対立も表面化していく。閉ざされた空間の中で、生き残ろうとする人間たちの心理とゾンビの恐怖が交錯する物語。
ここがおすすめ!
映画『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』を手掛けたジョージ・A・ロメロ監督による代表作で、ゾンビ映画の歴史を語る上で欠かせない一本。ゾンビの恐怖だけでなく、人間の欲望や社会風刺が巧みに描かれている。ショッピングモールという象徴的な舞台も印象的で、ホラーとしての緊張感と人間ドラマの両方を楽しめる名作。
28日後…
この映画を一言で表すと?
感染によって崩壊した世界を描く、スピード感あふれるサバイバルホラー。
どんな話?
動物実験施設から漏れ出したウイルスによって人々が凶暴化し、イギリスは一瞬で崩壊する。昏睡状態から目覚めた青年ジムは、誰もいないロンドンの街で目を覚ます。やがて感染者から逃げながら数人の生存者と出会い、安全な場所を求めて旅を続ける。しかし感染者だけでなく、人間の狂気も彼らを脅かしていく。
ここがおすすめ!
従来のゾンビ映画とは違い、猛スピードで襲いかかる感染者の恐怖が特徴的。荒廃した都市の映像も印象的で、終末世界のリアリティを強く感じさせる。単なるホラーではなく、極限状況で人間がどのように行動するのかというテーマも描かれているため、ゾンビ映画の新しい方向性を示した作品として高く評価されている。
REC/レック
この映画を一言で表すと?
逃げ場のない建物で恐怖が連鎖する、極限の体験型ホラー。
どんな話?
テレビレポーターとカメラマンは、消防士の密着取材のため夜の出動に同行する。通報されたアパートに到着すると、住民たちの様子がどこかおかしい。やがて建物は外部から完全に封鎖され、内部では謎の感染によって人々が次々と凶暴化していく。逃げ場のない空間で、恐怖と混乱が連鎖していく様子がカメラを通して描かれる。
ここがおすすめ!
ドキュメンタリー風の撮影スタイルによって、観客がその場にいるかのような臨場感を味わえるホラー作品。閉ざされた建物の中で恐怖が徐々に広がっていく構成は、映画『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』の密室的な緊張感にも通じる。終盤にかけて加速する恐怖の展開は圧巻で、ホラー好きには見逃せない一本。
ドーン・オブ・ザ・デッド
この映画を一言で表すと?
大量のゾンビに包囲された人間たちの戦いを描く、迫力満点のサバイバルホラー。
どんな話?
原因不明の現象によって死者が蘇り、人々を襲い始める。看護師のアナは生き残った人々と合流し、ショッピングモールに立てこもる。しかし外にはゾンビの大群が押し寄せ、内部でも不安や対立が広がっていく。安全と思われた場所は徐々に崩壊し、彼らは命を懸けて脱出を試みることになる。
ここがおすすめ!
ゾンビ映画の名作を現代的にリメイクした作品で、スピード感あるゾンビと激しいアクションが魅力。スリリングな展開が続き、最後まで緊張感が途切れない。人間同士の協力や対立も描かれており、サバイバルドラマとしても見応えがある。ゾンビ映画初心者からファンまで楽しめる完成度の高い一本。
ショーン・オブ・ザ・デッド
この映画を一言で表すと?
ゾンビの恐怖とユーモアが融合した、異色のコメディホラー。
どんな話?
冴えない毎日を送るショーンは、恋人との関係もうまくいかず退屈な日々を過ごしていた。しかしある日、街では死者が蘇り人々を襲うという異常事態が発生する。最初は気づかなかったショーンだが、やがて状況を理解し、友人や恋人を守るためゾンビだらけの街を生き抜こうと奮闘する。
ここがおすすめ!
ゾンビ映画の定番要素をしっかり押さえながら、ユーモアたっぷりに描いた作品。恐怖と笑いが絶妙に組み合わさり、ゾンビ映画を違った視点から楽しめる。映画『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』などのクラシック作品へのオマージュも多く、ゾンビ映画ファンなら思わずニヤリとする場面が満載の一本。



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