この記事では、映画『フローズン・ビロウ』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『フローズン・ビロウ』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0047193
製作年 | 2015年 |
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上映時間 | 75分 |
ジャンル | サスペンス ホラー |
監督 | ダグラス・シュルツ |
キャスト | ローレン・シェイファー デヴィッド・G・B・ブラウン ヴェロニカ・カートライト |
製作国 | アメリカ |
映画『フローズン・ビロウ』の登場人物(キャスト)
- レイチェル(ローレンス・メイ・シェーファー)
- ベンの妻。ベンとダイビングショップを営む。娘を愛するたくましい女性。
- ベン(ディビット・G・B・ブラウン)
- 連続殺人鬼。ダイビングスクールのコーチをしている。筋肉質な男性。
- テス(ヴェロニカ・カートライト)
- レイチェルの母。レイチェル夫婦と同居。ダイビングショップも手伝う。
- グレース(アリエル・オルホフスキー)
- レイチェルとベンの娘。ロングヘアのお絵描きが好きな女の子。
映画『フローズン・ビロウ』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『フローズン・ビロウ』のあらすじ【起】
氷の張る湖の前にポツンと建つ一軒家。そこでベンは、妻レイチェルの首を絞めていた。倒れたレイチェルに薬を飲ませ、ウェットスーツを着せたベンは、レイチェルを抱いて外に出た。雪をかぶった木々にかこまれ、目の前の湖は凍り、人の姿はない。凍った湖の上には、いくつかのセンサーライトが設置してあった。そのセンサーライトの近くには、酸素ボンベや足ひれなどのダイビング用品もそろえて置いてある。ベンは、寒さと恐怖に震えるレイチェルをそこまで連れて行くと、レイチェルと酸素ボンベを縛り、凍った湖面を叩き割った。すると湖面には穴が開き、冷たい湖が見えた。ベンは、その湖の中に足ひれを落とすと、レイチェルの頬に顔を近づけ「愛は冷たい」とささやいた。そしてベンは、冷たく凍る湖の中にレイチェルを沈めたのだった。
湖の中でレイチェルはもがいた。必死に顔を出そうとするが、ベンは足や手でレイチェルを押さえつけ何度も湖に沈めた。レイチェルはなんとかロープをほどき、酸素ボンベをくわえた。その様子をしばらく見ていたベンは、レイチェルを落とした穴を埋めると、自宅へと戻っていった。
レイチェルは意識が遠のくなかで、ベンとのことを思い返していた。
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映画『フローズン・ビロウ』のあらすじ【承】
レイチェルとベンの出会いは、ダイビングスクールだった。コーチのベンと生徒だったレイチェルは、恋に落ち結婚した。やがて2人は子供を授かると、レイチェルの母テスとも同居をはじめた。それから夫婦でダイビングショップをはじめ、レイチェルとベンはしあわせな生活をおくっていた。
ある日、大きくなった娘のグレースとレイチェルは、ベンが教えるダイビングスクールへと遊びに行った。そこでレイチェルたちは、ベンがプールに女性を沈めようとしているのを目撃してしまう。2人が見ていることに気づいたベンは、何事もなかったかのようにその女性の手をとるが、女性は苦しそうにしていた。
数日後、レイチェルとベンが営むダイビングショップに警察が訪ねてきた。警察が見せた行方不明者のポスターには、ダイビングスクールにいたあの女性が写っていた。
映画『フローズン・ビロウ』のあらすじ【転】
湖の中、酸素ボンベの酸素がなくなったレイチェルは、湖氷と水面のわずかな隙間で呼吸していた。そして、頭上に射す光を頼りに、うすくなっている氷を見つけて叩き割ろうとしていた。
自宅に戻ったベンは、濡れた手を暖炉であたためていた。隣の部屋にはレイチェルの母テスが倒れていた。テスが目を覚まし抵抗すると、ベンはテスの首を絞めはじめた。そのとき、湖のセンサーライトが点灯した。ベンはテスを部屋に残し、急いでレイチェルのいる湖に戻っていった。
一度は湖面に上がることができたレイチェルだったが、長い時間冷たい湖の中にいたせいで、体が思うように動かなかった。レイチェルはベンに見つかることを恐れ、湖氷の上にあったシュノーケルを手に取ると、再び湖の中に潜っていった。レイチェルは娘のグレースのことを思った。
レイチェルはグレースの部屋で、クシャクシャになった行方不明者のポスターを何枚も見つけたことがあった。そして、その数日後、ベンはぐったりしたグレースを抱きかかえ、湖から出てきたのだった。グレースは入院し、今も意識は戻っていなかった。ベンに不信感を抱いていた母テスは、病院に来たベンをにらみつけ追い返していた。
映画『フローズン・ビロウ』の結末・ラスト(ネタバレ)
冷たい湖の中で、レイチェルはいくつもの遺体が浮いていることに気づいた。ベンがこれまで殺害してきた女性たちの遺体だった。レイチェルは恐怖を感じ、湖の中から這い上がった。
レイチェルの顔は凍傷でただれ、全身の感覚はなくなっていた。指先は真っ黒に変色し、動かすこともできなかった。湖氷の上を這いつくばるレイチェルのもとに、猟銃を持ったベンが戻ってきた。ベンから逃れようとレイチェルが湖に潜ると、レイチェルの薬指は簡単にちぎれてしまった。湖氷の上には、湖の中のレイチェルを探し、猟銃を発砲しているベンがいた。レイチェルは隙をつき、ベンを湖の中に引きずり込んだ。
ベンが沈み、湖氷の上にあがったレイチェルは、なくなった指を覆うように手にタオルを巻いた。そのとき、レイチェルのうしろには、ベンが迫ってきていた。そしてベンがレイチェルの首を強く掴むと、レイチェルは近くの雪にささっていたナイフを手にとり、ベンの胸に刺したのだった。
レイチェルとテスは、グレースの病室にいた。顔に凍傷のあとが残るレイチェルがグレースの手を強く握ると、グレースは意識を取り戻したのだった。レイチェル、テス、グレースの3人に笑顔が戻った。その病室の前を、ベンに似た男が通り過ぎて行った。
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映画『フローズン・ビロウ』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『フローズン・ビロウ』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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