この記事では、映画『ワン・モア・ライフ!』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『ワン・モア・ライフ!』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0060681
製作年 | 2019年 |
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上映時間 | 93分 |
ジャンル | コメディ |
監督 | ダニエーレ・ルケッティ |
キャスト |
ピエルフランチェスコ・ディリベルト トニー・エドゥアルト レナート・カルペンティエリ アンジェリカ・アッレルッツォ |
製作国 | イタリア |
映画『ワン・モア・ライフ!』の登場人物(キャスト)
- パオロ(ピエルフランチェスコ・ディリベルト)
- スクーターを運転中に事故に遭い、命を落とす。天国側の手違いにより、1時間32分だけ地上に戻ることを許される。女好きで情けない駄目パパ。
- アガタ(トニー・エドゥアルト)
- パオロの妻。パオロが他の女性と関係があることを知っており、愛想を尽かしている。
- 天国の役人(レナート・カルペンティエーリ)
- 天国でパオロの受付担当になる。パオロに抗議され、寿命の計算が間違っていたことに気づく。パオロが地上に戻る際の付き人になる。
- アウロラ(アンジェリカ・アレルッゾ)
- パオロの娘。意見をハッキリ言う。パオロのことを着信拒否にしている。パウロが情けない行動をすると叱る。
- フィリッポ(フランチェスコ・ジャンマルコ)
- パオロの息子。ゲームが大好き。パオロのことは好きなのか、あまり興味がないのか微妙である。
映画『ワン・モア・ライフ!』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『ワン・モア・ライフ!』のあらすじ【起】
パオロはスクーターで通勤する。何年も独自の渋滞回避策で運転してきたが、計算が上手くいかず車に轢かれてしまう。死の瞬間に浮かんだのは、どうでもいいことだらけ。かつて女の子に言われた言葉の意味や、冷蔵庫のライトは閉めると消えているのかなど、ささいな疑問に渦巻かれて、息絶えた。
パオロは天国で名前が呼ばれるのを待つ。呼ばれた途端、パオロは死に納得できず、役人に不満を伝えた。健康に金をかけてきたこと、スムージーも飲んでいたこと。すると、役人はスムージーの記録はなかったはずだと思い巡らす。つまり、寿命の計算に間違いがあることに気づいた。
役人は天国の偉い人に事情を話す。パオロは「スムージーの摂取でいくらか寿命は延びているはずだ」と訴えた。パオロの主張は受け入れられる。しかし、許された時間は1時間30分だった。パオロは思っていたよりも短すぎる寿命に驚き抗議する。それでも、最終的に与えられた時間は、1時間32分だった。
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映画『ワン・モア・ライフ!』のあらすじ【承】
パウロと役人は、地上までのエレベーターに乗る。着いた先は、パウロの家だった。パウロは音がする方へ向かうと、妻のアガタを見つけ、思わず抱きしめる。アガタは、パウロが試合を観に行ったはずなのに戻ってきたことを不思議に思った。パウロはずっとアガタの手に縋りついている。そして、子供たちに電話して「30分以内に帰れ」と言うようにアガタに頼んだ。パウロは家族の絆を取り戻したかったが、これまでの行いのせいで子供たちは電話に出てくれないからだ。
パオロは常に恋愛脳だった。アガタの知り合いや仕事仲間にも手を出して、アガタに知られても浮気を繰り返してきた。女にだらしなく、家事はアガタに押し付ける男だった。それでも、アガタは諦めにも似た気持ちでパウロを受け入れてきた。
娘のアウロラは、日々の生活で規則を守らないパウロを見ては叱ってきた。恥ずかしいとも思っていた。息子のフィリッポは、パウロよりもゲームが好きだった。
時間だけが過ぎていき、何も出来ていないパウロは不安になってくる。この時には、残り30分だった。
映画『ワン・モア・ライフ!』のあらすじ【転】
パウロが人と会う時の最大の関心は、いかに相手を動かすかということだった。パウロは待ち合わせするとき、相手より少しでも移動距離が短い場所に設定したり、長い付き合いの友達の前でたかだか250ユーロを引き出すときも、暗証番号を絶対に見られないように隠したりした。
アガタや親友たちは、そんなパウロのことを「発想も感情も平凡な憎めないやつ。パウロは自分が思っているほど愉快じゃないけど、そこが愉快で愛おしかった」と語る。フィリッポとアウロラは、パウロのことをいない者として扱いつつも愛してはいた。
いつもの溜まり場で親友たちと試合観戦していたパウロは、フィリッポに家に帰るように言われる。戻ると、アガタは泣いていた。
アガタは「警察からあなたが事故に遭って、身元確認に来るように」と言われたことを話す。困惑して泣いている姿を見て、パウロは事実を話すことに決めた。アガタはパウロが死ぬことを理解し、泣き崩れた。
映画『ワン・モア・ライフ!』の結末・ラスト(ネタバレ)
アウロラが帰ってきた。パウロは娘と最後の時間を過ごすために部屋に行く。アウロラは、いつも相手にしてくれないパウロが普段の様子とは違うのを感じ取り、一緒にいることにした。パウロは二人で人生ゲームをして、アガタに出会ったときの馴れ初めを話した。
次は、フィリッポの部屋に行った。ゲームをしているフィリッポを後ろから抱きしめる。フィリッポは「大好きだからゲームに集中させて」と言った。パオロも大好きだと伝える。そして、「この家の男はお前だ」と言い残して、部屋を去った。
最後はアガタとキスをする。役人が止めに入っても、二人はお互いの存在を確かめ合うように何度もキスをした。パウロは役人と一緒に家を出る。用意されていたのは、死んだときに乗っていたスクーターだった。パウロは役人を後ろに乗せ、これまでの出来事を思い出しながら死んだ場所に向う。しかし、スピードを出しすぎたため、車に轢かれることなく通り過ぎてしまった。
役人は激しい運転に怒って、どこかへ行ってしまう。パオロは助かったのだ。アガタは家に帰ってきたパウロを見て、涙ながらに喜んだ。パウロは家族4人で幸せな夜を過ごした。
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映画『ワン・モア・ライフ!』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『ワン・モア・ライフ!』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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