映画『戦慄怪奇ファイルコワすぎ！劇場版・序章真説・四谷怪談お岩の呪』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『戦慄怪奇ファイルコワすぎ！劇場版・序章真説・四谷怪談お岩の呪』のストーリー（あらすじ）をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。

また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。

映画『戦慄怪奇ファイルコワすぎ！劇場版・序章真説・四谷怪談お岩の呪』の作品情報
映画『戦慄怪奇ファイルコワすぎ！劇場版・序章真説・四谷怪談お岩の呪』の登場人物（キャスト）
映画『戦慄怪奇ファイルコワすぎ！劇場版・序章真説・四谷怪談お岩の呪』のネタバレあらすじ（ストーリー解説）
映画『戦慄怪奇ファイルコワすぎ！劇場版・序章真説・四谷怪談お岩の呪』の感想・評価・レビュー
映画『戦慄怪奇ファイルコワすぎ！劇場版・序章真説・四谷怪談お岩の呪』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ

映画『戦慄怪奇ファイルコワすぎ！劇場版・序章真説・四谷怪談お岩の呪』の作品情報

出典：https://video.unext.jp/title/SID0038195

製作年	2013年
上映時間	71分
ジャンル	ホラー SF
監督	白石晃士
キャスト	大迫茂生久保山智夏白石晃士
製作国	日本

映画『戦慄怪奇ファイルコワすぎ！劇場版・序章真説・四谷怪談お岩の呪』の登場人物（キャスト）

工藤仁（大迫茂生）: 映像制作会社で、現代に起こる様々な怪奇現象を追うビデオシリーズ「戦慄怪奇ファイルコワすぎ！」を制作しているディレクター。怪奇現象を追う熱意はひと一倍だが、時に暴言を吐いたり暴力を振るうなど、行き過ぎた言動を取ってしまうことがある。
市川美穂（久保田智夏）: 工藤の制作する「戦慄怪奇ファイルコワすぎ！」で、1作目からADを務めている若い女性。時に暴走し始める工藤に苦言を呈するが、そのまま強引に押し切られてしまうことの方が多い。
田代正嗣（白石晃士）: 工藤の制作する「戦慄怪奇ファイルコワすぎ！」で、1作目からカメラマンを務めている男性。撮影が主な仕事のため、自身が映像に映る頻度は少ないが、工藤の暴走気味な行動に振り回されることも多い。
松井江見（中村でんじろう）: 低予算映画で主演を務めていた若い女優。映画を撮影中に「お岩さん」のような影が映像に映りこみ、それ以来様子がおかしくなったあげく、音信不通になってしまう。
宇龍院道玄（宇賀神明宏）: お岩さんの謎を解くため、工藤が連絡を取った霊能力者で浄霊師。確かな霊能力の持ち主ではあるが、工藤や市川に対しても横柄な態度を取るなど、傲慢な性格も垣間見える。

映画『戦慄怪奇ファイルコワすぎ！劇場版・序章真説・四谷怪談お岩の呪』のネタバレあらすじ（ストーリー解説）

映画『戦慄怪奇ファイルコワすぎ！劇場版・序章真説・四谷怪談お岩の呪』のストーリー（あらすじ）を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『戦慄怪奇ファイルコワすぎ！劇場版・序章真説・四谷怪談お岩の呪』のあらすじ【起】

映像制作会社のディレクター・工藤仁は、現代に起こる様々な怪奇現象を追うシリーズ「戦慄怪奇ファイルコワすぎ！」を制作していたが、前作で「トイレの花子さん」の謎を追っていた際に、霊能力者の真壁栞が不慮の死を遂げたため、ADの市川実穂とカメラマンの田代正嗣は、新シリーズの撮影を躊躇していた。

しかし工藤はそんな市川と田代を励まし、新しいシリーズの制作を決意する。今回の題材は、四谷怪談を題材にした低予算映画のワンシーンに、「お岩さん」のような女性の影が映っていたというものだった。

四谷怪談を題材にした映画やドラマを撮影する際には、四谷に実在する「お岩稲荷」にお参りをすることが通例になっていたが、この映画はあくまで四谷怪談を元にした青春映画だったので、お参りをしていなかった。そのせいか撮影中に様々なトラブルが起こり、映画は完成前に製作がストップしてしまっていた。

