一途すぎる女性の暴走を描くサイコスリラー。ヒロインはドラマ「THE OC」でブレイクしたミーシャ・バートン。監督はモーガン・J・フリーマン、脚本はケイティ・フェティング。
映画『ウォッチャーズ』 作品情報
- 製作年:2009年
- 上映時間:95分
- ジャンル:サスペンス
- 監督:モーガン・J・フリーマン
- キャスト:ミーシャ・バートン、マット・ロング、ジェシカ・ストループ etc…
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映画『ウォッチャーズ』 評価
- 点数:30点/100点
- オススメ度:★★☆☆☆
- ストーリー:★★★☆☆
- キャスト起用:★★★★☆
- 映像技術:★★★☆☆
- 演出:★★☆☆☆
- 設定:★★☆☆☆
[miho21]
映画『ウォッチャーズ』 あらすじ(ストーリー解説)
映画『ウォッチャーズ』のあらすじを紹介します。
アメリカ・ベンシルバニア臭の田舎町が舞台となる。某高校のフットボールチームの元花形選手マイク(マット・ロング)は、クリスマスの日に進学先のシカゴからガールフレンドを連れて帰ってきた。
久々の帰省に浮かれるマイクだが、いとこのビリー(マイケル・ランデス)から、元恋人のシェルビー(ミーシャ・バートン)がマイクのことをまだ忘れられないでいることを告げられる。シェルビーとマイクの美男美女カップルは、街でも有名だった。
シェルビーは自身が経営する町外れのボウリング場にマイクを拉致し、マイクの愛を取り戻そうとする。次第に行為がエスカレートしていき……。
映画『ウォッチャーズ』 感想・評価・レビュー(ネタバレ)
映画『ウォッチャーズ』について、感想・レビュー・解説・考察です。※ネタバレ含む
主演女優はいい
見どころが主演女優の顔しかないんじゃないかというくらいにつまらない映画でした。
私はアメリカの田舎の事をよく知らないからわかんないけど、若い女が町外れのボウリング場をおとなしく経営してるっておかしいだろ!どんだけ保守的な女なんだ!
その女がとにかく美しいもんだから、おとなしさに違和感を覚えてしまうんですね。キャスティングと設定のバランスは大切ですよ。そんな訳ねえだろ!と思われたら終わり。何か裏があるならともかく。言ってることもよくわからんし……。
サスペンスとして致命的なのは、リアリティの欠如。上記の点もそうですし、シェルビーからの視点しかないのが痛い。『羊たちの沈黙』を100回見てからサスペンスを作れよ!そして、マイクのキャスティングも……。フットボールの花形選手には見えないんですよね。
マイクとシェルビーのキャスティングの狙いを逆にしてもいいはずです。男はとにかくイケメンで、女はあんまり美人には見えないとか。こっちのほうが、田舎の平凡な暮らしに染まりきってしまった感じを演出できると思うんです。おそらくこの映画はミーシャ・バートンありきで制作されたのでしょうから、そこにケチをつけてもしょうがない気はします。
ミーシャ・バートンがめちゃくちゃ美しいのに男運がなくて狂った女を演じていた今作。女の嫉妬は本当に怖いです。昔の元彼が忘れられずにずっと想い続けている女性って意外と少なくないのかもしれませんが、そういった女性の嫉妬や憎しみの対象は元彼では無く、今カノになるみたいです。
そんなことをしても愛は戻ってこないのに…と哀れになってしまいましたが別れる時にはしっかりと話し合ってお互いに納得しないといけないなと感じました。自然消滅って勝手に自分が思っているだけかもしれませんね。(女性 30代)
映画『ウォッチャーズ』 まとめ
失敗サスペンスの典型的な例だと思いました。突っ込みどころのあるサスペンスなんて、脚本段階で失敗ですよ。狂った美女の魅力を引き出せてないし、全然ダメ。
ミーシャ・バートンがかわいそうですよ。2011年に女優活動を休止してからは自宅が差し押さえされたり撮影現場に顔を出さずヨーロッパで遊び倒したりと良くない話しか出てこないだけに、「THE OC」以外の代表作があればもっと違う人生だったんじゃないかと思ってしまうんです。『ノッティングヒルの恋人』と『シックス・センス』にちょい役で出演した程度じゃ、何にもなりませんからね。勿体無いなぁ……。
というわけで、見なくてもいい映画でした。時間がムダだから、やめとけ。
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