この記事では、映画『犬鳴村 恐怖回避ばーじょん 劇場版』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『犬鳴村 恐怖回避ばーじょん 劇場版』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0051104
製作年 | 2020年 |
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上映時間 | 110分 |
ジャンル | ホラー |
監督 | 清水崇 |
キャスト | 三吉彩花 坂東龍汰 古川毅 宮野陽名 |
製作国 | 日本 |
映画『犬鳴村 恐怖回避ばーじょん 劇場版』の登場人物(キャスト)
- 森田奏(三吉彩花)
- 森田家の長女で、病院で臨床心理士として働いている。霊感が強く、幼い頃から「見えてはいけないもの」が見える。不審な出来事が相次ぎ、自身のルーツを確かめるため犬鳴村に足を踏み入れる決意をする。
- 森田悠真(坂東龍汰)
- 森田家の長男。犬鳴村を一緒に訪れた彼女の明菜が不審な自死を遂げ、その理由を確かめるべく再び村へ向かい行方不明になる。
- 西田明菜(大谷凜香)
- 悠真の彼女。オカルト動画を撮影するため軽い気持ちで悠真と犬鳴村を訪れるが、それ以来おかしくなってしまい非業の死を遂げる。
- 森田晃(高嶋政伸)
- 森田家の主。妻や子供達に対し高圧的に接する一方、何かに怯えている様子もある。
- 森田綾乃(高島礼子)
- 晃の妻で、三人の子供の母親。普段は晃のことを恐れ、逆らえない様子だが…。
- 森田康太(海津陽)
- 奏と悠真の小学生の弟。夏休みの自由研究で犬鳴村のことを調べ、その謎を追う内に兄の悠真と共に失踪してしまう。
映画『犬鳴村 恐怖回避ばーじょん 劇場版』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『犬鳴村 恐怖回避ばーじょん 劇場版』のあらすじ【起】
森田悠真は彼女の西田明菜と、日本有数の心霊スポットと言われる犬鳴トンネルにやって来た。明菜はオカルト動画を撮影しようとやる気満々で、悠真はそれに付き合わされたのだった。
トンネルの先にある廃村になった犬鳴村に足を踏み入れた二人。明菜が用を足している間、悠真は村を散策していた。すると明菜の悲鳴が聞こえたので駆け付けると、彼女は何かに怯えていた。自分を置いて逃げ出そうとしたので、悠真は明菜を追い掛けて犬鳴村を後にした。
悠真の妹で臨床心理士の奏は霊感が強く、幼い頃から他の人には見えないものが見える奇妙な体験を数多くしてきた。ある日、奏はおかしな言動が目立つ遼太郎という少年のカウンセリングを担当することになる。奏は遼太郎の傍に、付き添いの母親とは別の女性の霊が立っているのを見てしまう。
帰宅した奏は、「犬鳴村から帰って来て以来、明菜の様子がおかしい」と悠真から相談を受ける。それを聞いた小学生の弟の康太も犬鳴村に興味を示すが、父親の晃から「首を突っ込むな」と叱責される。
奏は明菜に会いに行った。すると明菜は何やら不気味な絵を描きながら、謎のわらべ歌を口ずさんでいた。その直後、悠真の目の前で明菜は鉄塔から飛び降り自殺してしまう。
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映画『犬鳴村 恐怖回避ばーじょん 劇場版』のあらすじ【承】
悠真は明菜の身に何があったのか確かめるため、仲間と共に犬鳴トンネルへ向かう。すると、以前はなかった石のバリケードが築かれており、中に入れなくなっていた。恐れ慄く仲間達だったが、悠真はバリケードの隙間から一人で中に入って行く。そしてこっそり悠真に付いて来ていた康太も、後を追ってトンネルに入って行った。
悠真と康太の行方が分からなくなり、奏や両親、悠真の仲間達は警察と共に犬鳴トンネルにやって来る。トンネルの前で康太のカメラが見つかると、母の彩乃が取り乱して暴れ始めた。静止しようとした晃は噛み付かれ、周囲は驚く。
