この記事では、映画『ココ・アヴァン・シャネル』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『ココ・アヴァン・シャネル』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0014817
製作年 | 2009年 |
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上映時間 | 110分 |
ジャンル | 伝記 |
監督 | アンヌ・フォンテーヌ |
キャスト | オドレイ・トトゥ ブノワ・ポールヴールド アレッサンドロ・ニヴォラ マリー・ジラン |
製作国 | フランス |
映画『ココ・アヴァン・シャネル』の登場人物(キャスト)
- ガブリエル(オドレイ・トトゥ)
- 母を亡くし、姉とともに孤児院で育つ。ファッションに興味があり、自分のセンスを疑わない。
- バルザン(ブノワ・ポールブールド)
- 名家に生まれ、働かずに、パーティーと競馬の毎日を過ごす。パーティーの来賓は多いが友人はいない。
- ボーイ(アレッサンドロ・ニボラ)
- バルザンに招かれたイギリスの実業家。
- アドリエンヌ(マリー・ジラン)
- ガブリエルの姉。酒場で、歌手として働いていたときの客である男爵と懇意になる。
- エミリエンヌ(エマニュエル・ドゥボス)
- バルザンの来賓である女優。ガブリエルのセンスを気に入る。
映画『ココ・アヴァン・シャネル』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『ココ・アヴァン・シャネル』のあらすじ【起】
ガブリエルは日曜日が嫌いだった。
ガブリエルと姉のアドリエンヌは、母を亡くして、孤児院に預けられた。
日曜日には父が会いに来てくれると信じて、毎週日曜日、孤児院の庭で待ったが、父は来なかった。
大人になったガブリエルとアドリエンヌは、日中は仕立て屋で働き、夜は酒場で歌手として働いていた。
2人の持ち歌は「ココの歌」で、自分たちの手作りの衣装とオリジナルの振り付けで人気を集めている。
アドリエンヌは酒場の客である男爵に夢中で、ガブリエルは男爵の友人・バルザンの人脈を頼って、パリでデビューすることを夢見ていた。
アドリエンヌはガブリエルに、男爵との結婚が決まったと話す。
ガブリエルはアドリエンヌに、男爵のような高い身分の者が、自分たちのような者を相手にするはずはない、騙されていると説得するが、アドリエンヌは聞く耳を持たない。
ガブリエルは1人でデビューすることを目標に、オーディションを受けるが、結果は散々だった。
そこでガブリエルは、バルザンの屋敷に転がり込むことにした。
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映画『ココ・アヴァン・シャネル』のあらすじ【承】
バルザンの屋敷では、毎晩のようにパーティーが開かれる。
そこに集まるのは皆、バルザンと同じ上流階級の者たちで、ガブリエルとは世界が違う。
バルザンはガブリエルに、来賓たちに姿を見せないように、バルザンの寝室で過ごすよう命じる。
バルザンがガブリエルを、競馬場に連れて行ってくれた。
しかしバルザンはガブリエルを置いてボックス席へ行ってしまう。
取り残されたガブリエルは、アドリエンヌと再会する。
アドリエンヌもガブリエルと同じように、男爵がボックス席に行ってしまい、取り残されていた。
ガブリエルは競馬場にいる貴婦人たちのドレスや帽子に興味を持ち、分析している自分に気付いた。
ガブリエルは男性の着るような服を自作し、バルザンの飼っている馬に乗って、バルザンと貴婦人たちがピクニックをしている場に乗り込む。
少年のような格好のガブリエルを、豪華なドレスを纏った貴婦人たちは嘲笑するような態度を取ったが、女優のエミリエンヌだけはガブリエルのセンスを評価し、着こなしの助言を求めるようになった。
映画『ココ・アヴァン・シャネル』のあらすじ【転】
バルザンがガブリエルに、貴婦人たちに紛れても悪目立ちしないドレスを贈っても、ガブリエルはシンプルなドレスに作り替え、帽子も自作する。
ガブリエルは周囲の助言に耳を貸さず、自分の感覚を信じていた。
ガブリエルのセンスを気に入っているエミリエンヌは、ガブリエルに帽子を注文するようになり、バルザンの客人でイギリスの実業家であるボーイも、偶然バルザンの豪邸で出会ったガブリエルの感覚に惹かれていた。
ある夜のパーティーで、男装で参加したガブリエルとボーイは急接近し、ボーイはバルザンに、2日間だけガブリエルと2人きりで過ごしたいと申し出る。
バルザンは、ガブリエルはただの仲間であって恋人でも妻でもないからと、承諾する。
ガブリエルとボーイは、2日間の海への旅の中でさらに親密になり、ガブリエルはボーイとの結婚を決意した。
ガブリエルが結婚の報告にアドリエンヌのもとを訪ねると、アドリエンヌは孤児であったことを理由に、男爵との結婚が許されていない現状を語る。
その後、ボーイにはイギリスに婚約者がいることが発覚した。
映画『ココ・アヴァン・シャネル』の結末・ラスト(ネタバレ)
バルザンはいつの間にか、ガブリエルが自分にとってかけがえのない存在となっていたことに気付き、求婚する。
ガブリエルは、自分の父が浮気を繰り返し、悲しみのうちに母が亡くなったことを回想し、バルザンとボーイの前で、誰とも結婚しないと宣言した。
パリで帽子のデザインをしたいという夢を抱いているガブリエルは、エミリエンヌの協力とボーイの出資を受け、その実現に向かって歩み始める。
ガブリエルはアドリエンヌとともに、パリに店を出し、売り上げは順調に上がっていった。
ガブリエルはボーイと不倫の関係にあった。
ボーイはイギリスに妻を残し、パリにいるガブリエルに会いに来る。
2か月の2人きりの旅行を約束した後、ガブリエルはボーイを見送った。
その直後、ガブリエルとバルザンが、エミリエンヌの芝居を見に行ったところへ、アドリエンヌがボーイの訃報を持って訪れる。
ボーイは交通事故に遭ったのだ。
ガブリエルは悲しみを乗り越え、ココ・シャネルとして成功する。
彼女は生涯独身を貫き、1971年のある日曜日に亡くなるまで、仕事を続けた。
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映画『ココ・アヴァン・シャネル』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『ココ・アヴァン・シャネル』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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