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映画『エスケープ・ルーム(2019)』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『エスケープ・ルーム(2019)』のあらすじをネタバレありの起承転結で解説しています。また、累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『エスケープ・ルーム(2019)』を見た人におすすめの映画5選も紹介しています。

この記事でわかること
  • 『エスケープ・ルーム(2019)』の結末までのストーリー
  • 『エスケープ・ルーム(2019)』を見た感想・レビュー
  • 『エスケープ・ルーム(2019)』を見た人におすすめの映画5選

映画『エスケープ・ルーム(2019)』の作品情報


出典:https://video.unext.jp/title/SID0047611

製作年 2019年
上映時間 99分
ジャンル アクション
ホラー
監督 アダム・ロビテル
キャスト テイラー・ラッセル
ローガン・ミラー
デボラ・アン・ウォール
ジェイ・エリス
製作国 アメリカ

映画『エスケープ・ルーム(2019)』の登場人物(キャスト)

ゾーイ・デイビス(テイラー・ラッセル)
数学オタクで内気な女子学生。過去にとあるトラウマを抱えており、それ以来積極性を持てずにいる。
ベン・ミラー(ローガン・ミラー)
フリーターで、普段はスーパーで働いている。過去に飲酒運転で友人と事故にあった過去があり、それ以来酒浸りになっている。
アマンダ・ハーパー(デボラ・アン・ウォール)
従軍経験のある女性で、爆弾による攻撃から唯一生還した過去がある。優れた行動力とリーダーシップを持ち合わせている。
ジェイソン・ウォーカー(ジェイ・エリス)
投資家で利己的性格。ルームメイトとヨットで航海に出かけ、遭難した時に相手を死なせてしまった過去を持っている。
マイク・ノーラン(タイラー・ラビーン)
トラック運転手の中年男性。釣りが趣味で、場を和ませる発言をする人物。過去に炭鉱のガス爆発に巻き込まれた経験を持つ。
ダニー・カーン(ニック・ドダーニ)
リアル脱出ゲームマニアで数々の脱出ゲームをクリアしてきた。幼少期に一酸化炭素中毒で、ダニー以外の家族が亡くなっている。
ゲームマスター/ウータン博士(ヨリック・ヴァン・ヴァーヘニンゲン)
ゲームの進行役でミノス社の社員。エスケープ・ルーム内で様々な仕掛けを施して、ゾーイたちを苦しめる。

映画『エスケープ・ルーム(2019)』のネタバレあらすじ(起承転結)

映画『エスケープ・ルーム(2019)』のストーリーをネタバレありの起承転結で解説しています。この先、結末までのネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『エスケープ・ルーム(2019)』のあらすじ【起】

正体不明の人物から届けられた招待状。そこには、賞金一億円と書かれており、六人の男女がとある企業のビルの待合室に集められる。

理系女子大生のゾーイ、フリーターのベン、元軍人のアマンダ、投資家のジェイソン、トラック運転手のマイク、ゲームマニアのダニーが待合室で顔を合わせる。

招待者がなかなか現れず、部屋を出ようとしたベンが外に出ようとするのだが、扉が施錠されており、開かないことに気が付く。六人は、今流行りの脱出ゲームに参加させられていると思い込む。ドアノブが外れ、ダイヤル式になっていることに気付いたジェイソンは、部屋の中からヒントを探す。ダイヤルを回すとトラップが発動し、部屋の温度が急激に上昇し始める。

部屋を調査するゾーイは、テーブルのコースターに注目する。コースターの一つを押すと脱出用のダクトが出現し、間一髪のところで六人は脱出に成功する。

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映画『エスケープ・ルーム(2019)』を無料視聴できる動画配信サービスと方法
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映画『エスケープ・ルーム(2019)』のあらすじ【承】

外に出た六人の前には、小さな山小屋であった。周囲は本当の雪山のような景色で、ダニーははしゃぎ回る。ところが、またしてもドアは施錠され、壁から冷気が発射され、部屋の気温がどんどんと低下していく。

