この記事では、映画『キングダム2 遥かなる大地へ』のストーリー（あらすじ）をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『キングダム2 遥かなる大地へ』の作品情報
出典：https://video.unext.jp/title/SID0075359
| 製作年 | 2022年 |
|---|---|
| 上映時間 | 134分 |
| ジャンル | アクション アドベンチャー 歴史劇 |
| 監督 | 佐藤信介 |
| キャスト | 山崎賢人 吉沢亮 橋本環奈 清野菜名 |
| 製作国 | 日本 |
映画『キングダム2 遥かなる大地へ』の登場人物（キャスト）
- 信（山崎賢人）
- 奴隷の少年。同じ境遇で同じ夢を持つ幼馴染みの漂と共に剣術の修行に明け暮れる毎日であったが、ある日、秦国王宮内の内乱により漂を亡くす。「天下の大将軍になる」という漂との夢の実現のため、卓越した剣術と直観力を武器に、秦国の王・嬴政の元で戦うことを決意する。
- 嬴政（吉沢亮）
- 秦国の王。500年以上に渡る戦乱の世を終わらせるため「中華統一」を目指す。自身と瓜二つであった漂を影武者とするが、彼の死をきっかけに信と出会い、共に戦うことを決めた。
- 羌瘣（清野菜名）
- 戦場で出会った見た目は少年のような小柄な人物。顔を隠し、言葉数は少なく、人を寄せ付けない謎めいた雰囲気を漂わせる。信が属する5人1組の隊、伍の一員となる。
- 尾平（岡山天音）
- 信と同郷で尾到の兄。優しい性格の持ち主で、蛇甘平原での戦が初めての出陣となる。信の伍の一員となる。
- 尾到（三浦貴大）
- 信と同郷であり、尾平の弟。兄思いで、同じく蛇甘平原が初陣である。信の伍の一員となる。
- 澤圭（濱津隆之）
- 信が属する伍の伍長。頼りない見た目だが、信に伍の戦い方などを享受してくれた人物。
- 藨公（豊川悦治）
- 秦国の大将軍。蛇甘平原の戦いで総大将を務める。これまでの経験と野生の本能で戦況を読むことを得意とする。
- 呉慶（小澤征悦）
- 魏国の大将軍。藨公同様、蛇甘平原の戦いで総大将を務める。知略に長け、魏国随一の戦の天才といわれるが、元々は小国の王族の出身で、祖国を滅ぼした秦に復讐するべく魏の将軍となった。
- 縛虎申（渋川清彦）
- 秦国の千人将。信が属する歩兵隊の直属の上司。特攻好きとして知られている。
- 王騎（大沢たかお）
- 秦国の大将軍。かつて活躍した秦国六大将軍の一人として中華全土にその名が知られている。信の成長を気に掛ける一人であり、信が夢見る大将軍の姿に一番近しい人物である。
- 呂不韋（佐藤浩市）
- 秦国の丞相。長年秦国に仕え、国内における影響力は王よりも上とも言われる実力者。次期王の座を狙っている。
映画『キングダム2 遥かなる大地へ』のネタバレあらすじ（ストーリー解説）
映画『キングダム2 遥かなる大地へ』のあらすじ【起】
ある夜、秦国の王・嬴政の元に暗殺者が現れる。信が助けに入り暗殺は阻止したが、暗殺者は死に際に「蚩尤」という伝説の暗殺者の名を口にした。嬴政は国内に反逆者がいると察知したが、そこへ隣国の魏国が秦国へ向け侵攻を始めたと報告が入る。
信は手柄を挙げるため、歩兵隊の一人として戦地へ赴き、同郷の尾平、尾到、人に無関心な態度の羌瘣、頼りない見た目の伍長・澤圭の5人で伍を結成する。
戦況は魏国の呉慶が既に戦局に優位な丘を占拠しており、秦国にとって不利なものとなっていた。秦国の藨公は状況が思わしくない中「丘の副将を突破せよ」と指示を出す。信たちの隊の上に立つ縛虎申は歩兵隊に突撃を命じた。怯む歩兵隊だが、信が一人敵陣に乗り込んだことで勢いづき、魏国の第一陣を撤退させた。この時、澤圭は信に伍の戦い方を伝える。
勝利に喜んだのも束の間、地響きと共に魏国の装甲戦車による攻撃が始まった。羌瘣の案により信たちの伍を含む数十人は装甲戦車隊の一部に勝利し難を逃れたが、部隊は壊滅状態。しかし藨公は信たちの元に援軍を出すことはなかった。
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映画『キングダム2 遥かなる大地へ』のあらすじ【承】
