この記事では、映画『悪魔の毒々おばあちゃん』のストーリー（あらすじ）をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『悪魔の毒々おばあちゃん』の作品情報
出典：https://video.unext.jp/title/SID0048027
| 製作年 | 1988年 |
|---|---|
| 上映時間 | 88分 |
| ジャンル | ホラー コメディ |
| 監督 | エマニュエル・ケルヴィン |
| キャスト | カトリーヌ・エイメリー カロリーヌ・ブラックマン ロバート・デュボア リシャール・コティカ |
| 製作国 | ベルギー フランス オランダ |
映画『悪魔の毒々おばあちゃん』の登場人物（キャスト）
- ヴィクトリア（アン・マリー・フォックス）
- 貴族の血を引くレミントン家の、現在の実権を握る姉妹の姉。100歳を迎える誕生パーティーを開催することになり、親族の者たちを屋敷に招待する。
- エリザベス（ダニエル・デイヴン）
- 貴族の血を引くレミントン家の、現在の実権を握る姉妹の妹。過去に事件を起こし、遺産相続の権利をはく奪した親族・クリストファーからの手紙を読んだあと、姉と共に様子がおかしくなる。
- ジェシカ（フランソワーズ・ラムルー）
- ヴィクトリアとエリザベスの誕生パーティーに出席した、若い女性。ジェシカ自身はレミントン家の血を引いてはおらず、一族の者である夫と結婚したためパーティーに招待される。
- ジョン（エリー・リソン）
- ヴィクトリアとエリザベスの誕生パーティーに、妻のヘレンと共に出席した男性。ヘレンと一緒に、トイレに行ったまま戻って来ない娘を探しに行く。
- ヘレン（カトリーヌ・エイメリー）
- ヴィクトリアとエリザベスの誕生パーティーに、夫のジョンと共に出席した女性。ジョンと一緒に娘を探しに行くものの、惨劇に巻き込まれてしまう。
- ベルサ（フロリン・エルスランド）
- ヴィクトリアとエリザベスの誕生パーティーに出席した女性。ジョンと共に、惨劇の起きた原因と思われる、贈り物の箱を見つける。
映画『悪魔の毒々おばあちゃん』のネタバレあらすじ（ストーリー解説）
映画『悪魔の毒々おばあちゃん』のあらすじ【起】
貴族の血を引くレミントン家の姉妹、ヴィクトリアとエリザベスの100歳を迎える誕生パーティーが姉妹の屋敷で開催される。誕生日を祝うため一族の者たちが続々と屋敷にやって来るが、彼らはお祝いよりも老齢を迎えた姉妹の遺産を受け継ぐことが目的で、誰が一番多く遺産をもらえるかだけを考えていた。
姉妹と一族たちが食卓につき、執事がテーブルに豪華な食事を運んでくる。すると、訪問を予定していた一族は全て揃ったはずなのに、屋敷の入り口にある呼び鈴が鳴り、家政婦が門のところまで様子を見に行く。
門の外には見知らぬ女性がいて、身元の分からない人は中へ入れることは出来ないと家政婦が告げると、女性は姉妹への届け物があると語り、プレゼントが入った包装を家政婦に預けて立ち去っていく。
姉妹は見知らぬ者からのプレゼントが、集まった一族の誰かがサプライズを仕掛けたのではないかと喜び、皆の前で包みを開封する。その中には、骨とう品のような小さな箱が入っていた。
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映画『悪魔の毒々おばあちゃん』のあらすじ【承】
プレゼントには手紙も添えられていて、姉妹は皆の前で手紙を読み上げる。贈り物はパーティーに招待されなかったクリストファーという一族の男からで、手紙には「自分が招かれざる客であることは承知していますが、せめてものお祝いです。私は自分が遺産相続から外されたことを受け入れます」と記されていた。
贈り物がクリストファーからであることを知り、一族の者たちは口々に文句を言い始める。クリストファーはむかし悪魔を崇拝する邪教に入信し、墓地で黒ミサを開いて逮捕され、服役までしていた。それが原因で遺産相続の権利をはく奪されていたのだった。
一族の者たちは、今さらクリストファーに遺産の分け前は渡せないと憤るが、姉妹はクリストファーが心を入れ替えてくれたのだと喜び、箱を開けてみる。すると箱の中からほのかに白い煙が立ち上り、姉妹が飲んでいたワインの中に溶け込んで行く。
姉妹がそれに気付かないままワインを飲むと、姉妹の形相が悪魔のように一変し、食卓の近くにいた家政婦を殺害する。
映画『悪魔の毒々おばあちゃん』のあらすじ【転】
クリストファーからの贈り物は、悪魔の力で姉妹を凶暴化させ、一族を皆殺しにしようという復讐の品だったのだ。一族の者たちは凶暴化した姉妹を見て仰天し、食堂を飛び出すと数名ずつに別れて屋敷内の部屋に立てこもる。
夫のジョンと共に部屋に逃げ込んだヘレンは、娘のスージーがトイレに行ったまま戻って来ないことに気付く。ヘレンは部屋を出て娘を探すとジョン告げ、一族のジェシカという女性もヘレンの息子・ギルバートを連れてスージーを探しに行く。
しかしスージーはすでに姉妹に捕らわれて殺害され、ヘレンも指を食い千切られて正気を失ってしまう。ジェシカはギルバートとヘレンを連れて必死に姉妹から逃げ、屋敷内にある礼拝堂に飛び込む。
一方、ジョンと一族の女性・ベルサもスージーを台所へ探しに行き、クリストファーが送って来た骨とう品の箱を見つけ、これが姉妹を悪魔に変えたのだと悟る。
映画『悪魔の毒々おばあちゃん』の結末・ラスト（ネタバレ）
ジョンはこの箱を壊せば悪魔の力が消えるのではないかと思いつき、ベルサは壊すなら聖なる場所＝礼拝堂でやりましょうと提案する。ジョンとベルサが礼拝堂へ行こうとしたところで姉妹が現れ、ジョンはベルサを逃がすためにオトリになり、殺害される。
ベルサはジェシカたちが立てこもっている礼拝堂へ逃げ込み、十字架で箱を壊そうと試みる。姉妹もベルサを追って来て、礼拝堂の扉をこじ開けて突入しようとしてくる。
ジェシカは懸命に姉妹の突入を防ぎ、ベルサが箱を叩き壊すと、凶暴化していた姉妹が急にグッタリとして、悪魔の呪いが消え去った姉妹は2人とも正気を取り戻す。
その後、救急隊と警察官が屋敷にやって来るが、姉妹は何が起きたかわからないと警察官に語る。正気を失ったヘレンは病院へ収容され、ジェシカは両親を失ったルバートを引き取ることにする。そしてベルサは、タクシーに乗って1人で屋敷を後にするが、ベルサの表情が車の中で、悪魔のように変貌していくのだった。
映画『悪魔の毒々おばあちゃん』の感想・評価・レビュー
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映画『悪魔の毒々おばあちゃん』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『悪魔の毒々おばあちゃん』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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