この記事では、映画『左様なら』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『左様なら』の作品情報
出典:https://movies.yahoo.co.jp/movie/369017/
製作年 | 2019年 |
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上映時間 | 86分 |
ジャンル | ドラマ 青春 |
監督 | 石橋夕帆 |
キャスト | 芋生悠 祷キララ 平井亜門 日高七海 |
製作国 | 日本 |
映画『左様なら』の登場人物(キャスト)
- 岸本由紀(芋生悠)
- 明るく、ごく普通の女子高生。音楽が好き。
- 瀬戸綾(祷キララ)
- ミステリアスな女子高生。中学も高校も由紀と同じクラス。
- 飯野慶太(平井亜門)
- 由紀のクラスメイトで幼なじみ。由紀のことが気になっている。
- 安西結花(日高七海)
- クラスのボス的女子高生。気に入らないクラスメイトをいじめる。
- 滝野蓮(田中爽一郎)
- バンド活動をしている由紀のクラスメイト。明るい性格で、音楽を語りはじめると止まらない。
- 忍野皓太(こだまたいち)
- 学校近くの喫茶店店員。名の知れたインディーズバンドの元ギタリスト。
映画『左様なら』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『左様なら』のあらすじ【起】
海近くの高校。岸本由紀は、平穏な高校生活をおくっていた。同じ中学から同じ高校に進学した瀬戸綾と、由紀はよく一緒にいた。クラスメイトは綾のことを、近寄りがたい人だというが、由紀はそうは思っていなかった。ある日の下校途中、由紀と綾は海辺を歩いていた。綾が、中学の先生のお葬式で「由紀ちゃんは泣いてなかったよね」と話すと、由紀は「あまり関わりのない先生だったから」と答えた。それから綾は、新しいお父さんの転勤で引っ越すことになったと伝え、由紀にそっとキスをした。
次の日由紀は、クラスのメールで綾が亡くなったことを知った。綾の葬式には、クラスメイトが参列していた。由紀は綾の母親にお礼を言われたが、うまく答えることができなかった。
教室の綾の机には、花が供えられていた。クラスは綾の話題でもちきりになり、あることないこと噂されていた。「本当は事故じゃなく、綾は自殺なんじゃないか」と話していた安西結花は、さらに綾を侮辱し友達と笑っていた。由紀は花瓶の水を結花の頭の上からかけた。
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映画『左様なら』のあらすじ【承】
次の日から、由紀に声をかけるクラスメイトはいなくなった。結花に水をかけたことはすぐに広まり、クラス全員が由紀から距離をおいていた。
そのころ、由紀は忍野皓太と知り合う。忍野が店の買い出しから帰る途中、袋がやぶれ入っていたものが散乱してしまっていた。それを拾ったことがきっかけで、由紀は忍野が働く喫茶店に招かれたのだった。お礼に出されたアイスティーを飲み、2人は他愛のない話をした。
クラスメイトの飯野慶太は、由紀の幼なじみで、会えば中学のころの話や家族の話をする仲だった。クラスで由紀が孤立していることを心配していた慶太は、由紀を自宅に誘い「何か俺にできることがあればと言えよ」と言うが、由紀は平気な顔で「今の状態でもかまわない」と答えた。
由紀たちは、高校の遠足に参加していた。遠足の班になじむことが出来なかった由紀は、1人離れたところで音楽を聴いていた。そのとき、クラスメイトの滝野蓮に話しかけられた。蓮は自分の好きな曲を由紀も聞いていることを知って喜び、おすすめのCDを由紀に貸す約束をした。
映画『左様なら』のあらすじ【転】
いつもの教室。蓮は約束通りCDを貸すと、由紀を自分が出演するライブに誘った。その様子を見ていた結花は「男子とばかり話しているからムカつく」と由紀をよく思わなかった。
由紀が蓮のライブに行くと、そのライブハウスで忍野と会った。忍野は以前、有名なバンドのギタリストをしていて、今日はゲストとして招待されていた。蓮の演奏が終わり、同じステージで忍野もギターを弾きながら歌った。ライブ帰り、由紀は忍野に駅まで送ってもらっていた。忍野に「どうしてバンドをやめたのか?」と聞くと「続けるのが一番むずかしい」と返された。
ある日、由紀は慶太に告白された。しかし「私ハブられてるし、やめときな」と言い、慶太を残して帰った。結花は相変わらず由紀を悪く言っていた。しかし結花の友達は、結花のいないところで「もう由紀を無視するの、飽きたよね」と笑いながら話していた。
またある時、クラスで、気になった出来事を書くアンケートが渡された。クラスのおしゃべりの話題は自然と綾のことになり、教室内はざわついた。すると、いきなり立ち上がった地味な女子が「結花に言われて綾の体操着を隠しました」とクラス全員の前で暴露した。
映画『左様なら』の結末・ラスト(ネタバレ)
由紀は忍野が働く喫茶店に来ていた。そして、学校では友達に無視されていていることを、忍野に話した。「大人になれば、くだらないと思える?」と由紀は目に涙をためて忍野に聞いた。
放課後の教室で慶太は、告白の返事がほしいと由紀に言った。本気にしていなかった由紀だったが、きちんとその告白を断る。すると慶太は「綾が死んでから由紀はおかしい」と言い、教室を出て行った。
海辺で、由紀は1人音楽を聴いていた。ふと横を見ると綾がいた。綾は黙って由紀の前をどんどん歩きはじめた。由紀は綾を追いかけ「死んだのにどうしているの?なんであのときキスしたの?ファーストキスだったんだよ」と次々に言葉があふれ、何度も綾の名前を呼んだ。すると、黙って前を歩いていた綾はふりむき、由紀に近づくと頬に手をあてた。そして由紀に向かって「私が死んだとき、泣いてくれなかったね」と言った。
由紀は1人だった。立ちすくんでいた由紀のとなりに慶太がきて、告白がだめでもそばにいるからと言った。そして「綾の葬式で由紀は泣いてなかった」と綾と同じことを由紀に言ったのだった。由紀の目には涙があふれ、泣いた。慶太は、泣いている由紀をやさしく抱きしめた。
映画『左様なら』の感想・評価・レビュー
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映画『左様なら』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『左様なら』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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