夜になると魏国による残党狩りが始まった。追われる中、信と羌瘣は仲間たちを逃がすべく2人で追手に立ち向かう。ここで羌瘣は驚くべき戦闘能力の高さを発揮する。途中、羌瘣の顔を覆っていた布が剥がれ、その正体が女性であることに驚く信。羌瘣は次第に呼吸を乱し敵に追い込まれるが、2人は崖を飛び降り逃げ切った。
追手をまくと、信は羌瘣に何者か、なぜ戦場に来たのかと問うが、答えは返ってこなかった。しかし、信が蚩尤の名を口にしたのを機に羌瘣は自分の過去を語りだす。
羌瘣は蚩尤を輩出する部族の出だった。蚩尤の候補者は山中で幼い頃から鍛錬を受けた女性のみ。その候補者同士が殺し合う儀式、祭で生き残った1人が蚩尤となるのだった。
羌瘣は自分も参加するはずだった祭で姉として慕っていた人を亡くした。姉が騙し討ちによって殺害されたことを知り、仇を追って魏国へ向かうも行き方がわからず、参戦して国へ帰る魏国兵の後を追うつもりだったのだ。
復讐を果たしたら自分も姉の元へ行くという羌瘣に、信は生きる目的を見出させようとし、羌瘣は姉の夢を思い出す。
映画『キングダム2 遥かなる大地へ』のあらすじ【転】
翌朝、伍の仲間たちと合流した信と羌瘣は、自分たちが丘に布陣する軍とそこから進軍していた兵たちの間にいることに気付く。進軍した兵のおかげで陣が手薄になっている今がチャンスと考えた信たちは、丘の上にいる副将への突破を試みた。その知らせを聞いた藨公は、ついに全隊に信たちへの加勢を命じる。
いち早く信たちの元へ騎馬隊を率いて駆けつけた縛虎申は歩兵隊に、追手を迎え撃ち騎馬隊の突破を援護するよう促す。そして敵から馬を奪った信に、騎馬隊と共に丘への突破を命じた。
残された歩兵隊の仲間を羌瘣に託し、信は縛虎申と共に丘の上を目指す。
信との会話で仲間や生きることを意識し始めた羌瘣は、苦戦する中、命がけで尾平たちを守るのだった。
一方、進軍する騎馬隊を待ち受けていたのは弓兵だった。縛虎申は何本もの矢が刺さりながらも突撃の勢いを止めず、ついに副将の元へ辿り着いた。負傷した縛虎申は敵である副将の剣に倒れるが、その瞬間相手の首に剣を突き刺し、その戦いを勝利に導いた。
瀕死の状態の縛虎申は信に「勇猛と無謀は違う」と説き、その生涯を終えた。
映画『キングダム2 遥かなる大地へ』の結末・ラスト（ネタバレ）
突破に成功した信たちだったが、呉慶はその間に秦国との正面対決に持ち込むため陣を変更。丘の麓では両国の総大将による直接対決が始まろうとしていた。
その様子を見つめる信たちの元に秦国の大将軍・王騎が現れる。王騎は信に、この戦の全てが藨公と呉慶の2人の将軍の思惑で動いていたことを告げ、信は将軍の偉大さを知るのだった。
王騎に参戦の意思はなかったが、その姿を見た呉慶は警戒し陣を変更、その隙を藨公は見逃さなかった。正面突破を図る藨公に信も援護に回り、呉慶の元へ辿り着く。勝負は将軍同士の一騎打ちに委ねられ、藨公は呉慶を打ち取って秦国は勝利を収めた。
帰還の準備をする中、一人魏国兵の後を追う羌瘣に信は再会を約束する。羌瘣からの返事はなかったが、信に背を向け歩くその顔には微笑みが浮かんでいた。
その頃、王都では丞相・呂不韋が自ら、王に刺客を差し向けたのは自分だと告白していた。しかし、絶大な政治的権力を持つ呂不韋に対し、誰もその場で手を出すことはできなかった。
秦国へ戻ると信は百人将に昇格する。そして自らを高めるべく王騎の城へ向かうのだった。
映画『キングダム2 遥かなる大地へ』の感想・評価・レビュー
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映画『キングダム2 遥かなる大地へ』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『キングダム2 遥かなる大地へ』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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