工藤たちは、撮影中に様子がおかしくなり、音信不通になった映画の主演女優・松井江見の実家を訪ねてみる。その家は玄関の全面にアルミホイルのようなものが貼られ、異様な雰囲気が漂っていた。

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映画『戦慄怪奇ファイルコワすぎ！劇場版・序章真説・四谷怪談お岩の呪』のあらすじ【承】

家の中から顔を覗かせた松井は、右目に包帯を巻き、意味不明の言葉を呟くなど、明らかに様子がおかしくなっていた。続いて工藤たちは映画の撮影に使った民家に向かうが、そこで市川の背後にお岩さんのような影が現れ、その時の録画を再生してみると、市川の右目が怪しげな光に覆われていた。

それ以来市川は右目の調子がおかしくなり、工藤は四谷怪談に詳しい心霊研究科の吉田経人を訪ね、霊能力者で浄霊師の宇龍院道玄という人物を紹介してもらう。道玄は市川をひと目見るなり、悪い霊が憑いていると言い切る。

工藤たちは道玄の横柄な態度に腹を立てつつも、市川の浄霊をしてもらうことにする。道玄は用意した機材によって市川を催眠状態にして、市川の中にいる霊に語りかける。すると浄霊を行なっていた部屋の中に、右目を腫らしたお岩のような女性の姿が浮かび上がる。

そして道玄は姿を現したお岩を見て、これは「器」に過ぎないと察し、お岩は「古（いにしえ）の神々」が異世界から現世へと進出するための、「扉」の役目を担っているのだと語る。

映画『戦慄怪奇ファイルコワすぎ！劇場版・序章真説・四谷怪談お岩の呪』のあらすじ【転】

壮絶な除霊の末、市川は元に戻ったように見えた。しかし道玄は、まだ市川の中に「憑きものの芯」が残っていて、それを取り除くには、すでに憑きものに体を奪われた、松井江見の元へ行くしかないと語る。

助かったかと思われた市川は、右目が徐々に腫れだしていく。そして工藤の元に、以前「口裂け女」を追跡した時に出会った呪術師・犬井からの宅急便が届く。犬井はこれを送った直後に自殺し、自分の死を賭けて作った強力な「お守り」を工藤に託し、更に「お前のすべきことをせよ」というメッセージを工藤に残していた。

道玄と共に松井の家に到着した工藤たちは、部屋の中で立ち尽くす松井の姿を発見する。松井は何時間もそこに立ち尽くし、ずっと呪文のような言葉を呟いていたようだった。工藤は、「もう手遅れかもしれない」と言う道玄に、「やるしかねえだろ！」と檄を飛ばし、松井の家に乗り込んで行く。

道玄が松井の前に立って呪文を唱え始めると、松井の身体は大きな「裂け目」のようなものに変化する。それと同時に、腫れていた市川の目が猛烈に痛み出す。

映画『戦慄怪奇ファイルコワすぎ！劇場版・序章真説・四谷怪談お岩の呪』の結末・ラスト（ネタバレ）

激痛に泣き叫ぶ市川を見て、工藤は犬井から送られたお守りを取りだす。自分の宗派とは違うお守りを見て拒否反応を示す道玄を、工藤はお守りを持った手で殴り倒す。そして、「田代、お前も来い！」とカメラマンの田代に叫ぶと、お守りを持った手を突き出して、松井が作り出した「裂け目」の中へ飛び込んで行く。

裂け目の中は異世界へ通じる不気味な洞窟になっていて、工藤は異世界へ引きずり込まれそうになっている市川を、必死に手を伸ばして助けだそうとする。するとそこに、前作で不慮の死を遂げた霊能者・真壁の魂が現れ、工藤を手助けする。

真壁の魂は異世界へ引きずりこまれてしまったが、工藤は市川と田代と共に、なんとか松井のいた部屋へと帰りつく。市川の目の腫れは元に戻り、道玄は「俺がずっと祈ってたから、お前たちが戻って来れたんだ」と主張する。

それから数日後、工藤は「タタリ村」という呪われた村のウワサを聞きつけ、道玄と共にタタリ村の謎を解く新作を制作しようと考える。そして、どうせなら新作は映画にしよう！と、意気込みを熱く語るのだった。

映画『戦慄怪奇ファイルコワすぎ！劇場版・序章真説・四谷怪談お岩の呪』の感想・評価・レビュー

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