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映画『アキラとあきら』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『アキラとあきら』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。

また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。

映画『アキラとあきら』の作品情報


出典:https://video.unext.jp/title/SID0077386

製作年 2022年
上映時間 128分
ジャンル ヒューマンドラマ
監督 三木孝浩
キャスト 竹内涼真
横浜流星
高橋海人
上白石萌歌
製作国 日本

映画『アキラとあきら』の登場人物(キャスト)

山崎瑛(竹内涼真)
産業中央銀行の優秀なバンカー。幼い頃に父が経営する町工場が、銀行からの融資を打ち切られて倒産し、従業員や家族が悲嘆に暮れる姿を見た。その経験から、人を救うバンカーとなると決め、全ての案件に全力を注ぐ。
階堂彬(横浜流星)
産業中央銀行の優秀なバンカーで、瑛とは同期。老舗で大手の海運会社である東海郵船の御曹司だが、そのグループ会社を管理する親戚とのいざこざに疲れ、父の望みを拒んで後を継がなかった。
階堂龍馬(高橋海人)
彬の弟。幼い頃は兄との関係も良好だったが、優秀な兄に対してコンプレックスを抱くようになり、父が守ってきた東海郵船とは関係のない、バンカーになった兄に不満を抱いている。
不動公二(江口洋介)
瑛の上司で、産業中央銀行上野支店副支店長から本店営業本部長となる。確実性を常に重視し、融資を依頼してきた相手の境遇や現状を慮ることはしない。笑顔を見せることはなく、常に淡々と融資の可否を決定する。

映画『アキラとあきら』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『アキラとあきら』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『アキラとあきら』のあらすじ【起】

山崎瑛の父は、小さな町工場の社長だったが、ある日、銀行から融資を断られたために工場は倒産し、瑛たちは町を去ることになった。

瑛の父は、工場の従業員たちと彼等の生活を大切にしており、瑛はそんな父を尊敬していた。
瑛は、町を去る日、父が開発した部品を握り締め、一緒に来ない父の安否を心配した。
そんな瑛を見て、神父をしている工場の従業員は瑛に「神は、乗り越えられない試練は与えない」と諭した。

瑛は父の工場から物資を運び出すトラックを追いかけている間に、後方から近付いた車にはねられそうになり、父の開発した部品を落としてしまった。
その部品を拾い、ハンカチで拭いて瑛に手渡したのは、大企業である東海郵運の御曹司・階堂彬だった。

それから12年後、瑛と彬は産業中央銀行に就職して再会した。
新人研修で、融資を依頼する会社側のチームと、融資の可否を決断する銀行側のチームに分かれた2人は、オーディエンスが息をのむ生産的な論戦を繰り広げ、バンカーとして将来有望な人材と認められた。

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映画『アキラとあきら』のあらすじ【承】

上野支店配属となった瑛は、町工場である井口ファクトリーの融資担当となった。
ある日、井口ファクトリーの大手取引先だった会社が倒産し、井口ファクトリーにも不渡りが出る結果となった。

井口ファクトリー社長の娘は重い心臓病を患っており、渡米して治療を受けるために、社長は、産業中央銀行以外の銀行に渡米と治療のための費用を預金していた。

瑛の上司・不動は、井口ファクトリーへの融資を取り止め、かつ、他行の預金を押さえることを瑛に命じた。

瑛は井口ファクトリー社長の娘の状況を知っており、自分の父の、工場の倒産による苦悩を直視した経験があるため、不動に融資を続けたいと懇願したが、不動は取り合わなかった。

瑛は井口ファクトリー社長に、彼の娘のための預金を産業中央銀行に奪われないために、他行への預金をおろして確保して欲しいと伝え、その結果、瑛は左遷されることになった。

一方、彬は大企業の御曹司であるものの、企業の後継者をめぐっての親族のいざこざに悩んだ過去から、企業に携わらずにバンカーの道を選んだが、父が突然亡くなってしまう。

映画『アキラとあきら』のあらすじ【転】

彬には弟・龍馬がおり、龍馬が父の会社を引き継いだ理由には、彬を見返してやりたいという気持ちもあった。

東海郵船に融資を行っていた産業中央銀行の水島は、東海郵船の資産運用の不正に気付き、龍馬に説明を求めたが、はぐらかされた。

一方、瑛は左遷先の支社で、一時は理想としていた仕事が出来ずに悩んだものの、井口ファクトリー社長からの「娘が無事渡米して、治療も成功したのは瑛のおかげ」との感謝の手紙に励まされて気持ちを立て直し、経営難となった企業への融資を成功させた実績を評価されて、本社に返り咲いた。

龍馬は会社経営の経験がないながらも、東海郵船のために奔走したが、東海郵船は倒産の危機に追い込まれた。
そのストレスと過労から、龍馬は倒れてしまった。

いちどは瑛から、弟である龍馬を助けるために動くべきだと言われた彬は、そのときは聞く耳を持たなかったものの、龍馬が倒れた後は、龍馬に頼り過ぎていた部分を省み、父亡き後の母と弟のために、バンカーのキャリアを捨てて東海郵船の社長に就任することにした。

映画『アキラとあきら』の結末・ラスト(ネタバレ)

彬は会社への融資を、産業中央銀行に依頼した。
担当は水島のはずだったが、融資についての話し合いの場に瑛が現れた。
瑛は左遷先から本社に戻り出世できる身となったのに、東海郵船への融資を引き受けることでそこから外れるリスクがあると知る彬は、瑛に「後悔するぞ」と忠告したが、瑛は「これは宿命なんだ」と答えた。

赤字が続き買い手のつかないリゾートホテルを売却するために、瑛は東海グループの全株を東海郵船に譲渡することで東海郵船の傘下に入れることを思いついた。
彬の伯父たちは初め、その提案を却下したものの、彬が今までの後悔を語り、土下座する様子に心を動かされ、受け入れることにした。

不動は初めて瑛の稟議を褒めて通し、瑛と彬は握手を交わした。

彬が瑛の故郷へ行ってみたいと望んだので、共に赴いた際、瑛が幼い頃から常に持ち歩いている、父の開発した部品を落とした。
彬はそれを拾って、ハンカチで拭いてから、瑛に手渡した。

映画『アキラとあきら』の感想・評価・レビュー

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映画『アキラとあきら』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ

以上、映画『アキラとあきら』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。

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