この記事では、映画『シェイクスピアの庭』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『シェイクスピアの庭』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0050229
製作年 | 2018年 |
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上映時間 | 100分 |
ジャンル | ヒューマンドラマ |
監督 | ケネス・ブラナー |
キャスト | ケネス・ブラナー ジュディ・デンチ イアン・マッケラン キャスリン・ワイルダー |
製作国 | イギリス |
映画『シェイクスピアの庭』の登場人物(キャスト)
- ウィリアム・シェイクスピア(ケネス・ブラナー)
- 元劇作家。アンの夫で、スザンナとジュディスの父。劇場の火事をきっかけに、劇作家を引退する。
- アン・ハサウェイ(ジュディ・デンチ)
- シェイクスピアの妻で、スザンナとジュディスの母。ウィリアムの8歳上。
- サウサンプトン伯爵(イアン・マッケラン)
- シェイクスピアの支援者。才能豊かな詩人であるシェイクスピアを愛している。
- スザンナ・ホール(リディア・ウィルソン)
- シェイクスピアとアンと長女。医師であるジョンの妻。娘がいる。
- ジュディス・シェイクスピア(キャスリン・ワイルダー)
- シェイクスピアとアンの次女。28歳で未婚。姉の夫であるジョンを嫌っている。ハムネットを亡くし、性格が変わってしまった。
- ジョン・ホール(ハドリー・フレイザー)
- スザンナの夫。医者をしている。ピューリタン。町の人々を改宗させようとしている。
- レイフ・スミス(ジョン・ダグリーシュ)
- スザンナの不倫相手。仕立て屋を営んでいる。
- ジョン・レーン(ショーン・フォーリー)
- 酒飲み。常に何かを企んでいる曲者。スザンナとスミスに目を光らせている。
- トム・クワイニー(ジャック・コルグレイヴ・ハースト)
- 酒とタバコの貿易商。プレイボーイだが、ジュディスに好意を寄せている。
- ハムネット・シェイクスピア(サム・エリス)
- シェイクスピアとアンの長男。疫病に侵され、11歳でこの世を去る。
映画『シェイクスピアの庭』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『シェイクスピアの庭』のあらすじ【起】
1613年6月29日。ロンドンにあったグローブ座で、シェイクスピアが執筆したヘンリー八世が上映されていた。上映中に舞台用の大砲から出火し、グローブ座は全焼してしまう。この火事をきっかけに、シェイクスピアは引退を決意し故郷に戻った。
シェイクスピアは故郷に戻る途中、亡くなった息子であるハムネットの幻を見る。
妻のアンと娘たちは、20年ぶりに帰ってきたシェイクスピアを迎える。しかし、ずっと疎遠だったシェイクスピアの帰宅に、家族は戸惑っていた。
長女のスザンナは夫のジョンと、シェイクスピアの遺産について話す。
ハムネットの墓参りに行ったシェイクスピアは、ハムネットのための庭を作ると家族に宣言した。アンは反対するが、シェイクスピアは庭作りに着手する。
シェイクスピアはアンに、ハムネットについて話し始めるが、今更になってハムネットのことを悼むシェイクスピアに、アンは腹を立てていた。シェイクスピアはアンの言葉を重く受け止める。
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映画『シェイクスピアの庭』のあらすじ【承】
シェイクスピアの遺産のことばかり話すジョンに、スザンナは嫌気が差し始める。
スザンナは人目を気にしながら水銀を手にいれ、不倫相手で仕立て屋のスミスの店に足を運んだ。スミスはスザンナと一緒になりたいと考えていたが、ジョンが不倫に勘付いていることを示唆したスザンナは、店を後にする。
シェイクスピアとジュディスは、ジョンについて話していた。シェイクスピアはジョンを好きになろうと努力していたが、ジョンの態度に苛立ちを隠せない。
ジュディスは、ピューリタン故に劇場を批判するジョンが、遺産を手にするのはおかしい、と笑った。シェイクスピアは、ジョンに遺産を渡すつもりはない、と呟く。
教会に集まった人々の前で、町の曲者のレーンがスザンナの不倫を告発し侮辱した。
スザンナは町の人々に糾弾されるが、裁判にレーンが現れなかったことで、スザンナの疑いは晴れる。レーンはシェイクスピアに脅され、町を去っていた。
シェイクスピアは事あるごとに、ハムネットが書いた詩を褒め讃える。
映画『シェイクスピアの庭』のあらすじ【転】
シェイクスピアは、結婚もせずに文句ばかりのジュディスと、言い合いになった。
ジュディスは酒屋のトムを訪ね、いつも通りの注文をする。トムはジュディスが買い物に来るたびに求婚していた。
支援者であるサウサンプトン伯爵が、家に立ち寄ることを知ったシェイクスピアは、興奮しながらアンに伝える。
シェイクスピア家は総出でサウサンプトン伯爵を出迎えた。伯爵はシェイクスピアの才能を褒めちぎり、再び筆を取るよう促す。シェイクスピアは伯爵に秘めていた想いを伝えるが、詩人としてのシェイクスピアを愛していた、と伯爵は告げ、シェイクスピアの前から去った。
シェイクスピアとジュディスは、ハムネットの件で口論になる。シェイクスピアはハムネットには才能があった、とジュディスと比較するが、シェイクスピアが褒めていた詩は、ジュディスが書いたものだと判明した。
ハムネットはシェイクスピアの期待に応えられないと悟り、シェイクスピアの帰宅を恐れていたという。シェイクスピアはジュディスに謝罪する。
映画『シェイクスピアの庭』の結末・ラスト(ネタバレ)
シェイクスピアはハムネットの庭を、ついに完成させた。
ジュディスはトムの求婚を受け、一緒になることを選ぶ。
ジョンはジュディスがトムと過ごしていたことを非難していた。
トムは関係のあった女性が孕っていたことを知り、ジュディスにその事実を打ち明ける。
シェイクスピアは遺言書にトムの名前を追加した。ジュディスとトムは式を挙げる。
ジュディスの妊娠を知ったシェイクスピアは、飛び跳ねて喜び、トムを抱きしめた。
シェイクスピアは、ハムネットが亡くなった時の死亡記録を見て涙を流す。そして、ある疑念を抱いた。
シェイクスピアはアンとジュディスに、ハムネットの死因について問い詰め、ハムネットが疫病ではなく、入水自殺で亡くなったと知った。ハムネットに嫉妬していたジュディスは、詩を書いたのは自分だと父に打ち明ける、と嘘をついたという。
シェイクスピアは病に侵され衰弱していく。
1616年4月23日、シェイクスピアはこの世を去った。
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映画『シェイクスピアの庭』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『シェイクスピアの庭』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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