この記事では、映画『サタンタンゴ』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『サタンタンゴ』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0050586
製作年 | 1994年 |
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上映時間 | 439分 |
ジャンル | ヒューマンドラマ サスペンス |
監督 | タル・ベーラ |
キャスト | ヴィーグ・ミハーイ ホルヴァート・プチ デルジ・ヤーノシュ ボーク・エリカ |
製作国 | ハンガリー ドイツ スイス |
映画『サタンタンゴ』の登場人物(キャスト)
- イリミアーシュ(ヴィーグ・ミハーイ)
- 死んだとされていたが、ある日、村に帰ってきた男性。
- ペトリナ(ホルヴァート・プチ)
- イリミアーシュの仲間。
- フタキ(セーケイ・B・ミクローシュ)
- 村人。存在しないはずの鐘の音を聞く。
- エシュティケ(ボーク・エリカ)
- 村の少女。
- 医者(ペーター・ベルリング)
- 酒浸りの男性。村の観察日記を書いている。
映画『サタンタンゴ』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『サタンタンゴ』のあらすじ【起】
ハンガリーの寒村に住むフタキはシュミットの妻と寝ていたが、存在しないはずの鐘の音を聞く。
村には楽しみが無く、財政的にも破綻していた。
シュミットは帰宅すると、妻に村の金を持ち逃げする計画を話す。
そんな朝、死んだとされていたイリミアーシュが帰ってくるのだった。
イリミアーシュは、仲間のペトリアと共に役所に赴く。
そこで警視は、2人が働いていないことに小言を言った。
2人は『法律は守ってる』と言うが警視は聞こうとせず、協力を仰ぐのだった。
その後、イリミアーシュたちはシャニと出会う。
どうやら、イリミアーシュの死亡説はシャニが広めたようだ。
一方、村の医者は村を観察し、その記録を取っていた。
やがて酒が無くなると、外に出ることに。
雨が降っていたので近くの建物に逃れると、そこには男性に体を売る女性たちがいた。
さらに歩くと、医者は少女に呼び止められる。
最初は呼びかけに応じなかったが、結局は少女を追いかける医者。
しかし、追いつくことができなかった。
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映画『サタンタンゴ』のあらすじ【承】
医者は道中で倒れ、近くを通り過ぎた3人に話しかける。
しかしその3人は医者に気づくことなく、どこかへと行った。
医者は翌朝、バス車掌のケレメンによって助けられる。
その後にケレメンは酒場で、イリミアーシュとペトリナについて話した。
エシュティケは、母が男を連れ込んだので外に締め出された。
仕方なく猫と時間を潰していたが、粗相をした猫をいじめ始める。
猫いらずを飲ませると猫は死んだので、死体を埋めに行くことに。
その先の林では、かつてエシュティケが金を埋めていた。
しかし、兄のシャニが掘り返しているのだった。
仕方なく、猫の死体を持って歩くエシュティケ。
通りがかった酒場を覗くと、大人たちが音楽に合わせて踊っていた。
やがて医者とすれ違ったので彼女は話しかけるが、医者はどこかに行ってしまう。
翌日、エシュティケは猫いらずを飲んで、横になった。
酒場でイリミアーシュのことが話されていた。
店主は、イリミアーシュに期待するフタキに怒る。
彼は玉ねぎの栽培方法を村に教えたが、その見返りに酒場の酒をただ飲みし続けたからだ。
映画『サタンタンゴ』のあらすじ【転】
酒場の客は踊り出し、その様子を外からエシュティケが覗いていた。
元校長はシュミットの妻にダンスを申し込み、『私が復職したら一緒に町に行こう』と言う。
ケレメンは歌い出した。
エシュティケの遺体が発見され、イリミアーシュは『問題を解決しよう』『見本農場を作ろう』と演説する。
シュミット夫妻や元校長らは同意し、自分たちの1年分の貯蓄を彼に預けた。
イリミアーシュは翌朝にアルマーシ荘園集合の旨を告げ、村人は必要な荷物をまとめる。
不要な荷物は壊した、ジプシーのものになってしまうからだ。
酒屋の店主は出発せず、医者は置いていかれた。
村人たちは、希望と不安を抱いてアルマーシ荘園に向かう。
イリミアーシュとペトリナとシャニは、町に向かっている。
そしてシュテイゲワルトの店で、警視に渡す報告書を書き始めた。
彼らはイリミアーシュの口車に乗せられた村人を、警察のスパイということにするつもりだったのだ。
映画『サタンタンゴ』の結末・ラスト(ネタバレ)
翌朝、アルマーシ荘園に集まった村人のもとをイリミアーシュが訪ねる。
『事業を疑う者がいるから、見本農場計画は無期延期だ』
彼はこう言った。
さらにイリミアーシュは、村人が散り散りになって暮らすことを提案。
そして、事業に敵対する者を見つけ出させようとする。
イリミアーシュは言葉巧みに村人たちを言いくるめ、返金することなく彼らを納得させた。
やがて村人たちは別々の場所に住み始め、別々の仕事を与えられた。
しかしフタキは、住まいと仕事の紹介を辞退する。
イリミアーシュが書き上げた報告書はところどころが露骨かつ文学的だったので、警官が清書した。
酒を買った医者が帰宅した。
彼は2週間近く入院していたので、村人たちの引っ越しを知らないでいる。
外では、うわごとのようにトルコ軍襲来を知らせながら鐘を鳴らす男がいた。
その後、医者は窓に板を打ちつける。
部屋の中で彼はノートに『フタキは存在しないはずの鐘の音で目を覚ました』と、書き始めた。
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映画『サタンタンゴ』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『サタンタンゴ』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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