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映画『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ(1960)』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ(1960)』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。

また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。

映画『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ(1960)』の作品情報


出典:https://video.unext.jp/title/SID0070557

製作年 1960年
上映時間 71分
ジャンル ホラー
コメディ
監督 ロジャー・コーマン
キャスト ジョナサン・ヘイズ
ジャッキー・ジョセフ
ジャック・ニコルソン
メル・ウェルズ
製作国 アメリカ

映画『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ(1960)』の登場人物(キャスト)

シーモア・クレルボーン(ジョナサン・ヘイズ)
ムシュニクの花屋に勤めている、優しく呑気な青年。悪気はないがヘマをすることが多く、歩行中も頻繁につまずく。母親と2人で暮らしている。
ムシュニク(メル・ウェルズ)
花屋の店主。怒りっぽく利己的な性格。
オードリー(ジャッキー・ジョセフ)
花屋で働いているムシュニクの娘。思慮深くはないが、陽気で優しい。
ウィニフレッド・クレルボーン(マートル・ヴェイル)
シーモアの母。健康志向で、独特な料理を作る。自分を病人だと思い込んでいるが、案外健康。
ファウチ(ディック・ミラー)
花を食べる男性客。常にあちこちの花屋を回っているので、花について詳しい。
ファーブ(ジョン・シェイナー)
ムシュニクと親しい歯科医。サディスト。患者を苛めまともな治療をしない。
ジョー・フィンク(ウォーリー・カンポー)
ロサンゼルスの刑事。巡査部長。治安の悪い街スキッド・ロウの殺人事件を担当している。

映画『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ(1960)』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ(1960)』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ(1960)』のあらすじ【起】

スキッド・ロウにあるムシュニク花店は、どこにでもあるような小さな花屋だ。葬式用の花を買いに来た老女は、店主のムシュニクに代金を値切る。しかしこの店は売り上げが悪く、そんな余裕はなかった。従業員のシーモアは何かにつけミスが多く、ムシュニクを苛立たせた。この日も歯科医のファーブに配達する花を台無しにしてしまい、ムシュニクを怒らせる。

ムシュニクは遂にしびれを切らし、シーモアをクビにすると言った。そこでシーモアは「店のために、珍種の植物を育てているから見て欲しい」と懇願する。

シーモアは、自宅から植物を持ってきて皆に見せた。本体はアボガドより少し大きめで、周囲に葉が生い茂っている。植物は枯れかけていた。ムシュニクの娘オードリーは、この植物を褒める。風変わりな客ファウチも、珍種を栽培して成功すれば大金持ちになれると言った。シーモアはこの植物に、オードリー・ジュニアと名付ける。ムシュニクは1週間以内にこれを大きく育てるなら、雇用を続けてもよいと言った。

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映画『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ(1960)』のあらすじ【承】

皆が帰り、シーモアは花屋で1人きりになった。夜になるとジュニアは、ハエトリグサのようにパカッと開いた。水や肥料をやっても弱る一方だったが、ふとしたことでシーモアの血液が垂れると、途端に元気になった。シーモアは自分の指先を傷つけ、ジュニアに血液を与える。

翌朝シーモアが出勤すると、ジュニアは倍以上の大きさに育っていた。ムシュニクはたちまち上機嫌になり、シーモアを息子と呼ぶ。その晩、シーモアがジュニアを見ていると「何か食わせろ!」と叫び声を上げた。自分の血液をやり過ぎて貧血になったシーモアは店を出て、夜の街を歩いた。

シーモアは、酒の瓶を倒そうとして石を投げた。しかし運悪く鉄道警備員に命中し、ふらついた彼は列車に轢き殺されてしまう。シーモアは仕方なく死んだ警備員を、ジュニアに食べさせた。その場面をムシュニクは偶然見てしまい、言葉を失う。

ムシュニクは、このことを警察に言わなかった。ジュニアは4倍の大きさに成長し、おかげで店は大繁盛する。ムシュニクはジュニアの餌についてシーモアに訊ねるが、シーモアはごまかした。

映画『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ(1960)』のあらすじ【転】

連日の疲れに加えて、歯痛がシーモアを苦しめる。そこでファーブの歯科へ行った。サディストのファーブから危ない治療を受けたシーモアは、防御するつもりが逆にファーブを殺してしまう。そこでシーモアはファーブを、ジュニアの餌として与えた。

その頃、刑事のジョーは同僚フランクと、スキッド・ロウでの連続殺人事件の捜査を始めた。

ムシュニクは人よりも大きく育った花を見て、震え上がる。オードリーとシーモアはすっかり打ち解けて、ラブラブモードになった。店へフランクら刑事が来て、歯科医について尋ねる。ムシュニクはファーブも殺されたのか?と仰天した。その後「南カリフォルニア花観賞会」の代表だと名乗る女性が来店し、ジュニアを珍しいと賞賛した。

その晩シーモアはオードリーを自宅に招き、同居している母の手料理を3人で食べた。シーモアの母は独特な個性の持ち主だが、オードリーは笑顔を絶やさない。

同じ頃ムシュニクは花屋でジュニアを見張った。花が「何か食わせろ」としゃべりだしたので、ムシュニクは驚いて椅子から転げ落ちる。店には強盗が入り、金を出せとムシュニクを脅した。

映画『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ(1960)』の結末・ラスト(ネタバレ)

動揺したムシュニクは「金はあの植物の中にある」と言い強盗を騙す。強盗は植物の中に入り、ジュニアの餌食となった。

翌晩シーモアはジュニアのことが原因で、オードリーを怒らせてしまう。ジュニアは1人になったシーモアに催眠をかけ、食糧を調達に行かせた。この日は娼婦のレオノアが犠牲になった。

ジュニアの花が開花する日、花屋の前に人だかりができた。シーモアはこの日「南カリフォルニア花観賞会」から、トロフィーを受け取ることになっている。店内にはシーモアの母や、刑事のジョーも来ていた。

ジュニアが次々と花を咲かせると、花の中に歯医者や娼婦など殺された人の顔が浮かび上がった。これを見たシーモアの母は、ショックで気絶する。シーモアはその場から逃げ、刑事が後を追った。

刑事から上手く逃げたシーモアは、再び花屋に戻った。ジュニアは相変わらず「何か食わせろ」と叫び続ける。シーモアはナイフを片手に、植物の口の中に飛び込んだ。すると皆の前で花が咲く。花になったシーモアは「こんなはずじゃなかった」と嘆き、すぐに枯れた。

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映画『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ(1960)』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ

以上、映画『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ(1960)』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。

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