脱出用の鍵を探す六人。ベンが偶然にも氷の一か所に穴が開いていることに気付く。マイケルが見つけた釣り竿とゾーイが見つけた磁石を使って、氷に覆われた鍵を釣り上げることに成功する。

その一方、遠くでタバコを吸っていたベンに、ダニーがライターを要求する。ベンはライターを放り投げて、ダニーに取りに行くよう言い放つ。ダニーが取りに行こうとすると、氷の一部が爆発し、ダニーは氷の下へ落下する。そのままダニーは流されて亡くなってしまう。

ダニーの死に動揺する五人であったが、協力して氷の中から鍵を取り出すことに成功し、部屋の脱出に成功するのであった。

映画『エスケープ・ルーム(2019)』のあらすじ【転】

次に五人が入ったのは、上下が逆さまのビリヤードルーム。部屋にあった電話から不快な音が流れ、その音が流れるたびに部屋の床が抜け落ちる仕組みになっていた。

部屋を脱出するためには、金庫の中の鍵を手に入れる必要があった。アマンダが元軍人という経験を生かして、ビリヤードルームを駆け上がっていく。金庫の手前まで行くのだが、解除のために必要な番号が分からないでいた。

そこで部屋を注意深く見まわしたゾーイが、壁の一部がスライドパズルになっていることに気が付く。スライドパズルを解き、次の部屋への鍵を手に入れるアマンダであったが、出口までの足場を失ってしまう。鍵をジェイソンたちに投げ渡して、アマンダは床下へ落下していくのであった。

一行は、病室のような部屋に着く。そこで参加者のカルテを発見する。参加者には、共通点があり、全員大事故からの奇跡的な生還者であることが分かる。ゲームの運営者は、運が良い六人をゲームに参加させ、最も運が良いものを決めようとしていることが判明する。

映画『エスケープ・ルーム(2019)』の結末・ラスト(ネタバレ)

ゲームマスターの映像が流れ、五分以内にこの部屋から抜け出さないと毒ガスが噴射されることが伝えられる。ジェイソンは、映像のヒントから心拍数がヒントであると考え、心拍数を上げようとAEDを使用するが、電気ショックでマイケルが死んでしまう。ジェイソンは、逆に心拍数を下げることで、次の部屋への出口を出現させる。ゾーイは、次の部屋へ進むことを拒否し、毒ガスを吸い倒れる。

ジェイソンとベンは、狭い部屋に着く。二人は、硬い扉を協力して開けようとするが、扉に毒が塗ってあった。解毒剤をめぐって、二人は争う。ベンがジョンソンを倒し、次の部屋へ進む。一方で、死んだと思われていたゾーイも酸素ボンベを使うことで生き延びていた。

ベンとゾーイは、ゲームマスターの元まで辿り着き、ゲームの目的を聞く。ゾーイがゲームマスターを撃ち殺し、建物から脱出することに成功する。

数か月後、ベンとゾーイはゲームの黒幕を探していた。ところが、旅に出た二人の前に新たなゲームが始まるのであった。

映画『エスケープ・ルーム(2019)』の感想・評価・レビュー(ネタバレ)

閉じ込められた部屋を舞台にした脱出劇というシンプルな構図ながら、次第に明かされていく各キャラクターの過去が非常に緻密に組み込まれていて、単なるスリラーにとどまらない深みがありました。個人的には最初の「氷の部屋」と「反重力の部屋」が特に緊張感があり、映像演出も見ごたえがありました。最後のオチが少し唐突に感じられたのが惜しいところですが、シリーズ化を意識しているのだと思えば納得。続編も観てみたいと思える作品です。(20代 男性)


