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映画『グラウンド・デス』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『グラウンド・デス』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。

また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。

映画『グラウンド・デス』の作品情報


出典:https://video.unext.jp/title/SID0039673

製作年 2018年
上映時間 87分
ジャンル サスペンス
アクション
監督 ラスムス・クロスター・ブロ
キャスト クリスティーヌ・ソーンデリス
サムソン・セメレ
クレシミル・ミキッチ
製作国 デンマーク

映画『グラウンド・デス』の登場人物(キャスト)

リー(クリスティーヌ・ソーンデリス)
デンマークの首都コペンハーゲンで行われている地下鉄工事を取材するため、工事現場である地下深くへ入って行った女性記者。採掘機械の先端部分近くにある気圧調整室での作業を取材しようとして、思わぬ事故に巻き込まれる。
イーヴォ(クレシミル・ミキッチ)
地下鉄工事の現場で、採掘機械の先端部分近くにある気圧調整室での作業を担当する、ベテラン作業員。家族のために給料のいいこの仕事を請け負ったと、取材に来たリーに語る。
バラン(サムソン・セメレ)
イーヴォの部下で、イーヴォと共に気圧調整室での作業を行う若い作業員。政情に不安のあるアフリカのエリトリアという国から来た難民で、母国に残した家族のために、地下深くでの仕事を選んだとリーに語る。

映画『グラウンド・デス』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『グラウンド・デス』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『グラウンド・デス』のあらすじ【起】

女性記者のリーは、コペンハーゲンで行われている地下鉄工事の取材をするため、工事中の地下深くへ入っていく。この工事は国家を上げての一大プロジェクトで、様々な国籍の作業員が地下に集まっていた。

リーは地下の空気圧を調整する、圧気作業が行われている現場に向かう。圧気作業を担当するのはクロアチア出身のイーヴォというベテラン作業員で、妻と子供には3か月に一度しか会えないが、家族のために給料のいいこの仕事を請け負ったとリーに語る。

イーヴォは若い部下のバランと共に、気圧調整室へ入っていく。バランは政治問題を抱えるアフリカのエリトリアから来た難民で、彼もまた母国に残した家族のために、環境の厳しい作業現場での仕事を選んでいた。

気圧調整室はカッターヘッドと呼ばれる採掘機械の先端近くに位置していて、リーはイーヴォたちの作業をすぐ近くで取材しようと考えるが、エイドリアンという作業員が危険だから調整室から出てくれとリーに忠告する。

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映画『グラウンド・デス』のあらすじ【承】

調整室から採掘現場にあたるカッターヘッドへ向かう場所は空気圧を変えているため、調整室は密閉されていて、慣れていない一般人が作業に立ち会うのは無理だとエイドリアンに説得され、リーはやむなく調整室を出る。

エイドリアンが調整室の外から無線でイーヴォと連絡を取り、調整室内の様子を確認しながらの作業が開始される。すると突然、一酸化炭素警報のアラームが鳴りだし、何が起きたのかとリーが周囲を見渡すと、トンネルの奥の方から煙が立ち上っているのを発見する。

エイドリアンはトンネル内で火災が発生したのだと察知し、リーに酸素吸入器を持たせて調整室の隣にある小部屋に入れ、そこで待機してくれと言って扉を閉める。リーは密閉された小さな部屋の中でじっと待ち続けるが、次第に室内の温度が上がり始め、たまらずに隣にいるイーヴォたちに小窓越しに話しかける。

イーヴォたちは隣にリーがいることに初めて気付き、空気圧を調整してリーを調整室の中に呼びこむ。

映画『グラウンド・デス』のあらすじ【転】

外で火災が起きているなら、密閉された調整室の中が一番安全だとイーヴォはリーに説明し、ここで救助を待とうと語る。しかしそれから時間が経過しても救助は現れず、調整室内の限られた酸素が次第に薄くなってくる中、リーは自分を待っている幼い娘のことが気になって来る。

そこでリーはトイレに行きたいからと、隣の小部屋に入って用を足すとイーヴォに告げる。イーヴォもそれを了承するが、リーは隣に入って扉を閉めると、室内に置いていた酸素吸入器を独り占めするため、内側からカギをかけようとする。

イーヴォがリーの様子に気付き、カギをかける前に調整室の中にリーを連れ戻す。リーはここを出て娘に会いたかったと必死に弁明するが、イーヴォはバランにリーを拘束するよう命ずる。

するとそこで、調整室の外から人の声が聞こえ、イーヴォたちは争うのを辞めて懸命に自分たちが調整室内にいることをアピールする。外にいたのは救助隊で、室内の気圧を元に戻してから外に連れ出すからと、イーヴォたちに指示を送る。

映画『グラウンド・デス』の結末・ラスト(ネタバレ)

しかし気圧を戻している最中に、調整室の外で爆発音が鳴り響き、扉に付いた小窓の向こうに炎が立ち上る。調整室内の温度もあっという間に上昇し、このままでは危険だと察したバランは、カッターヘッドのある採掘現場へ逃げようと叫ぶ。

リーは高温の影響で眩暈を起こしながらも必死に調整室から出るが、イーヴォはすでに意識を失っていて、バランとリーが調整室からイーヴォをひきずり出すものの、手が滑ってイーヴォはトンネルの下の部分に落下してしまう。

イーヴォはそのまま息を引き取り、取り残されたリーは採掘現場の土砂の中で、懸命に出口を探す。しかしバランも意識を失いそうになり、リーは酸素吸入器を作動させて、バランに酸素を吸わせる。するとバランは吸入器を独り占めしようと、リーを地面に押し倒す。

2人はそのまま気を失うが、そこに救助隊がやって来て、2人は減圧室の中に入れられる。リーは酸素を吸入しながら、いまだ意識不明のリーを見つめる。しばらくしてリーもようやく意識を取り戻し、すぐ横にいるバランをじっと見つめ返すのだった。

映画『グラウンド・デス』の感想・評価・レビュー

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映画『グラウンド・デス』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ

以上、映画『グラウンド・デス』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。

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