奏は遼太郎の父親から、実は遼太郎は養子で本当の母親はすでに死んでしまったことを聞かされる。その晩、奏が世話になっている医師・山野辺が危篤状態で病院に搬送されてくる。そして、奏が目を離している間にいなくなった遼太郎が、山野辺の病室の前に立っているのを発見する。奏が病室に入ると、大勢の霊が呻き声を上げながら蠢いていた。その直後、山野辺は「溺れ死ぬ」という言葉を残し、翌朝息を引き取る。
その後、午前二時に電話が鳴ると噂されている犬鳴トンネルの近くの電話ボックスで、悠真の仲間達三人が死んでいるのが発見される。死因は溺死だった。
映画『犬鳴村 恐怖回避ばーじょん 劇場版』のあらすじ【転】
周囲で相次ぐ不審死。奏は一体何が起こっているのか晃に尋ねる。晃は彩乃や奏に流れる「森田家の血」を恐れている様子だった。奏は祖父の隼人を訪ね、亡くなった祖母の話を聞くことにする。祖母は昔家の前に捨てられていた孤児で、奏と同じく不思議な力を持っていた。その頃、近くにダムが造られ、その底に沈んでしまったのが犬鳴村だったことも聞かされる。
奏は幼い頃から、祖母の墓の前に佇む1人の青年の霊が見えていた。青年はかつて犬鳴村にいた成宮健司という人物だったと分かる。奏は健司の霊に「見せたいものがある」と言われ、過去の記録映像を見せてもらう。
犬鳴村は、江戸時代よりも古い時代から存在した独自の文化を持った集落で、社会から迫害された人達が住んでいた。ある時そこへ、村人達を保護するという人々がやって来る。しかし、その正体は電力会社の回し者で、村を破壊してダムにするのが目的だった。彼らは「村の女性は犬と交配して子孫を残している」と吹聴して村人の虐殺を正当化しようとした。そして、その主謀者は晃の先祖だったのだ。
奏は犬鳴村の呪いを断ち切ろうと、午前二時に電話が鳴る電話ボックスに向かい受話器を取り、犬鳴トンネルに向かう。健司に案内され、奏は時空を超えてダムに沈む前の犬鳴村に辿り着く。
映画『犬鳴村 恐怖回避ばーじょん 劇場版』の結末・ラスト(ネタバレ)
奏は村の中で閉じ込められていた悠真と康太を発見し救出する。その後、健司に導かれ彼の恋人である摩耶が閉じ込められている牢獄に連れて行かれる。摩耶は出産した直後で、その傍らには赤ん坊がいた。健司は奏に赤ん坊を連れて行ってほしいと頼むが、摩耶は赤ん坊を奪われたと思い泣き喚いて暴れる。健司は、「村の血を絶えさせないためだ」と摩耶を説得する。奏は赤ん坊を連れて悠真、康太と共に村を後にした。
奏達は犬鳴トンネルまで逃げて来るが、赤ん坊を取り戻すため摩耶が追いかけて来た。彼女は突如凶暴な犬のような姿に豹変し、三人に襲い掛かって来る。健司と悠真が摩耶を食い止めている間に、奏と康太は何とかトンネルを脱出する。
奏と康太はとある民家に辿り着いたところで、疲れ果てて気を失ってしまう。気が付くと二人は現代に戻り、祖父の家の前で倒れていた。連れて来た赤ん坊もいなくなっていた。
数日後、犬鳴村が沈んでいるダムから悠真の死体が見つかる。その両足には、二体の白骨死体がしがみついていた。
仕事に戻った奏は、退院を迎えた遼太郎を見送る。そんな二人の口元には犬歯が鋭く光っていた。
映画『犬鳴村 恐怖回避ばーじょん 劇場版』の感想・評価・レビュー
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映画『犬鳴村 恐怖回避ばーじょん 劇場版』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『犬鳴村 恐怖回避ばーじょん 劇場版』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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