映画『モンスター・トーナメント 世界最強怪物決定戦』の概要:世界各国から集まったさまざまなモンスター達。彼らはかつて、人々に恐れられる存在であった。しかし今はひっそりとした暮らしをしていたモンスター達がナンバーワンをめぐって戦いを繰り広げる。
映画『モンスター・トーナメント 世界最強怪物決定戦』 作品情報
- 製作年:2011年
- 上映時間:90分
- ジャンル:SF、コメディ
- 監督:ジェシー・T・クック
- キャスト:デイヴ・フォーリー、ロバート・メイレット、アート・ヒンドル、ジミー・ハート etc
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映画『モンスター・トーナメント 世界最強怪物決定戦』 評価
- 点数:55点/100点
- オススメ度:★★☆☆☆
- ストーリー:★★☆☆☆
- キャスト起用:★★☆☆☆
- 映像技術:★★☆☆☆
- 演出:★★★☆☆
- 設定:★★★☆☆
[miho21]
映画『モンスター・トーナメント 世界最強怪物決定戦』 あらすじネタバレ(ストーリー解説)
映画『モンスター・トーナメント 世界最強怪物決定戦』のあらすじを紹介します。※ネタバレ含む
映画『モンスター・トーナメント 世界最強怪物決定戦』 あらすじ【起・承】
モンスター・トーナメントが開催される事となった。
ミドル級やヘビー級に分かれ、デスマッチが繰り広げられていく。
開催には苦労したと開催者のジミーは言うがテンションは最高潮。
開催は墓地で行われ、負けた者はこの墓地で永遠の眠りにつく事になる。
墓地の監理者はただ一言、「墓場を荒らすな」との発言を前に試合は始まっていく。
初戦のサイクロプスとウィッチ・ビッチそれぞれは、大戦前にトレーニングに励んでいた。
サイクロプスは目からビームも出せる強敵で、地道なトレーニングもかかさない。
今迄魔女狩りの如く人から虐げられて来た魔女は、ウィッチ・ビッチと名を改め人を見返す為に戦いに臨む。
しかし魔術も使わないウィッチ・ビッチは敗北。
2戦目はミイラ男とレディ・ヴァンパイア、強さの数値がほぼ変わりない戦いで、注目が集まる。
ミイラ男は古代の遺跡を使いレディ・ヴァンパイアの顔を焼くが、場外に投げ出され心臓をつかみ出され敗北。
興奮するジミー達。
勝利を手にレディ・ヴァンパイアが去りながらまずはミドル級の試合が終わる。
映画『モンスター・トーナメント 世界最強怪物決定戦』 結末・ラスト(ネタバレ)
クリーチャー部門のタイトルマッチは、スワンプ・ガットとオオカミ男の戦い。
それぞれが特徴を持ち、元は人間であるオオカミ男の葛藤や過去を映しながら試合は始まっていく。
体格の良いスワンプ・ガットは体から猛毒を撒き散らす驚異、戦いも経験豊富。
オオカミ男は未知数の状態だったが、プロレス技の様な「月面アタック」でスワンプ・ガットの腹に直撃、勝利を勝ち取る。
アンデッド部門の戦いは、墓場の主達である、ゾンビマンVSフランケンシュタイン。
フランケンシュタインは不敗神話を持ち、復活を繰り返す永遠の罪人。
ゾンビマンは組み合いを得意とし、底知れぬ食欲を持つ人食い死霊ながらも大佐により兵士として育てられた。
ゾンビマンはフランケンシュタインの死肉を貪るが、パワーではフランケンシュタインの威力に敵わない。頭を踏み潰しフランケンシュタインは勝利。
勝利で湧いていたが、墓地が騒ぎ出しゾンビが墓場から這い出て来た、解説者の腕を齧り一時騒然となるが、試合続行。
フランケンシュタインVSオオカッミ男の試合が始まる。
復讐心を糧にオオカミ男は繰り出すがチャンピョンベルトを手にしたのはフランケンシュタインであった。
映画『モンスター・トーナメント 世界最強怪物決定戦』 感想・評価・レビュー(ネタバレ)
映画『モンスター・トーナメント 世界最強怪物決定戦』について、感想・レビュー・解説・考察です。※ネタバレ含む
モンスター好きには気になる
世の中色々なモンスターが存在するが、時代と共に廃れてしまう物もいるのは事実である。しかし根強い人気をほこるモンスターがいるのも事実、その中でどのモンスターが結局は存在感などを知らしめる事が出来るかと言うテーマも気にはなる。
タイトルを見ただけでおバカな雰囲気を醸し出している。
たしかにヒューマン的ドラマ要素はなく、コントの様に戦うと言ったらそうなのだが、楽しさでは溢れている。
バカ笑いしたい人にはお勧めである。
その上、モンスター好きで普段パニックアクションやモンスターパニックなどのジャンルが好きな人には、普段個々での活躍をしていたモンスターが集結すると言うとテンションはあがるはずである。
同窓会的な雰囲気も不思議と出ているので、期待をせず子供の様な心で観てあげるとツボにはまるはず。
1人でより皆で
内容のおバカな雰囲気がおそらくパッケージを見ただけでも予想できてしまう映画なのだが、時間つぶしに…と1人で観る映画としてはお勧めしない。
意外とパーティーやお泊りの時に皆でワイワイみる方が楽しめる映画である。
内容的にデスマッチではあるが、プロレス観戦や同窓会の様な雰囲気が出ている映画なので、モンスターと言えどもワイワイした盛り上がりがある。
1人で観るにはつっこみ所が多すぎると思うので、是非皆で感想を言い合いながら観ると見終わった後も充実するはずである。
なお、意外とグロい部分があるものの程度によるが、耐えられる位の物なので、普段スプラッタが苦手な人でも平気である。
映画『モンスター・トーナメント 世界最強怪物決定戦』 まとめ
モンスターは世の中さまざま存在するが、時代とともに変化する物でもある。24時間営業の店舗や携帯電話、電気の普及が当たり前になっている現代では、丑三つ時自体がある意味存在しない。
昔では暗闇の中で恐怖を感じた存在でも今となると泊をつけないと恐怖感も盛り上がらないくらいになってしまったと言うモンスター達のリストラ危機の様な心境は理解出来る。
それも含めて観てあげると、おバカさが溢れているながらも楽しく観れる。
意外なのが1人で観るよりは友人など皆でワイワイ見る方が盛り上がる映画である。
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