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映画『KIN/キン』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『KIN/キン』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。

また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。

映画『KIN/キン』の作品情報


出典:https://video.unext.jp/title/SID0046660

製作年 2018年
上映時間 102分
ジャンル SF
アクション
クライム
監督 ジョナサン・ベイカー
ジョシュ・ベイカー
キャスト マイルズ・トゥルイット
ジャック・レイナー
ゾーイ・クラヴィッツ
キャリー・クーン
製作国 アメリカ

映画『KIN/キン』の登場人物(キャスト)

イーライ・ソリンスキー(マイルズ・トゥルイット)
デトロイトに住む14歳の少年。生後2~3ヵ月でソリンスキー夫妻の養子になった。立ち入り禁止区域で屑鉄を集めては、売っている。学校では気の合う友達がいない。養父ハルに多少反発心を抱いているが、基本的には素直でおとなしい性格。手の甲に傷があり、元親の虐待によるものだと聞かされている。
ジミー・ソリンスキー(ジャック・レイナー)
イーライの義理の兄。刑務所に6年間服役していた青年。服役中の用心棒代として、テイラーに6万ドルの借金をしている。実父ハルとはそりが合わない。
ハル・ソリンスキー(デニス・クエイド)
ジミーの父親。イーライの養父。厳格な性格でルールに縛られる傾向があり、融通が利かない。ジミーの服役中に愛妻が亡くなった。
ミリー(ゾーイ・クラヴィッツ)
ストリッパーの女性。子供の頃、親から虐待を受けた経験がある。陽気で美しく、イーライにとっては気を許せる存在。
テイラー・バリック(ジェームズ・フランコ)
犯罪組織のリーダー的存在。兄ダッチを慕っている。

映画『KIN/キン』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『KIN/キン』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『KIN/キン』のあらすじ【起】

少年イーライは、廃工場で見つけた屑鉄を売って小遣いを貯めていた。ある日イーライが廃工場へ行くと、そこにはキーボード程の大きさの、直方体の銃が落ちている。イーライがその武器に触れると起動音がし、怖くなった彼は逃げだした。

イーライは、学校でも揉め事を起こし停学となった。妻を亡くして以来イーライと2人暮らしの養父ハルは、息子に厳しく注意する。

またその日、兄のジミーが刑務所から出所し、夕食の席では気まずい空気が流れた。ジミーは建設現場で働く父に仕事を紹介して欲しいと頼むが、父は「前科持ちには無理だ」と突っぱねたのだ。

怒ったジミーは家を飛び出し、犯罪組織の長テイラーの元へ向かった。ジミーはテイラーから6万ドルの借金をしていたが、今は返済できないと伝える。するとテイラーは、家族の命を奪うと脅してきた。

夜中目を覚ましたイーライは、こっそり廃工場へ行きあの銃を持ち帰る。帰宅すると父と兄が、6万ドルの件で揉めているのが聞こえた。

翌日イーライは、集めた屑鉄を父に見られてしまう。イーライは「ずっと放置してある」と主張するが、父はこれを許さない。

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映画『KIN/キン』のあらすじ【承】

夜になり、イーライをトラックに乗せた父は勤務先の会社へ行った。屑鉄を返すためだ。父は息子を残し、車を降りた。

しかし会社には、既にジミーやテイラーたちが来ていた。彼らは金庫の金を盗むつもりなのだ。その後父はテイラーに射殺される。怒り狂ったジミーは、テイラーの銃を奪おうとした。結果テイラーの兄ダッチが被弾し、死亡する。

ジミーは6万ドル入った鞄を持って会社を出た。トラックで待機中のイーライは、父でなくジミーが戻ってきたので混乱する。

ジミーは父が射殺された事実をイーライに隠し、母との思い出の場所、タホ湖へ旅行しようと提案した。そして父は遅れて来ると嘘をつき、急いでイーライに荷造りをさせトラックで出発した。

一方兄ダッチを殺されたテイラーは、ジミーへの復讐心が芽生える。

道中、兄弟はストリップ劇場に入った。そこでジミーは、ストリッパーのミリーを口説き、劇場の親分リーを怒らせてしまう。兄の危険を察知したイーライは先日拾った武器を持ちだし、震えながら構えた。それは光線銃で、引き金を引くとビリヤード台を1台破壊する程の威力があった。

映画『KIN/キン』のあらすじ【転】

リーたちが呆然としている内に、ジミーとイーライ、そしてミリーも車に乗り込み逃げた。銃の威力に驚いた3人は「まるで大砲だ」と笑い合う。しかしジミーは6万ドルを劇場に置き忘れたと気づき、顔色を変えた。

3人はひとまずモーテルに泊まる。ミリーは自分の不幸な生い立ちや、リーに囚われていたことを話した。イーライは、手の甲にある傷をミリーに見せる。

その頃、イーライの持つ武器を追跡した謎の2人組がバイクで出発した。またジミーの目的地を知ったテイラーも、後を追う。

イーライたち3人は劇場へ戻り、6万ドルを取り戻した。

大金を手にした3人はネバダ州へ行き、カジノでひと儲けしようと考える。しかしイーライは、カジノのラウンジで流れていたニュースを見て愕然とした。タホ湖で落ち合うはずの父は既に殺されており、何とその殺人容疑者として自分と兄が指名手配されていたのだ。イーライは騙されていたのだと悟り、大声で兄を罵った。この騒動で兄弟は周囲から注目され、すぐに警察に包囲される。

兄弟は警察に連行され、ジミーは留置場行きとなった。

映画『KIN/キン』の結末・ラスト(ネタバレ)

イーライは兄を許さなかった。しかしテイラーが警察に来て、警官を殺しはじめたので考えが変わる。イーライは押収されていた銃を取り戻すと、テイラーの仲間を次々と射殺した。

兄弟は警察やFBIから包囲されていた。テイラーはジミーに銃を向ける。しかしその時、以前からイーライを追跡していた2人組がバイクで突っ込んできて、時間を止めた。動けるのはイーライと謎の2人だけだ。

ヘルメットを取った2人は「僕らは味方だ。その銃を返してくれ」と、イーライに話しかけた。どうやら、この2人とイーライは別世界の人物で、イーライは戦争を避けるため地球に送られていたらしい。イーライが武器を使えたのは、手の甲に何かが埋め込まれているからだ。銃を回収した2人組は、静止した銃弾の向きを変える。そして「君は僕たちの希望だ」と言い残し、ワームホールから去っていった。

時間が動きだすと、銃弾がテイラーに当たりジミーは命拾いする。イーライはFBI捜査官から、例の武器の在処を聞かれたが答えなかった。ミリーがタクシーで駆けつけてくる。イーライが彼女に微笑むと、手の甲の傷が光り輝いた。

映画『KIN/キン』の感想・評価・レビュー

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映画『KIN/キン』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ

以上、映画『KIN/キン』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。

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