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映画『ディストピア 2043 未知なる能力』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『ディストピア 2043 未知なる能力』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。

また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。

映画『ディストピア 2043 未知なる能力』の作品情報


出典:https://video.unext.jp/title/SID0067513

製作年 2021年
上映時間 101分
ジャンル SF
監督 ダニス・グーレ
キャスト エル=マイヤ・テイルフェザーズ
ブルックリン・ルテクシエ=ハート
アレックス・タラント
アマンダ・プラマー
製作国 カナダ
ニュージーランド

映画『ディストピア 2043 未知なる能力』の登場人物(キャスト)

ニスタ(エル=マイヤ・テイルフェザーズ)
ワシースの母。美しい女性だが隙がない。ワシースを隠すため、森の中に数年間住んでいた。
ワシース(ブルックリン・レテクシエ・ハート)
ニスタの11歳の娘。動物とコミュニケーションを取ることができる。アカデミーではエリザベスと呼ばれた。
レオ(アレックス・タラント)
クリー族の男性。軍事政権に対して反感を持っており、厳しい発言も多いが誠実な性格。父親が石油のブローカーである。
ロバータ(アマンダ・プラマー)
ニスタの昔からの女友達。ピエールの母親。
アイダ(ゲイル・モーリス)
クリー族のリーダー的存在の女性。たくましく真面目な性格。
ソモニス(バイオレット・ネルソン)
クリー族の若い女性。アイダの妹分で、おとなしい性格。

映画『ディストピア 2043 未知なる能力』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『ディストピア 2043 未知なる能力』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ディストピア 2043 未知なる能力』のあらすじ【起】

近未来、カナダでは子供たちが国家から徴集され、アカデミーで軍事目的の訓練を受けるよう義務付けられていた。ニスタは娘のワシースを隠し、森で育てている。しかしある日ワシースは狩猟用の罠に掛かり、足を負傷した。ワシースの怪我の治療はできない上、子供を探すドローンがやってくる。危険を感じたニスタはワシースを連れ、ボートに乗って町へ出た。

町では、子供の徴集年齢が5歳から4歳に引き下げられたと、アナウンスが流れる。また4歳から18歳までの子供が見つかった場合、アカデミー徴集局へ連絡しなければならない。ニスタは、自分と同じように息子を隠している父親と出会ったが、彼らはすぐに兵士に見つかり連行された。

ワシースは古い友人のロバータを訪ねた。ロバータは2人を温かく迎え入れる。ロバータにも、息子ピエールがいたが、アカデミーに入ったので2度と息子と会えない。しかしロバータは、息子がアカデミー卒業後パイロットになり、エマーソン州で幸せに暮らしているのでそれでいいと言った。

困窮した町の人々は、ドローンで配給される食糧を拾っている。

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映画『ディストピア 2043 未知なる能力』のあらすじ【承】

翌朝兵士が、外に来ていた。ワシースの足の怪我は酷くなり、治療を受けるにはアカデミーに任せるしかない。仕方なく表へ出たニスタは「病気の未成年がいる」と言い、その場を去った。その後1人になった彼女は泣き崩れる。

それから10カ月が経つ。町では、テロリストがアカデミーの子供をさらったという噂が流れた。

ニスタに思いを寄せている男ランディは、ごく1部の人しか住めないエマーソン州の市民権を取ったから、一緒に行こうと誘う。

テロリストの噂が気がかりなニスタは、アカデミーの付近を視察中に、逆に彼らから捕まった。彼らはクリー族の集団で、アカデミーから子供を取り返し、野営地で保護していたのだ。

アイダという女性は、ニスタに故郷を尋ねる。クリー語を話せるニスタは、部族の長老の女性から守護者だと認識された。長老が断食をした際に見えた守護者と、ニスタを重ね合せたのだ。アイダは、アカデミーは子供を洗脳するので恐ろしいと言う。もしもニスタが子供たちを、彼女の故郷と同じ方角のビッグストーンへ連れて行ってくれるなら、ワシースを取り戻すと話した。

映画『ディストピア 2043 未知なる能力』のあらすじ【転】

翌朝ニスタはこれを断って、野営地を後にする。アイダの仲間のレオは、ニスタが守護者だとは思えないと言った。

ワシースは、以前からアカデミー内を観察し見取り図を作っていた。そしてある晩1人で脱走を試みるが、警報が鳴り見つかってしまう。

ニスタが町へ戻ると疫病が流行ったようで、人々が路上で死んでいた。ランディがやってきて、その後ロバータとも合流する。町には退避命令が出ており、3人は手錠をかけられ軍のバスに乗せられた。

ロバータは兵士となったピエールが、外にいるのを見つける。逃亡のため、ランディが発煙弾を投げた。ロバータは、その隙にバスから降りピエールに歩み寄る。しかし人が変わってしまったピエールは、母親のロバータを射撃した。密かにニスカを追っていたレオが、ピエールたち兵士を撃つ。

ランディはエマーソン州へ行こうと言うが、ニスタはこれを断った。変わり果てたピエールを見て、ワシースが心配になったのだ。

ニスタはレオやソモニスと逃亡し、野営地へ向かった。移動中ソモニスは、長老が断食した際に大きな蚊の群れを見たと話す。

映画『ディストピア 2043 未知なる能力』の結末・ラスト(ネタバレ)

一方脱走中に見つかったワシースだが、能力の高さが評価され、エマーソン州への転校がほぼ確実となった。

ニスタが部族の野営地へ戻ると、状況は変わっていた。軍の部隊が野営地を襲ってくる可能性が高くなったのだ。皆で話し合った結果、ニスタとレオ、若者のチャーリーがワシースたちを救い出し、その後皆で避難する計画になった。

レオたちは、アカデミーの建物の中に潜入した。外にいるチャーリーの誘導の元、ニスタはワシースの寝ている26号室へ入る。その後、ワシースや他の子供たちを連れて逃亡した。おとりになったレオは負傷したが、無事、皆で野営地へ戻ることができる。

しかしそこには既に大勢の兵士も到着しており、その後ドローンの大軍もやってくる。子供の安全を考慮したアイダはすでに出発し、その場はソモニスが仕切っていた。

動物と話すことができるワシースは、ドローンに「アスティモータ」と語りかけ、意のままに操った。動揺した兵士らが退却すると、クリー族の人々は歓声を上げる。予言で見えた大きな蚊はドローン、守護者はワシースのことだったのだ。

映画『ディストピア 2043 未知なる能力』の感想・評価・レビュー

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映画『ディストピア 2043 未知なる能力』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ

以上、映画『ディストピア 2043 未知なる能力』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。

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