この記事では、映画『エージェント・オブ・メモリーズ 記憶犯罪捜査官』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『エージェント・オブ・メモリーズ 記憶犯罪捜査官』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0065926
製作年 | 2021年 |
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上映時間 | 92分 |
ジャンル | SF スリラー |
監督 | ケンロン・クラーク |
キャスト | アダム・G・サイモン ソフィーナ・ブラウン ジョシュア・アルバ ヘンリー・シモンズ |
製作国 | アメリカ |
映画『エージェント・オブ・メモリーズ 記憶犯罪捜査官』の登場人物(キャスト)
- フランク / ネイサン(アダム・G・サイモン)
- ネイサンの容姿だが、内面はフランク・マクダビットだったり、ネイサンだったりと曖昧である。両方とも、自分の過去が分からず苦しむ。ネイサンは元シナプスの捜査官303号だった。フランクの周囲にいたアミーナやフレディの助けを借り、過去を解明していく。
- フランク・マクダビット(ジョシュア・アルバ)
- メムスの売人で相棒はフレディ。アミーナと婚約している。根は優しい人物で、相棒やその子供を大切に思っている。通信手段はサングラス。子供の頃父親がいなかったせいもあり、アミーナとの間に子供が出来たことをとても喜ぶ。
- アミーナ(ソフィーナ・ブラウン)
- フランク・マクダビットの婚約者。フランクとの子供を妊娠している。
- フレディ(ウィリアム・ルビオ)
- フランク・マクダビットと組んでいるメムスの売人。落ち着いた優しい性格。
- 捜査官702号(チャーリー・ブーン)
- メムスの取締局であるシナプスの捜査官。引き締まった顔。強気でボスの指示を聞かない。
- 捜査官805号(ヘンリー・シモンズ)
- メムスの取締局であるシナプスの捜査官。ある不正に気づき、ネイサンに「リブート」という薬を渡した。
- スケッチ(ジェフ・”ジャー・フリー”・アレン)
- アミーナやフランクの弟分。倉庫を改装したそのクラブで、メムスを売っている。メムスを使用したときの副作用にも詳しい。
映画『エージェント・オブ・メモリーズ 記憶犯罪捜査官』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『エージェント・オブ・メモリーズ 記憶犯罪捜査官』のあらすじ【起】
21世紀のはじめ、他人の記憶をシェアする娯楽「メムス」が流行した。特に最近は、3Dのメムスが人気である。政府は人々がメムスを麻薬のように乱用するのを恐れ、独自の取締局シナプスの創設を認可。シナプスの捜査官には名前がなく、番号で呼ばれている。
フレディとフランク・マクダビットは、メムスの売人だ。フランクは、彼女アミーナとの間に子供ができたと知り、大喜びする。
しかしその1年後フランクはネイサンの姿となり、路上で意識を取り戻した。そして安ホテルに入り、弾丸を取り除く。自分に何が起こったのか、よく分からない。フランクは忘れないように薬の容器に「終わりで飲め」と書き込んだ。サングラスから留守電を再生すると、フレディやアミーナから伝言が入っていた。フレディの話から、自分が1カ月も音信不通であったと分かる。
部屋から出ると捜査官に捕まりそうになり、フランクは市街地に逃げた。フレディから連絡が入り、立体駐車場で落ち合う約束をする。
駐車場へは、207号ら捜査官が追ってきた。捜査官が「ネイサン」と呼ぶので、フランクは「オレはネイサンじゃない」と叫ぶ。
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映画『エージェント・オブ・メモリーズ 記憶犯罪捜査官』のあらすじ【承】
まるでネイサンの体に、フランクの心が入ったような状態である。彼には、2つの記憶と2人の人格が侵食し合う「ブリード・オーバー」の症状が出ていた。メムスの副作用だ。
フランクは207号に捕まるが、フレディとアミーナが来て207号に銃を向ける。フランクはアミーナと初めて会った時のセリフを吐き、アミーナは彼の内面がフランクだと分かった。そして彼を車に乗せて走りだす。
車が空き地に着くと、アミーナは彼に、本物のフランクはどこかと問いつめた。フランクは酷く混乱する。彼は、乗り移った体の最後の記憶を探る薬「リブート」を持っていた。容器には「終わりで飲め」と書かれている。その薬は捜査官ネイサンが、805号から受け取ったものだった。
この薬を試すため、3人はホテル「エンド・カジノ」に行く。そして殺人が起こった部屋に入ると、ベッドの上に絵本があり「The End」即ち「終わり」のページが開かれていた。フランクは今が薬を飲むタイミングだと気づき、飲んだ。
すると記憶が蘇る。以前702号の指示で、ネイサンはフランクに3D版メムスと大金を渡した。彼をカモにするためだ。
映画『エージェント・オブ・メモリーズ 記憶犯罪捜査官』のあらすじ【転】
またネイサンはフランクに妊娠祝いのつもりで、メムスをプレゼントする。メムスの使用経験がないフランクは、どんどんこれに嵌っていった。一方702号は自分たちの不正がシナプス本部に気づかれそうになったため、売人を一気に殺すと言いだす。フランクはメムスのせいで自動車事故を起こし、アミーナのお腹の中の子を失った。そこでネイサンの家族を、このホテルで殺してしまった。
ここで現在のフランクは、意識を取り戻した。フランクは自分の過ちを知りショックを受けるが、フレディが「お前はそんな奴じゃない」と言う。また記憶の中には、シナプスのシステムを破壊するコードがあった。そこでメムスに関する機材があるクラブに行き、そのコードを読み取ることにした。
しかしホテルに702号がまたやってきて、フレディが撃たれる。銃撃戦になった後、フレディはアジトを教えないようにするため、自殺した。
アミーナはフランクを車に乗せ、クラブへ向かう。クラブで連絡を受けたスケッチは、フランクの状態を聞いて絶句した。そしてアミーナを出迎え、クラブのお客を全て追い払う。
映画『エージェント・オブ・メモリーズ 記憶犯罪捜査官』の結末・ラスト(ネタバレ)
アミーナとスケッチは、フランクの記憶をコンピューターにアップロードし、シナプスを壊すコードを探すことにした。「これを行うとフランクの記憶は消え、ネイサンの記憶だけが蘇る」とスケッチは警告する。しかし捜査官の不正を暴くには他に方法はなく、フランクは記憶のアップロードを強く望んだ。アミーナは、フランクにお別れのキスをする。スケッチがアップロードを始めると、シナプスの破壊コードが分かった。
フランクの居場所を知った702号が来て、銃撃戦となる。
画面には、本当の記憶が映し出された。まず702号が銃でフランクを脅し、ネイサンとその家族をあのホテルにおびき出す。そしてフランクを盾にし、ネイサンの家族やフランクを殺したのだ。フランクは人殺しなどしていない。床に倒れたネイサンはフランクと自分をメムスで繋ぎ、フランクの記憶を自分に取り込んだ。
真実が分かったネイサンは、702号の記憶を抜きアミーナに見せた。そして702号を射殺する。
後日ネイサンとアミーナは海辺へ行く。彼がフランクしか知らないはずの口説き文句を言ったので、アミーナはハッとして彼を見た。
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映画『エージェント・オブ・メモリーズ 記憶犯罪捜査官』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『エージェント・オブ・メモリーズ 記憶犯罪捜査官』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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