この記事では、映画『誰かの幸せ』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『誰かの幸せ』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0059117
製作年 | 2020年 |
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上映時間 | 102分 |
ジャンル | ドラマ |
監督 | ダニエル・コーエン |
キャスト | ヴァンサン・カッセル ベレニス・ベジョ フロランス・フォレスチ フランソワ・ダミアン |
製作国 | フランス |
映画『誰かの幸せ』の登場人物(キャスト)
- レア(べレニス・ベジョ)
- パリ郊外にあるショッピングモールのブティックで働く。モール内の人々を観察してメモを取るのが趣味。
- マルク(バンサン・カッセル)
- レアと同居する恋人。金属メーカーで管理職を勤める。文学に関心がない。
- カリーヌ(フロランス・フォレスチ)
- レアの幼馴染で親友。二人の母。レアを妹のようにかわいがってきた。
- フランシス(フランソワ・ダミアン)
- カリーヌの夫。カリーヌの理解者。冷静で客観的に物事を判断している。
映画『誰かの幸せ』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『誰かの幸せ』のあらすじ【起】
ショッピングモールのブティックで販売員をしているレアは、業績が好調で店舗を任されることになる。
レアの恋人・マルク、親友・カリーヌ、その夫・フランシスと食事をして、それぞれの近況を語り合う。デザートを注文するかどうかで4人はもめる。
そこから、マルクはレアがいつも受け身だとなじり始めた。するとレアは「本を書いている」と反論する。他の3人はからかい気味で、応援する様子はなかった。
カリーヌ夫婦は、レアにできるなら自分たちはもっと上手くやれるはずだと、創作活動を始めることにした。
一方、レアはマルクにデザートの件を責められていた。作家を目指すことも不機嫌で、何を書いているのか問いただす。レアは「モールで人々を観察して、感じたことを書いている」と答える。
レアとカリーヌはカフェで窓の外を通る人々について想像を働かせる。カリーヌは青い服の女性を見つけ、レアにネタとして譲る。
レアは完成した小説をマルクに渡して、最初の読者になってほしいと頼む。読み始めたマルクは登場人物を自分のことだと思い込み、怒って読むのをやめてしまう。
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映画『誰かの幸せ』のあらすじ【承】
レアはカリーヌに、出版社から好意的な反応があったことを話す。そこが大手の出版社だったことにカリーヌは驚く。
カリーヌはレアが騙されていると言い出す。
カリーヌ夫妻は、それぞれの創作活動が行き詰まり、レアに嫉妬して悪口を言い合う。フランシスはジャンルを変えることにするが、カリーヌはレアに負けたくないと意地を張る。
レアの出版が正式に決まり、担当者が着くことになった。さらに店長への昇進が決定する。
家で本にサインをしていると、マルクは題名にケチをつけ始め、また口論になる。
カリーヌのところへもサインした本が届いて、それを読んだカリーヌはテンポが悪いなどと言って難癖をつけた。フランシスは感動的で売れるかも知れないと感想を言った。
サイン会の書店で、カリーヌはネットで酷評されていたなどと憎まれ口を叩いていた。そこへ読者だという女性がやってきて、レアに一緒の写真を撮らせてほしいと頼んだ。レアは喜ぶ。
ある日、カリーヌは職場で同僚にレアのファンだと言われ、羨ましがられる。負け惜しみに青い服の女は私のアイデアだと自慢する。
映画『誰かの幸せ』のあらすじ【転】
マルクは有名になったレアに引け目を感じて「自分なんかとは別れたいのだろう」と言い出して、レアを困惑させる。
カリーヌは書けないことに苛立っていた。気分転換にランニングに出かける。やがて走ることに夢中になっていく。
レアは本の販売部数が増えて、取材が多忙になり、店長を辞退する。
マルクは出世を若手に奪われて、苛立っていた。レアはマルクに印税でバイクをプレゼントする。そして一流ホテルに泊まろうとするが、マルクはヒモになる気はないと断る。
レアの受賞パーティで、カリーヌは大袈裟なスピーチをし「青い服の女」は自分がレアにやったネタだと言い張る。
マルクはパーティの帰り道で、レアの周りの騒がしい環境に耐えられないと言い出した。レアは引き止めるが、マルクは去っていく。
レアの二作目も順調に部数を伸ばし、映画化の話も出る。レアは吉報を分かち合う人がいないと悲しむ。
マルクはレアのサイン会に来て、これまでのことを謝罪した。レアに特製のボールペンをプレゼントして、サインを頼む。レアは「会いたかった」とマルクに抱きついた。
映画『誰かの幸せ』の結末・ラスト(ネタバレ)
カリーヌはマルクを待ち伏せして、レアのことを聞く。マルクはカリーヌとフランシスを新居に招待する。
二作目の感想を聞かれたカリーヌは、レアの作品を酷評する。悲しむレアにはお構いなしで、成功を妬むカリーヌはレアが変わったと非難する。レアに負けたと言い残して、帰っていった。
フランシスは、カリーヌはレアの出版が決まってから混乱していると言い訳して帰った。
その後、マルクは別の恋人と付き合い、フランシスは料理の道を極めて店を出した。
カリーヌはマラソン大会に出場していた。しっかり完走して満足したカリーヌが自撮りすると、そこには青い服の女が写り込んでいた。
レアを思い出し、素直に「レアが恋しい」とつぶやいた。
レアは出版関係者達と会食して、次回作のプランを話していた。サインを頼まれ、マルクのペンを取り出し、じっと見つめた。
感傷に浸っていると着信音がなった。そこには、カリーヌと青い服の女が写っていた。レアは画像を見て嬉しそうに微笑んだ。
映画『誰かの幸せ』の感想・評価・レビュー
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映画『誰かの幸せ』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『誰かの幸せ』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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