映画『すみっコぐらしとびだす絵本とひみつのコ』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『すみっコぐらしとびだす絵本とひみつのコ』のストーリー（あらすじ）をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。

また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。

映画『すみっコぐらしとびだす絵本とひみつのコ』の作品情報
映画『すみっコぐらしとびだす絵本とひみつのコ』の登場人物（キャスト）
映画『すみっコぐらしとびだす絵本とひみつのコ』のネタバレあらすじ（ストーリー解説）
映画『すみっコぐらしとびだす絵本とひみつのコ』の感想・評価・レビュー
映画『すみっコぐらしとびだす絵本とひみつのコ』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ

映画『すみっコぐらしとびだす絵本とひみつのコ』の作品情報

出典：https://video.unext.jp/title/SID0047096

製作年	2019年
上映時間	65分
ジャンル	アニメファンタジー
監督	まんきゅう
キャスト	井ノ原快彦本上まなみ
製作国	日本

映画『すみっコぐらしとびだす絵本とひみつのコ』の登場人物（キャスト）

しろくま: 寒がりで人見知り。風呂敷と一緒に旅をしている。
ねこ: 恥ずかしがり屋。隅っこを他の人に譲ってしまう。
ぺんぎん？: 読書と音楽が好き。自分探し中。迷子のひよこと自分を重ね、ひよこの家を探してあげることにする。
とんかつ: とんかつの端の部分。いつか誰かに食べてもらうのが夢。同じ残り物のエビフライのしっぽと仲良し。
とかげ: 恐竜の生き残り。捕まらないようにトカゲのフリをしている。カタツムリのふりをしているなめくじのにせつむりと仲良し。
ひよこ: 『せかいのえほん』という絵本の中にいたひよこ。自分がどの物語から来たのか分からず、仲間を探している。

映画『すみっコぐらしとびだす絵本とひみつのコ』のネタバレあらすじ（ストーリー解説）

映画『すみっコぐらしとびだす絵本とひみつのコ』のストーリー（あらすじ）を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『すみっコぐらしとびだす絵本とひみつのコ』のあらすじ【起】

これはこの世界のどこかにある隅っこでひっそりと暮らしているすみっコたちの物語。

喫茶すみっコ。豆マスターとアルバイトのおばけが働いている。物置を掃除していたおばけは、『せかいのおはなし』という絵本に吸い込まれる。

すみっコたちが喫茶すみっコにやってくる。物音を聞いたすみっコたちは、物置に入る。エビフライのしっぽが絵本を開くと、みんな絵本の中に吸い込まれてしまう。

桃太郎の世界。とんかつはおじいさん、しろくまはおばあさんの格好になっていた。とんかつは山へ芝刈りに、しろくまは川へ洗濯に行かされる。すると川上から桃が流れてくる。しろくまが桃を割ると、中から桃太郎に扮したねこが出てくる。ねこはお供を連れて鬼退治に行かされそうになるが、そこには桃太郎に登場しないひよこの姿が。

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映画『すみっコぐらしとびだす絵本とひみつのコ』のあらすじ【承】

夜。すみっコたちはひよこが何者か尋ねる。ひよこはひとりぼっちで仲間を探しているという。ぺんぎんは迷子のひよこと自分探し中の自分を重ね合わせ、ひよこのお家を探してあげることにする。その時、絵本の仕掛けが作動しすみっコたちはバラバラの世界に飛ばされる。

マッチ売りの少女に扮した白くまは、ページの破れ目を見つけて飛び込む。

人魚姫に扮したトカゲは、にせつむりの船を嵐から救う。そこへしろくまが飛び込んでくる。マッチ売りの少女は人魚姫の次のページだったのだ。

赤ずきんに扮したとんかつは、狼に襲われていた。しかし、誰かに食べられるのが夢のとんかつは逆に狼を追いかけ回す。その時、絵本の仕掛けでとんかつは別の世界に飛ばされる。

ぺんぎんとひよこはアラビアンナイトの世界にいた。2人が空飛ぶ絨毯で飛んでいると、とんかつが空から落ちてくる。

映画『すみっコぐらしとびだす絵本とひみつのコ』のあらすじ【転】

鬼ヶ島。ねこは鬼にきび団子を分けてあげる。元気になった鬼が追いかけてきたので、ねこは穴を掘って逃げる。ねこが大暴れしたおかげで、色んなお話が混ざってしまう。こうしてすみっコたちは全員集合する。

夜。ぺんぎんはひよこと空を見ている。空に光の輪が現れる。おばけが近づくと、おばけは穴に吸い込まれ、そこにはおばけが身につけていた花だけが残っていた。

翌朝。ぺんぎんは湖で白鳥の群れを見て、みにくいアヒルの子のお話を思い出す。ひよこは白鳥の雛に違いないと、すみっコたちは大喜び。しかし、そこへ本物の白鳥の雛が現れ、白鳥の群れは飛び去ってしまう。

ひよこはショックのあまり湖に沈んでしまう。すみっコたちがひよこを助けようと後を追うと、そこは白紙のページに繋がっていた。

映画『すみっコぐらしとびだす絵本とひみつのコ』の結末・ラスト（ネタバレ）

ひよこは自分が白紙のページに書かれた落書きであることを思い出す。すみっコたちは一緒に外の世界で暮らそうとひよこに提案する。ひよこはもう一人ぼっちではないのだ。

その時、空に再び光の輪が現れる。すみっコたちは絵本の中の道具を積み重ね、空まで届く塔を作る。

すみっコたちは塔を登る。しかし、ひよこは登ろうとしない。ぺんぎんが慌てて下へ降りようとすると、塔が崩れそうになる。ひよこは下で塔を支える。ひよこが力尽きそうになったその時、絵本の登場人物たちが塔を支える。

ひよこは自分が絵本の外に出られないことをぺんぎんに伝える。ぺんぎんは泣く泣くひよこと別れる。

すみっコたちが目を覚ますと、開かれた絵本の白紙のページにはひよこが1匹落書きされていた。すみっコたちはそのページにひよこの家と仲間を描き足した。落書きのひよこは心なしか笑っているように見えた。

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