この記事では、映画『わたしの叔父さん』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『わたしの叔父さん』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0064033
製作年 | 2019年 |
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上映時間 | 105分 |
ジャンル | ヒューマンドラマ |
監督 | フラレ・ピーダセン |
キャスト | イェデ・スナゴー ペーダ・ハンセン・テューセン オーレ・キャスパセン トゥーエ・フリスク・ピーダセン |
製作国 | デンマーク |
映画『わたしの叔父さん』の登場人物(キャスト)
- クリス(イェデ・スナゴー)
- 叔父さんの身の回りのお世話をする。寡黙。獣医学に興味がある。叔父さんと離れることは考えられない。
- 叔父さん(ペーダ・ハンセン・テューセン)
- クリスと農業をしている。クリスが自分のことを気にせず、クリスの好きな道に行けるように背中を押す。
- ヨハネス(オーレ・キャスパセン)
- 獣医。クリスに獣医を勧めるため、診察の助手に誘ったり本を貸したりする。とてもクリスのことを気にかけている。
- マイク(トゥーエ・フリスク・ピーダセン)
- 教会で出会ったクリスのことを好きになる。クリスにときめきを与える。クリスとコペンハーゲンで暮らしたい。
映画『わたしの叔父さん』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『わたしの叔父さん』のあらすじ【起】
クリスが目覚まし時計で起きる。着替えて、別の部屋のカーテンを開ける。そこで眠る叔父さんを起こし、服を着せる。
会話のない食卓では、テレビから流れる時事問題がBGMとなっている。
二人の仕事場は牛舎。二人は黙々と作業する。時々、クリスがちょっかいを出して笑いあう。
夜も朝と同様、静かにご飯を食べ、クリスはお風呂上がりの叔父さんに服を着せる。そうして一日が過ぎていく。
午前三時、牛が産気づいた。クリスは必死に赤ちゃんを取り出そうとするが、逆子であったため獣医のヨハネスを呼ぶ。赤ちゃんは無事産まれた。ヨハネスは、獣医並みの対応をしたクリスのことを褒め、それを聞いた叔父さんは誇らしげだった。
それ以来、クリスは子牛のことでヨハネスに質問するようになった。ヨハネスもクリスのことを気にかける。クリスの母は、クリスが14歳の時に亡くなり、父は息子のあとを追って自殺した。そのため、クリスは叔父さんに引き取られる。ヨハネスはその事情を知っており、医学部を卒業したのに農業をしているクリスのために世話を焼いた。
クリスはヨハネスの診察の助手をしたり、獣医に関する本を借りたりするようになる。
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映画『わたしの叔父さん』のあらすじ【承】
クリスは父の誕生日に墓参りに行く。花を供えるため教会まで水を汲みに行くと、聖歌隊が練習していた。眺めていると、突然一人の男性に話しかけられた。驚いて水をこぼす。「聴いていけば?」と言われたが、クリスはその場を立ち去った。
クリスはヨハネスの処置を見学しに行く。そこには、教会で会った男性・マイクがいた。マイクの積極的なアプローチにより、一緒に食事することになる。だが、迷いがあったクリスは、叔父さんに行くべきか相談する。叔父さんは「行って悪いことはない」とクリスの背中を押した。
デートには叔父さんも付いてくることになった。マイクは気まずそうななか、クリスは叔父さんと一緒にいて楽しんでいる。食事中、マイクは「父は農場を継げと言うが、僕はやりたくない」と家族のことを話しだす。叔父さんは「自分がやりたいことをやれ」と返す。その言葉を聞いて、クリスの手が止まった。
クリスは「よそへ行きたいと思わない?」とマイクに聞かれる。クリスは「簡単には動けない」と言って、叔父さんの方を見た。
映画『わたしの叔父さん』のあらすじ【転】
ある女性が牛舎にやってきた。叔父さんは女性と一緒にどこかへ行ってしまう。クリスは気になって、叔父さんの部屋を覗いた。女性は叔父さんの足のリハビリを手伝っていた。クリスは叔父さんに体のことや、どうして自分を頼らないのか不満をぶつける。叔父さんは「一生ここにはいないだろ?」と返す。クリスがいずれ別の道へ進むことを考え、一人で動く練習をしていた。
クリスは、ヨハネスにコペンハーゲンに行かないかと誘われる。獣医大学で講義をするから見学しないかとのことだった。しかし、行くことになったら二晩叔父さんと離れることになる。クリスは農場から離れられないと断っていたが、叔父さんの後押しもあって、ようやくコペンハーゲンに行くことに決める。
クリスは到着してからも叔父さんが心配で、電話しては状況を確認した。講義当日、叔父さんに電話をするがなかなか出ない。講義がもう始まる時間だ。クリスはヨハネスの奥さんに電話して、叔父さんの様子を見てもらえないか頼む。クリスはひたすら電話を待った。
映画『わたしの叔父さん』の結末・ラスト(ネタバレ)
クリスは叔父さんの状況を知ると、講義を聞かずに病院へ走る。叔父さんは泥で滑って意識を失い、入院していた。クリスは叔父さんが目覚めるのを待って、ずっとそばを離れなかった。マイクはあまり眠っていないクリスを心配するが、口論になってしまう。
叔父さんが目覚めてからも、クリスは付き切りでお世話をした。マイクやヨハネスからの連絡も出なかった。牛舎で仕事をしていると、ヨハネスの車の音が聞こえた。クリスは会わないように避ける。そして、ヨハネスの車に借りていた本と聴診器を置いて、ヨハネスが立ち去るのを待った。
マイクが仲直りをするためにやってくる。だが、クリスは拒否し、投げやりに体を差し出す。マイクはただ黙って抱きしめることしかできなかった。後日、マイクは家のポストに手紙を投函する。クリスは無表情で手紙を読み、隅に追いやった。
クリスと叔父さんはいつものようにご飯を食べる。今日はテレビが壊れて静かな食卓。でも、それ以外は変わらない生活が続く。粛々と、二人の時間を積み重ねていく。
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映画『わたしの叔父さん』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『わたしの叔父さん』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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