この記事では、映画『女子高生に殺されたい』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『女子高生に殺されたい』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0080304
製作年 | 2022年 |
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上映時間 | 110分 |
ジャンル | サスペンス ミステリー |
監督 | 城定秀夫 |
キャスト | 田中圭 南沙良 河合優実 莉子 |
製作国 | 日本 |
映画『女子高生に殺されたい』の登場人物(キャスト)
- 東山春人(田中圭)
- 二鷹高校に赴任した日本史教師。気さくな性格で、ルックスも良く、女性生徒から人気が高い。2年C組を受け持ち、遺跡研究部を発足させる。
- 小杉あおい(河合優実)
- 2年C組の生徒。大人しい性格。特殊な能力があり、天災を予知したり動物の声を理解したりできる。
- 佐々木真帆(南沙良)
- 2年C組の生徒。春人に憧れて遺跡研究部に入部する。親友のあおいを大切にしている。
- 君島京子(莉子)
- 2年C組の生徒。春人に好意を抱いている。気の強い性格で、クラスメイトと喧嘩になることもある。
- 深川五月(大島優子)
- 臨床心理士。スクールカウンセラーとして二鷹高校に出向する。春人と過去に交際していた。
映画『女子高生に殺されたい』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『女子高生に殺されたい』のあらすじ【起】
地域屈指の進学校・二鷹高校に、日本史教師として東山春人が赴任してくる。ルックスが良く気さくな性格の彼は、たちまち生徒からの人気者になった。春人は2年C組の担任を受け持つと同時に、遺跡研究部を発足させた。春人に憧れる女子高生・佐々木真帆は、親友の小杉あおいを誘って遺跡研究部に入部する。
あおいは天災を予知したり、動物の気持ちを理解したりできる特殊な能力を持っていた。そんなあおいは春人に対して、これまで感じたことのない違和感を覚える。実は、春人が二鷹高校に来たのは偶然ではなく、前任の日本史教師のスキャンダルを匿名で告発し、自分がその後釜として赴任できるように仕組んでいた。彼が二鷹高校に来た理由、それは「女子高生に殺されたい」という欲望を叶えるためだった。
高校生の頃から「かわいい女の子に殺されたい」と考えていた春人は、自分の欲望が「オートアサシノフィリア」という異常な性的嗜好だと知る。彼は臨床心理士になって研究を続け、自分の欲望には女子高生という明確なターゲットがあることに気付く。
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映画『女子高生に殺されたい』のあらすじ【承】
「全力で抵抗したうえで殺されること」そして、相手が罪に問われないよう「完全犯罪であること」が、欲望を叶えるために必要な条件であり、春人は実現不可能だと諦めていた。しかし、臨床心理士のインターン中に、わずか8歳にして成人男性を絞殺したという少女・キャサリンに出会う。キャサリンなら自分の欲望を叶えてくれると確信した春人は、成長した彼女がいる二鷹高校に赴任してきたのだ。
文化祭でC組が披露する舞台劇を利用して計画を実行するため、春人は生徒の心を操っていく。劇の台本をつくる君島京子をたぶらかして「エミリーの恋人」という劇を選ぶように仕向け、劇中でエミリーが「キャサリン」と何度も叫ぶシーンを彼女に演じさせた。それを録音した春人は、訓練した犬にキャサリンを襲わせて、音声を流す。するとキャサリンは何かのスイッチが入ったように怪力を発揮し、犬を絞め殺した。
今でもキャサリンが怪力を持っていることを確認し、喜ぶ春人だったが、そこに別の生徒が現れたことでその場を後にする。翌日、春人の教壇には犬の死体が置かれていた。
映画『女子高生に殺されたい』のあらすじ【転】
教室はパニックになり、生徒の心をケアするため臨床心理士の深川五月が学校にやってくる。春人と過去に交際していた五月は、女子生徒たちとの面談から、春人が彼女たちの心を操っていることに気付く。C組では劇の役を決める投票が行われていた。春人は結果を改ざんし、真帆をキャサリンの役にする。
ある日五月が、真帆とあおいと共に保健室で過ごしていると、大きな地震が起こる。揺れが収まると、真帆はカオリという別人格になっていた。その後あおいの話から、あの日犬に襲われたのはカオリであり、そこにさらにキャサリンという別人格が出現したことで犬を絞め殺したことを知る。そして犬の気持ちが分かるあおいは、飼い主である春人の教壇に死体を置いたのだという。
五月は全てを理解した。かつて春人が異常な執着を見せていた絞殺事件の犯人・キャサリンは、真帆が身を守るために生み出した別人格であり、春人が彼女を利用して自分の欲望を叶えようとしていることを。文化祭当日、五月は春人に睡眠薬入りのコーヒーを飲ませて計画を阻止しようとするが、よそ見をした隙にすり替えられ、逆に眠らされてしまうのだった。
映画『女子高生に殺されたい』の結末・ラスト(ネタバレ)
体育館では劇が始まり、春人は真帆を舞台の上にあるスペースに呼び出す。そして事故に見せるため昇降装置の紐を自分の首に巻き付ける。エミリー役の京子が「キャサリン」と叫ぶタイミングに合わせて春人が真帆の首を絞めると、別人格のキャサリンが現れ、逆に春人の首を絞める。
春人の息が止まる寸前で、意識を取り戻した五月とあおいが駆け付け、二人を引き離す。あおいが真帆の名前を呼び続けたことで、キャサリンは姿を消した。春人はキャサリンを呼び戻すために近付こうとする。そのとき、床板が抜けて春人は首を吊られた状態で舞台に落下してしまう。
春人は一命を取り留めたが、自分の欲望を含めて、ほとんどの記憶を失くしていた。五月は春人の記憶が回復するよう、臨床心理士の実習で撮影した春人のインタビュー映像を本人に見させる。映像を繰り返し見ている春人のもとに、真帆が見舞いに訪れた。「私、先生のことが好きでした」と言い残し病院を後にする彼女を見て、春人は「そうだ、僕は…」とつぶやく。何かを思い出した春人の目には、病室のベッドの上で女子高生に首を絞められる自分の姿が浮かぶのだった。
映画『女子高生に殺されたい』の感想・評価・レビュー
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映画『女子高生に殺されたい』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『女子高生に殺されたい』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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