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映画『ピアノの森』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『ピアノの森』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。

また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。

映画『ピアノの森』の作品情報


出典:https://video.unext.jp/title/SID0034448

製作年 2007年
上映時間 100分
ジャンル アニメ
音楽
ヒューマンドラマ
監督 小島正幸
キャスト 上戸彩
池脇千鶴
神木隆之介
福田麻由子
製作国 日本

映画『ピアノの森』の登場人物(キャスト)

一ノ瀬海(上戸彩)
ピアノを弾くことは遊ぶことで、ピアノは独りで弾くものという哲学を持つ小学生。楽譜は読めないが、いちど聞いた曲は記憶し、再現することができる。
雨宮修平(神木隆之介)
ピアニストの父を持ち、自身もピアニストを志して日々練習を重ねている小学生。祖母の具合が悪くなったことをきかっけに、東京から、祖母の暮らす田舎町へ引っ越して来た。
阿宇野壮介(宮迫博之)
海と修平の通う小学校の、音楽の教師。生徒からは「葬式」と呼ばれている。

映画『ピアノの森』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『ピアノの森』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ピアノの森』のあらすじ【起】

小学生の雨宮修平は、ある夏、東京から祖母の家のある田舎町に引っ越して来た。
転入先のクラスで、自己紹介の際、修平はピアニストを目指していることを話した。
修平の父はピアニストで、修平は4歳の時からピアノを習い、厳しいレッスンを受けていた。

クラスのいじめっ子・キンピラは早速修平にちょっかいを出した。
キンピラは「小学校の近くの森には壊れたピアノがあり、音が出ないはずなのに、夜になると森からピアノの音が聞こえてくる。
以前その森で人間の死体が発見されて、その死体が夜中になるとピアノを弾いているという噂だ。
そのピアノを弾きに行き、男としての度胸を見せろ」と修平に命令してきたのだ。

修平が困っていると、クラスメートの一ノ瀬海が「ピアノの音は出る」とキンピラに反論し、修平を助けた。
キンピラと海が喧嘩を始めたところに、生徒たちから恐れられている音楽教師の阿宇野壮介が登場し、キンピラたちは「葬式が来たぞ」と言って逃げ出した。
「葬式」とは阿宇野の名「壮介」からとったあだ名だった。

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映画『ピアノの森』のあらすじ【承】

その日、学校から帰ろうとしていた修平に、海が「森の中のピアノは、本当は音が出るということを証明しに行こう」と声を掛ける。
2人で森へ向かう中、修平が海に、なぜ自分を助けてくれたのかと訊ねると、海は自分もピアノを弾くから仲間が見つかって嬉しかったからだと答えた。

森の中に入り、ピアノを見つけた修平は試しに弾いてみるが、音は出なかった。
海が「貸してみろ」と言い、弾くと、音が出た。
なぜ海が弾くと音が出るのかは、修平にも、海自身にも分からなかった。

修平は海に、修平の家のピアノを弾きに来ないかと誘い、海は喜んでこれを受けた。
修平の家で2人が阿宇野先生の話をしているとろに、修平の母がおやつを持ってやってきた。
修平の母は阿宇野を知っていた。

阿宇野はかつて、天才ピアニストとして有名だったが、事故で左腕の神経を傷付け、引退した過去があった。

実は森の中のピアノは阿宇野のものだったが、事故後ピアノに興味を持てなくなった彼はピアノを手放し、ピアノは町のキャバレーに引き取られたが、キャバレーが潰れた後、森に捨てられたという。

映画『ピアノの森』のあらすじ【転】

阿宇野は自分のピアノが捨てられたという森の中へ入り、ピアノを弾くが、音は出なかった。

その後も阿宇野は、時々森へ入るようになっていた。
そんなある日、阿宇野は、森のピアノを弾く海に遭遇した。
阿宇野は海に、一緒にピアノをやろうと誘うが、海はピアノは独り遊びの手段でしかないと言って断った。

修平がコンクールの課題曲であるモーツァルトのソナタを弾いているのを聞き、それを気に入った海は、音楽室のピアノで曲を再現した。
海は楽譜が読めないが、いちど聞いた曲は、再現できるのだ。

そこへ阿宇野が入って来て、海が知らないメンデルスゾーンやショパンの曲を演奏してみせた。

海は森に行き、独り、ピアノで、阿宇野の演奏を再現した。
しかしショパンの子犬のワルツだけは、指が追い付かず、上手く演奏できない。

海は阿宇野に、子犬のワルツが弾けるように稽古をつけてほしいと願い出た。
阿宇野は、自分とピアノから逃げないことを条件に、了承した。

海は、阿宇野の単調な練習の繰り返しに嫌気がさしたこともあったが、子犬のワルツを弾けるようになった。

映画『ピアノの森』の結末・ラスト(ネタバレ)

海は阿宇野に、子犬のワルツを弾けるように指導してくれたお礼に、阿宇野の望みを聞いてやると話した。
それに対し、阿宇野は海に、コンクールに出場して欲しいと答えた。
海は断ろうとしたが、阿宇野がそれ以外に望みはないと言うので、出場を決めた。

海が修平に、自分もコンクールに出場すると話すと、修平は自分の家計を恨めしく思った過去や、ピアノが敵だったことを海に打ち明けた後、コンクールで勝負しようと言った。

阿宇野はコンクールに向けて、海に、楽譜と自分の演奏を録音したテープを渡した。
海は懸命に練習を重ねたが、阿宇野のコピーの演奏しか出来ず、阿宇野はテープを壊して自分のピアノを弾きなさいと海に助言する。

コンクールの予選当日、修平はノーミスで完璧な演奏をしたのに対し、海は楽譜を無視して神がかり的な演奏を披露、その素晴らしさに観客たちは圧倒された。

修平は自分の負けを確信したが、結果は修平が予選通過、海は通過とならなかった。
楽譜無視の演奏が原因だ。

修平は東京へ戻ることになった。
町を去る日、森から海のピアノが聞こえてきた。

映画『ピアノの森』の感想・評価・レビュー

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映画『ピアノの森』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ

以上、映画『ピアノの森』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。

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