この記事では、映画『NETFLIX 世界征服の野望』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『NETFLIX 世界征服の野望』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0056096
製作年 | 2019年 |
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上映時間 | 104分 |
ジャンル | ドキュメンタリー |
監督 | ショーン・コーセン |
キャスト | マーク・ランドルフ ミッチ・ロウ ジョン・アンティオコ ニック・シェパード |
製作国 | アメリカ |
映画『NETFLIX 世界征服の野望』の登場人物(キャスト)
- マーク・ランドルフ
- NETFLIXの初代CEOであり共同創設者。毎朝通勤する1時間の車内でリード・ヘイスティングスとアイデアを出し合い、レンタルDVD業を手掛ける。
- リード・ヘイスティングス
- NETFLIXの共同創設者。のちにマーク・ランドルフの後を継いでCEOとなる。インターネットバブル崩壊後のNETFLIX経営を請け負い、リーダシップを発揮した。
映画『NETFLIX 世界征服の野望』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『NETFLIX 世界征服の野望』のあらすじ【起】
1990年代、インターネットが急速に普及すると、投資家はインターネットの将来性を買うようになり、次々と新しいサービスに投資が集まっていた。映画界でも、CGアニメーションを制作するための映画会社「ピクサー」がスティーブ・ジョブスの投資によって設立されると、『トイ・ストーリー』が大ヒットし、ハリウッドに衝撃を与えた。
1977年にアメリカでレンタルビデオ店の開店以降、ビデオ市場は急成長するが、当時は個人商店が多くビデオデッキも高価だった。
そこに登場したのが「ブロックバスター」という会社だった。まだ国民がビデオデッキで映画を見ることに慣れていない中、ファミリー向けの店として成功を収める。しかし、ビデオの在庫不足や延滞料、壊れやすいビデオテープなど、不満は出ていた。
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映画『NETFLIX 世界征服の野望』のあらすじ【承】
そんな中、DVDという新しい媒体が登場した。そこに目を付けたリード・ヘイスティングスとマーク・ランドルフは、1枚のDVDを郵送で家に送った。すると、わずか1日でDVDは傷つくことなく到着したため、ビデオテープでは実現不可能な「郵送でのレンタルビデオ業」を始めた。
カリフォルニア州のスコッツバレーにオフィスを構え、3000タイトルのDVDを用意した。加えて、映像ソフト業界に精通しているミッチ・ロウも引き入れた。
一度郵送に成功していたものの、DVDを郵送して壊れないかという不安は拭いきれなかった。郵送の途中で郵便物を仕分ける機械が使われていることを知り、機械の中を壊れずにしっかり通る梱包を開発した。
そして、「インターネットと映画を繋ぐ」というコンセプトから、「NETFLIX」という社名が誕生した。
1998年、ついに郵送サービスが開始された。事前にフォーラムやインフルエンサーに働きかけた成果もあり、サイト開設直後から通知が鳴り止まず注文が入り続けた。注文が多すぎたためサーバーがダウンし、PCを追加購入するほどだった。初日に108件という当初の想定1ヶ月分の売り上げを出した。
映画『NETFLIX 世界征服の野望』のあらすじ【転】
順調な滑り出しだったが、懸念点は「DVDの販売」が主な収益となっていたことだった。なぜなら、販売するだけではすぐ他のネットショッピングサイトも模倣できるからである。
レンタルと販売のどちらかに事業を絞ることを迫られたマークは、売上の大部分を占めていた販売をやめ、レンタルに専念した。そして、一本ずつ注文を受けてから郵送するという仕組みから、月額制でレンタルできる回数は無制限、顧客の見たい映画リストの中から一本を送り、返却されたら次のDVDを送るという仕組みに改革した。それが大成功を収め、固定客を掴むことに成功したのだった。
続いて彼らは、クリントン元大統領の不祥事についての証言映像をDVD化した。すると注文が殺到し、それを目当てにする新規顧客も獲得した。オリジナル作品の登場である。
ミスが起きることもあったが、すぐにミスを認め修正することで世間のイメージアップを図り、その精神は今でも続いているという。
映画『NETFLIX 世界征服の野望』の結末・ラスト(ネタバレ)
そんな中、インターネットバブルが崩壊し、NETFLIXも最大の危機に陥る。CEOをマークからリーダーシップのあるリードへと変更し、なんとか資金調達をすることで、窮地を凌いでいた。レンタルビデオ業の大手であるブロックバスターとの競争も激化する中、オンライン事業の先駆者としてNETFLIXは生き残っていった。
2007年、NETFLIXはストリーミングに完全移行することを決意した。それによってテレビだけでなく、スマホやPC、ゲーム機などどんな機器でも映画を見ることができるようになった。それまで業界のトップに立っていた映画会社と並ぶ企業にまで成長した。そして、店舗中心の事業だったブロックバスターは破産を迎えた。
そして、NETFLIXはついにオリジナル作品を手がけるようになった。インターネット上で配信することで、シリーズ作品であっても自分の予定を放送に合わせる必要がなくなり、テレビや映画では焦点を当てられないような人物を主要キャストとする作品も手がけた。やがて、ディズニーやAmazonも配信サービスを開始するようになった。NETFLIXはその先駆者として、これからも改革を続けていく。
映画『NETFLIX 世界征服の野望』の感想・評価・レビュー
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映画『NETFLIX 世界征服の野望』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『NETFLIX 世界征服の野望』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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