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映画『娼年』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『娼年』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。

また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。

映画『娼年』の作品情報


出典:https://video.unext.jp/title/SID0036944

製作年 2017年
上映時間 118分
ジャンル ヒューマンドラマ
ロマンス
監督 三浦大輔
キャスト 松坂桃李
真飛聖
冨手麻妙
猪塚健太
製作国 日本

映画『娼年』の登場人物(キャスト)

リョウ(松坂桃李)
一流大学に通う、容姿端麗な男。大学の講義にはほとんど出席せず、夜はバーテンダーのアルバイトをしている。女に不自由をしたことはないが「女なんてつまらない」といつも思っている。
御堂静香(真飛聖)
ホストであるシンヤのターゲットとして、リョウのバイト先のバーに現れた女性。
咲良(冨手麻妙)
御堂静香のクラブで働く少女。生まれつき耳が聞こえず、会話は困難。
メグミ(桜井ユキ)
リョウの同級生で、講義にほとんど出席しないリョウに、ノートを貸す代わりに、リョウのバーに行った時の飲み代は無料にしてもらっている。
シンヤ(小柳友)
リョウの中学時代からの親友で、現在はホストをしている。

映画『娼年』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『娼年』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『娼年』のあらすじ【起】

リョウは一流大学の学生で、ルックスも整っているため、女には不自由をしない。
「女なんてつまらない」と吐き捨てるリョウは、どの女とも一夜限りの関係で終わる。

リョウは大学の講義にはほとんど出ず、同級生のメグミのノートを借りる。
その代わりに、バーテンダーのアルバイトをするリョウは、メグミが自分の店で飲む代金を無料にしている。

ある夜、リョウの親友で、現在はホストをしているシンヤが、御堂静香という年上の女性を連れて、リョウのバーにやって来た。

シンヤと静香はホストクラブへ行くと言い、リョウの店を出た。
しかしその後リョウは、静香の名刺を見つけ、その裏に書かれた「仕事が終わる頃、店の前で待っています」という自分へのメッセージを目にした。

リョウが仕事を終えて店の外に出ると、静香が待っており、リョウを自分の赤い車に乗せた。
車の中で、セックスについて訊かれたリョウは「手順の決まった退屈な運動」と答える。

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映画『娼年』のあらすじ【承】

静香のマンションに到着すると、静香はリョウに「さっき言ってたこと、見せてみて」と言い、咲良という少女を差し出す。
リョウは、生まれつき耳が聞こえないという咲良と行為を始め、静香はそれを傍観する。

行為が終わると、静香は机の上に5千円札を置き、咲良がさらに5千円札を置くと、静香は「ぎりぎり合格」と言った。
静香は、女性客を相手に男を売る、会員制クラブの経営者で、リョウを娼夫として雇うか否かの試験をしていたのだと言う。

一晩考えたリョウは、静香の経営するクラブの娼夫となることを決め、静香とともにスーツを新調し、写真撮影をする。

やがてリョウは娼夫として様々な女性の欲望や、十人十色の、性癖が確立されていった過程を直視する経験を通して、娼夫の世界にのめり込んで行く。

ある日リョウは、静香と咲良から、行きつけの店へ連れて行って欲しいと言われ、安居酒屋に2人を案内した。

2人はとても喜び、話も弾む。
その中でリョウは、母について語る。
母はよそ行きの服を着て「すぐ帰る」と言って出掛け、出先で心筋梗塞を起こし、急逝した。

映画『娼年』のあらすじ【転】

リョウは娼夫として精力的に仕事をこなし、VIPに昇格した。

そこで、リョウと初めて出会ったときに「売れっ子になる」と予言した、同じくVIPのアズマと再会する。

VIPになると、それまでよりディープな客の相手をすることになる。
アズマはクラブハウスの個室で、リョウの前で服を脱ぎ、無数にある身体の傷を見せた。
アズマにつく客は、いたぶることを好み、アズマも痛みを快感とするという。
アズマはリョウに、真剣に話を聞いてくれたお礼がしたいと言い、奉仕する。

ある日、シンヤとメグミは、リョウが娼夫をしていることを知り、リョウを詰問する。
リョウは「昼間の」仲間を失うことに傷つきつつも、娼夫の仕事に魅力とやりがいを感じていたため、娼夫を辞めるつもりはなかった。

リョウは、トップのアズマと競うほどの売れっ子となった。
静香はそのお祝いとして、リョウの欲しいものをあげたいと申し出、リョウは静香に交際を申し込む。

リョウは静香を押し倒そうとするが、静香は冷静に拒む。
そこへリョウへの指名の連絡が入る。

リョウを指名した客は、メグミだった。

映画『娼年』の結末・ラスト(ネタバレ)

リョウはメグミを抱く。
メグミは行為の後、リョウに「(あなたは)私がいる世界とは、違う世界の人だった」と言い、リョウは「落ち着いたらまたバーに来てよ。メグミはいつもタダだから」と話す。

リョウがクラブに戻ると、静香が、自分が娼婦だった頃の話を始めた。
ある客と恋に落ちた静香は、その子供である咲良を出産した。
その客とは別れ、静香は自分がエイズウィルスに感染していることを知った。

静香の体調を心配する咲良は、静香の仕事を手伝いたいと申し出た。

リョウは、静香の前でもう一度、咲良を抱きたいと主張した。
再試験を受けたいというリョウの意を受け入れた静香は、これを認めた。

その後、静香のクラブが摘発され、静香は逮捕された。
逮捕直前まで静香は、娼婦だったときのつてを辿り、リョウの母について調べていた。
リョウの母もまた娼婦で、横浜で倒れたとき、客と会っていたことが分かった。
その調査結果は、咲良を経てリョウに渡った。

リョウは全てを受け入れた上で、娼夫としての道を貫く決意をした。

映画『娼年』の感想・評価・レビュー

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映画『娼年』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ

以上、映画『娼年』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。

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