この記事では、映画『サウンド・オブ・メタル 聞こえるということ』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『サウンド・オブ・メタル 聞こえるということ』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0060808
製作年 | 2019年 |
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上映時間 | 120分 |
ジャンル | ドラマ 音楽 |
監督 | ダリウス・マーダー |
キャスト | リズ・アーメッド オリヴィア・クック ポール・レイシー ローレン・リドロフ |
製作国 | アメリカ |
映画『サウンド・オブ・メタル 聞こえるということ』の登場人物(キャスト)
- ルーベン・ストーン(リズ・アーメッド)
- メタル音楽のドラムを叩くミュージシャン。ある日、聴覚障害者となってしまう。
- ルー(オリヴィア・クック)
- ルーベンの恋人。彼とは音楽デュオも組んでいて、ボーカルを担当している。
- ジョー(ポール・レイシー)
- ルーベンが参加する自助グループのメンバー。
- ダイアン(ローレン・リドルフ)
- ルーベンが参加する自助グループのメンバー。
映画『サウンド・オブ・メタル 聞こえるということ』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『サウンド・オブ・メタル 聞こえるということ』のあらすじ【起】
ドラマーのルーベン・ストーンは、恋人でもありボーカルでもあるルーとライブの日々に明け暮れていた。
2人の音楽ジャンルはメタル、デュオ形態で国内のライブハウスを回っていたのだ。
手首の傷からも見受けられるように、ルーのこれまでの人生は決して明るいものではない。
しかし献身的なルーベンの存在もあり、2人の日々は幸せでもあった。
ある日、ライブの準備中にルーベンは耳に違和感を覚える。
とはいえすぐに元に戻ったので、ルーベンは特に気にも留めなかったのだった。
翌日。
彼を襲った耳の違和感は凄まじいものとなり、何を聞いても奇妙な音に感じる。
薬局で薬を買おうとするが、薬剤師の言葉すら聞き取れない。
すぐにルーベンは、病院で検査を受けることになった。
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映画『サウンド・オブ・メタル 聞こえるということ』のあらすじ【承】
彼の両耳はそれぞれ、今までの4分の1ほどしか聞こえない状態になっていた。
医者は彼に、インプラント手術は保険適用外なので高額だと説明する。
さらに完全に聴力が回復することはなく、悪化し続ける可能性もあるようだ。
さらに医者は、たった一つだけ悪化の予防策を伝えた。
それは『大きな音から遠ざかる』というもの。
ルーベンからすれば、それが何よりも辛い事実だったかもしれない。
当初はルーに黙っていたものの、ライブ中に耳が悪化してしまう。
そこでルーベンは観念し、ルーに全てを打ち明けるのだった。
ルーベンよりも、ルーの方が冷静に事態に対処する。
まずは彼を聴覚障害者の自助グループに連れていったのだ。
ルーベンは最初こそ精神が不安定だったものの、徐々に現実を受け入れるようになる。
同じように耳を悪くしたジョーは読唇術をマスターしていたり、モニターに文字を表示して言葉を伝えるのだった。
映画『サウンド・オブ・メタル 聞こえるということ』のあらすじ【転】
自助グループ内ではそれぞれ、役割が決められている。
とはいえルーベンは新入りなので、家事などは任されない。
彼はまず「聴覚障害者の生活の学び」を任されるのだった。
ルーベンは、ダイアンという聴覚障害者と行動することに。
彼はろうあ児童学校のアシスタントで、ルーベンはダイアンのアシスタントとなる。
日々の中で、ルーベンは苦悩した。
手話を習得していないので、誰ともコミュニケーションを取れないからだ。
しかし、彼に転機が訪れた。
とある少年と公園の滑り台で遊んでいた際、2人は台を叩き合った。
その時にルーベンは、振動を通じて音を聞いたのだ。
そこから彼は、様々な考えを変えるようになる。
ジョーもルーベンに協力的で、彼に毎朝5時に起きるように提案する。
時間通りに起きたルーベンはジョーの部屋に行き、彼が淹れたコーヒーを飲む。
ルーベンは身体的にではなく、精神的に「聞くこと」や「話すこと」を学んでいくのだった。
やがて彼は生きることに意欲的になり、手話も習得していった。
映画『サウンド・オブ・メタル 聞こえるということ』の結末・ラスト(ネタバレ)
それでもルーベンからは、聴覚障害を治したい気持ちが無くならなかった。
ある日、ルーベンは自助グループの施設を抜け出す。
そしてドラムセットや車などを売却し、インプラント手術の費用とした。
しかし、術後の彼の耳に届いたのは、ひどく歪んでいた断続的な音だった。
だが手術の成功を信じたいルーベンは、施設から離れた。
彼は、今は父と暮らしているルーを訪ねる。
彼女は歌手としても成功しつつあり、腕を傷つけることもなくなっていた。
ルーベンが到着したとき、彼女は誕生日を迎えた父のために歌っていた。
周囲の人々の表情を見る限りは、きっと素晴らしい歌声なのだろう。
しかしルーベンは、ただただ孤立していた。
その後、ルーベンがルーに対して今後の事を話そうとする。
だがルーは、自らの腕を傷つけ始めるのだ。
ルーの行動の意味を悟ったルーベンは、黙って彼女のもとを去る。
街中のベンチに座ると、様々な声や音が、深いな音として彼の耳に届く。
耐えかねた彼が補聴器を外すと、静寂が辺りを包んだ。
彼の表情がゆるんだところで、物語の幕が閉じる。
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映画『サウンド・オブ・メタル 聞こえるということ』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『サウンド・オブ・メタル 聞こえるということ』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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