予想以上にスリリングで、観ていて何度も手に汗握りました。謎解き要素も程よく、ただのホラーではない点が良かったです。登場人物それぞれが過去のトラウマを抱えているという設定が物語に重みを与えていて、「生き残るべき人とは誰か」というテーマに深く考えさせられました。最後の脱出と真相の暴露は若干強引に感じましたが、テンポの良さで最後まで飽きずに楽しめました。(30代 女性)


リアル脱出ゲーム好きとしては、序盤から興味を惹かれました。ただ、現実にはありえない極限状態が描かれていくことで、ゲームというよりもサバイバルホラーに近い印象に。登場人物の過去がトラップに反映されている点は良かったですが、死に方がややご都合主義で、感情移入しづらかったのが惜しいです。とはいえ、テンションは終始高めで、緊迫感が欲しい人にはおすすめの一本です。(40代 男性)


ホラーが苦手な私でも楽しめました。グロ描写は控えめで、心理的な恐怖や緊張感にフォーカスされていたのが良かったです。途中までは「誰が仕組んだの?」という謎に引き込まれましたが、ラストの展開が若干急ぎすぎた感じも。女性キャラたちの描写がやや薄かったのも気になりました。とはいえ、全体的にテンポも良く、短時間でスリルを味わえる作品としては十分満足です。(20代 女性)


視覚的にとても面白い映画でした。部屋ごとの演出に工夫があり、「次は何が起こるのか」というワクワク感がずっと続いていました。特に「逆さまの部屋」はセットの完成度に驚かされました。キャラクターたちのバックストーリーもそれなりに描かれており、単なるデスゲームとは一線を画していたと思います。もう少しラストに説得力があれば、もっと評価できたかも。(50代 男性)


終盤まで一気に観られるテンポの良さが光っていました。特に「病院の部屋」は自分のトラウマとも重なり、胸に迫るものがありました。主人公ゾーイの知的で冷静な判断が物語を引っ張っていて、女性が主導するスリラーとしても好感が持てました。最後の展開は伏線をもっと丁寧に回収してほしかったですが、続編があると考えれば納得。面白かったです。(30代 女性)


普段あまりホラーを見ないのですが、友人に勧められて観ました。謎解きの難易度もちょうどよく、観客を巻き込むような緊張感がありました。途中で登場人物が次々と脱落していく展開には驚きましたが、それぞれの死に方がその人の人生にリンクしているのが深かったです。最後の対決と真相は少し駆け足でしたが、全体として良質なサスペンスでした。(10代 男性)


「死のエスケープルーム」という題材に惹かれて観ましたが、思った以上に心理的に怖くてドキドキしました。映像や音響も効果的で、特に「毒ガス部屋」は本当に自分も息苦しくなるほどリアルでした。キャラクターたちが抱える過去の描き方も丁寧で、感情移入しやすかったです。ただ、もう少し黒幕の動機に深みがあれば…という気もします。次作に期待ですね。(40代 女性)


サバイバル系の映画が好きな私にはかなり刺さる内容でした。部屋ごとの仕掛けが斬新で、次に何が起こるか予想がつかず、息を飲む展開の連続でした。特に「ビリヤードルーム」のトラップは、映像としてもアイデアとしても秀逸。ストーリーの軸として、プレイヤーたちが偶然ではなく選ばれていた理由が明かされていく流れも見事でした。シリーズものとして成功する可能性を感じます。(30代 男性)


全体的にコンパクトながらよく作られていて、気軽に楽しめるスリラー映画でした。謎解きやアクション、サスペンスがバランスよく配置されていて、退屈する暇がなかったです。後半、やや説明不足な部分があり、「なぜあの組織が?」と疑問は残りましたが、それを補って余りあるほど展開がスリリングで面白かったです。ゾーイとベンの生存が希望として残るのも良かったです。(60代 男性)

映画『エスケープ・ルーム(2019)』を見た人におすすめの映画5選

累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『エスケープ・ルーム(2019)』を見た人におすすめの映画5選を紹介します。

ソウ(SAW)

この映画を一言で表すと?

極限の選択と残酷なゲームに翻弄される衝撃のデスゲーム・スリラー!

どんな話?

見知らぬ者同士が閉じ込められた空間で、命をかけたゲームに強制参加させられる。生き残るためには、自分や他人を犠牲にしなければならないというジレンマが描かれ、真犯人“ジグソウ”の存在が謎を呼ぶサスペンスホラーです。

ここがおすすめ!

緻密に計算されたトラップと心理戦がスリル満点で、一度観たら忘れられない展開が待っています。どんでん返しのラストも話題で、シリーズ化されるほどの中毒性があります。ショッキングな描写と人間の本性が交差する傑作です。

キューブ(CUBE)

この映画を一言で表すと?

謎の立方体空間で繰り広げられる究極の脱出劇!

どんな話?

理由も分からず立方体の部屋に閉じ込められた男女が、死のトラップが仕掛けられた部屋を通過しながら脱出を試みる。部屋ごとに謎や危険があり、登場人物の性格や背景が次第に浮き彫りになっていきます。

ここがおすすめ!

シンプルな設定ながら極限状態での人間ドラマと緊張感が際立ちます。密室サスペンスの原点ともいえる本作は、先が読めない展開と最低限の舞台設定で見事なサスペンスを描いており、今なお評価され続けている名作です。

ファイナル・デスティネーション

この映画を一言で表すと?

死から逃れられない運命に立ち向かうスリル満点のサバイバル!

どんな話?

ある高校生が飛行機の墜落を予知し、死を免れた仲間たちと共に運命に逆らおうとする。しかし、“死”は決して逃すことなく、次々と不可解な事故で命を奪いに来る…。運命の法則と死の順番を逆転できるのかが鍵となります。

ここがおすすめ!

予知と死の連鎖というスリリングな設定が魅力で、1つ1つの“死”が工夫された演出で描かれています。先を読む楽しさと緊張感が絶妙で、思わぬ死に方が続出するため、観客の予想を裏切り続ける作品です。

パラノーマル・アクティビティ

この映画を一言で表すと?

リアルすぎて眠れなくなる、低予算から生まれた大ヒットホラー!

どんな話?

新居に越してきたカップルが夜中に起きる怪現象をカメラで記録し始めると、次第に恐ろしい存在が明らかに。手持ちカメラ風の視点で進行し、リアルタイムで悪化していく恐怖を体感することができます。

ここがおすすめ!

“見えない恐怖”をここまで体感させる映画は稀で、ドキュメンタリー調の演出が恐怖を倍増させています。観る人に「本当にあったのでは」と思わせるほどの臨場感と緊張感が魅力で、低予算ながら世界的な成功を収めました。

ザ・ベルコ・エクスペリメント

この映画を一言で表すと?

職場が戦場に!? 監禁された社員たちのデスゲーム・サバイバル!

どんな話?

南米の外資系企業のオフィスビルが突然封鎖され、社員たちに「同僚を殺せ」という指示が下る。命令に従わなければ殺される極限状況で、次第に理性が崩壊し、狂気が支配していく…。倫理と生存の狭間で揺れる群像劇です。

ここがおすすめ!

閉鎖空間での集団心理やサバイバル本能がむき出しになる過程がスリリング。社会的立場や関係性が変化していく描写が面白く、エンタメ性とメッセージ性のバランスも絶妙。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のジェームズ・ガン脚本も話題。

この記事の編集者
影山みほ

当サイト『MIHOシネマ』の編集長。累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家です。多数のメディア掲載実績やテレビ局の映画番組とのタイアップ実績があります。平素より映画監督、俳優、映画配給会社、映画宣伝会社などとお取引をさせていただいており、映画情報の発信および映画作品・映画イベント等の紹介やPRをさせていただいております。当サイトの他に映画メディア『シネマヴィスタ』の編集長も兼任しています。

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